テフロン製品を辞める | Tak Tateishiのブログ

Tak Tateishiのブログ

西洋的、科学的、途上国的、文系的、言語的と、多角的な面からものを見る。

子供の改札音が違うことにやっと気付いたTaq

 

↑知ってる?常識かしら。

 

JR線だと「ピヨピヨ」と音がする。

たぶんランプも点灯している。

 

身の回りから、新たな気付きを。

 

ぜひ心掛けたいことよね。

 

 

それでは2月更新いこー。

 




こないだ(2/5)の東京の雪景色。
足元はスキー場のように雪をちゃんと感じるほどで、
なかなかしっかり降ったね雪



四ツ谷の天然モノの鯛焼き屋さん、"わかば" 行ってみてん口笛
平日夕方でも30分待ったね。



分かるかな?
一気にたくさん作れるのが養殖モノで、
1尾ずつ作るのが天然モノらしい。

あんたっぷりで美味しかったねよだれ




今年真面目に取り組んでいる食事テーマは、
「豆と魚」 🫘&🐟

我らがVermicularで定期的に調理していこう。

お弁当のおかずにもなるし、何より食物繊維だニコニコ




さて、


本題へ。



あなたは、

フッ素コーティングフライパンを使っているだろうか?



フライパン等の調理器具のコーティング素材として有名なテフロンを含め、

油や水、食材がくっつかないことで便利だが、

昨今、PFAS問題、として、大きく取り上げられているのをご存知だろうか。






有機フッ素化合物という総称で、
世界中で5000だの、10000種類もあるともいわれているが、分解されずに人体や環境に残るということで、"永遠の化学物質" と呼ばれている。

戦時中に耐水性コーティングとして優れていることが分かり、戦車などのコーティング剤として使われ始めた中で、

フライパンに使えば、油をひかなくても食材が焦げ付かないという性質を持つため、世界中で売れている素材のようだ。





よかったら、
この映画は見てみて 

「ダーク・ウォーターズ」




映画で描写されている中でも、

動物実験で毒性が見られたとか、
生産している工場周辺で、住人や家畜に病気が見られたとか、
まだまだ解決されたことではなく、続いている事象であるということもあり、
なかなかに、問題は根強そうだ。




こういった、企業が環境中に毒を撒いた系の話は、
昔から無数にある。
人類の歴史そのものと言っても過言ではないくらいだが、そのたびに人類は学び、それを防ぐための施策を考えてやってきたわけだ。

水俣病だってそうだ。




何が難しいって、

中長期的に毒性がないかどうかを調べることは、

なかなかの費用と時間がかかるのである。


今実は、
化粧品原料の安全性を担保する試験を取り扱っていて、

皮膚に対する毒性はもちろん、

アレルギーを引き起こさないかどうか、

目に入ったとしても問題ないかを調べる試験を実施する。


更にしっかりと安全生を調べる必要のある、
医薬品原料なんかだと、

がんを引き起こさないことや、

生殖発生毒性といって、

その物質を接種した個体が妊娠して継代されたとしても、生殖が変わらず正常に行われるか、あるいはサリドマイドのように奇形を起こさないかを調べる試験もある。



PFOA、PFASの種類が5000も10000もあると言われているなかで、それぞれに対して、こうした試験をやっているかどうかも不明だし、

たとえ化合物が同じ構造だったとしても、
生産するメーカーが異なれば、再度その安全性試験をしているかどうかも、また一つの確認すべきポイントとなる。


前述の映画「ダーク・ウォーターズ」では、
まさかあのデュポンが、という、
信頼できると思っていた大企業でさえ起こり得ることを考えると、

私としては、
フッ素化合物の製品に対しては、
警戒をすべきなのではという結論に至った。




どうやら、

情報源によっては、「フライパン用は問題ない」という情報もあるようだけれども、

これほど汎用的に使われているような製品の安全性が、どこまで担保できるか、その見極めはなかなかに難しい。

おびただしい数の会社から、同じような製品が出ているからね。







そんなこともあり、

我が家では、

鉄のフライパンと、ステンレスの鍋、そしてVermicularも含めたホーローの鍋を使っている。


そして、

半年以上前に購入した新しいフライパンが、

先日届いた。




その名も、

魔法のフライパン

三重県の錦見鋳造というメーカーの製品で、

一時は3年待ちだったのだけれども、

私が去年の6月に発注したら、
今年の1月に届いた爆笑 (7ヶ月待ちね)


(それこそカンブリア宮殿でも紹介されてましてん)



使ってみているけれども、

これは本当に素晴らしい!!!ラブ

薄く作られているから火が通りやすく、
同じ理由で軽いのもステキなのだけれど、

何より、鉄のフライパンで悩みがちな、
焦げやすさ、くっつきやすさを感じない。

持ち手の部分だけ、手にめり込んできがちなので、使うときに少し工夫がいりそうだけど、それ以外はまさに、テフロンフライパンの代替を探している人にはピッタリだと思う。



人生とは選択である。

そして、

選択は、自分が生きてきた中で得られた情報の中からしか行えない。




PFASの情報を取り入れて、

それが有害であると疑われるのならば、

それを避けるような行動を選択しよう。




皆様の健康を祈って






また!


Taq