【住宅間取りの変化をいくつか】 | 茨木市の不動産ブログ

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30年程住宅設計に携わってきた経験から、近年に間取りの要望変化をいくつかピックアップ

 

ここ30年でもかなり間取りが変化してきているの実感できます

これから5年・10年くらいは更に変化してもおかしくなさそう

 

一番大きなのは和室だと思うんです。そのへんも含めて書いていきます

 

 

 

①和室が無くなっている

 

15年・20年前は当たり前のように設計していた和室。ここ数年は間取りの希望にも上がってこなくなりました。個人的には畳は好きなので寂しい気持ちもありますが・・・

 

要望されるとしても、和室といいうより洋室で畳を敷いただけの洋和室。それも単独和室ではなくリビング隣接がほぼですね。あとは小さい畳コーナーといった感じかな。

 

床の間・仏壇入れ・長押・隅柱・出書院・広縁、、、、、、知っている設計も減っていくんじゃないでしょうか(汗)

 

 

②ファミリークロークやシューズクローク

 

特にファミリークロークの要望が断トツに増えています。

 

「納戸」ではなく、家族で常時使用する収納に変化しています。昔はタンスを持っている人がほとんどだったんです。家を建てて各部屋にクローゼットを取っても、そのタンスを置いておく部屋(納戸)は当たり前のように要望がありました。

 

タンスが減ってその代わりに、共有して収納を取ろうという発想かな。

 

 

③子供部屋などは小さくてもいい

 

こちらも昔は6帖が絶対条件、なかには8帖欲しいっていう方もいらっしゃいました。

 

それが現在は4.5帖とかそれよりも狭くてもいいっていう要望も浸透してきた感じですね。帖数というよりベッドや机の置き方さえ注意して設計すればそれはアリだと思います

 

各部屋を広くするなら、LDKの広さや仕様設備に予算を回したいという流れもあるかと思います

 

 

④バルコニー無し

 

これも増えてきましたね。私としてはやっとその設計に慣れてきたという感じ。

たしかに使用する事は少ないし、物干しも両働きや花粉という事もあって、室内干しが主流になってきた感じです

 

 

⑤浴室やトイレに窓はいらない

 

これもようやく慣れてきた・・・

断熱効率考えたら壁の方がいいしね。窓を開けるというより機械換気が主流になってきています

 

 

 

まだまだあるのですが、時間がないのでまたの機会にかいてみたいと思います

 

 

 

 

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