【坪計算と坪単価の判断】 | 茨木市の不動産ブログ

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坪単価って何?って話ですが、私とか住宅・不動産業界にいてる人間にとったら坪単価って馴染み深いんですが、普通は、特に若い人はピンとこないかも。

 

 

 

という事で、基本的な話ですが坪単価をご説明します。

 

まず坪というのは面積の事ですね、1坪は約3.3㎡。畳2帖分の面積です。

 

坪計算はどうするか?というと、㎡数に0.3025を掛けてください

土地面積100㎡なら、100×0.3025で30.25坪となります。

土地価格3000万円で30.25坪の面積なら、土地坪単価99.17万円となります。1坪あたり約99万円の土地という事。

 

マンションでも一緒で、専有面積75㎡なら22.68坪。価格が4,000万円なら4000÷22.68で坪単価176.3万円となります。

 

 

土地やマンションは分かりやすいんですよ。過去の事例や周辺で売り出されている物件も同じように計算すれば、坪単価の違いが比較できるから。

 

 

 

難しいのが建物だと思うんですね

 

新築でハウスメーカーや工務店などの建物を比較する時に、建物本体価格で説明されると「どこまで含んだ価格なん?」ってなるんです。

 

屋外の水道などの配管工事、ガス工事・屋外の電気工事や基礎掘った時の残土処分とかが別途で出てくる住宅会社もあればある程度含んで見積りされている会社もある。

建築確認申請も同様だし、設計費用を別途で出してくる会社もあります。消費税もかな。

 

 

なので「建物本体価格は坪80万円です」って説明されても、結局は見積り総額が出てくるまでは判断しちゃいけませんって話になります。

 

 

 

私もハウスメーカー出身なので、住宅会社側の気持ちも分かるんです。

 

建物本体価格は一般的な請負金額の平均って事で説明はできるけど、外部工事って土地によってかなり変わってくるんですよ・・・・・。

道路と高低差がある土地だったら、残土処分費用がかなり出る可能性もあるし、基礎費用も変わってくる(深基礎や高基礎の可能性があるので)。水道管も昔の13mmのままだったら、20mmに引替ないといけない。

 

土地を調査しないと分からないので、初回接客ではしっかりとお伝えする事が難しかったりする訳です。

 

 

 

このあたりは住宅の営業マンが、誤解のないように上手に説明してお客様に理解してもらう事が重要になります

 

 

 

長々と書きましたが、建物の坪単価についてはあくまで目安程度にしておいて、キチンと調査をしてもらった上で総額を提示されてから判断する様にしないと、あとで「結構別途費用があるんや・・・」って事になりますのでご注意ください。

 

 

 

 

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