暦上の四十九日が過ぎました





2/14他界した父の忌が明けた
結構長かった気がする







笑ってはいけないとか
派手な服を着ないとか
遊ばないとか
そこまで厳格に
自分に課したつもりはないけれど






粗食
質素
清貧

と、いう日頃の生活線上で
ひたすら地味に過ごした
まあ、通常運転の範囲内である




この歳になれば
結婚式も呼ばれないし
今は祭りの季節でもない
喪中なのでと断らねばならないような
慶事はほぼ無かった






そうはいっても
唯一のハレの日があり
学校の式典で




笑ったり
跳ねたり
歌ったりして
私の知らないうちに
あなたは勝手に
大きくなってしまいましたね
 





と、書いてあったのを見て
密かに涙を堪えたりした






しかし
喪中は1年間と思えば
まだ喪は明けていないのだ




でも、
私の中では一区切りである








やはり
泣き寝入りして葬祭費を払うことになったり
(あらかた予想はついていた)

母は毎日隠れるようにして暮らしているが

樹木葬の新しい区画が出来上がりかけたので
見に来て欲しいとか
少し明るい話もあった


いつまでも骨壷を自宅に置いておくのは
結果的に線香を上げたい訪問者を呼んでしまう
勝手に墓参りしてくれるなら
そっちの方がいい






春は物入りで金がかかる
学用品だとか
それでなくとも
帰省費用のカード請求が来る 
車検もあった



車検中の代車が
ハイブリッド(とはいえ前の型)だったり
ハイブリッドなのにキーレスでないとか
便利さの基準を考えさせられた

ミニバンを乗り回す身には
ステーションワゴンは低すぎる
腰痛がある人には苦しい角度だろう

子供らから苦情が殺到し
買替は先送りになった
地球環境よりも車内環境
人間のエゴ丸出しである

人気車種は納車まで1年待ちらしい
壊れてから頼んだら間に合わない

かれこれ同じ車に15年乗っているのだが
どうせなら代車くらい
大きい車に乗ってみたかった
大概毎回小さいのだ






そんなこんなで4月になった

相変わらず
腹を満たすだけの食事と
仕事と家庭を回すだけの
シケた毎日だが




秋に買った金木犀グッズの残り香を楽しんだり
(意外と長持ち)

水道水を飲めて良かった♡とか
(地域によっては不味くてとても飲めない)

息が出来てるから生きてる♡とか
(花粉で視界が白い上に喉のジャリジャリ感が酷い)


幸せの神経を麻痺させて
頑張っていこうと思います