昨日のネットニュースで【30坪未満の家なぜ増えた?】という記事がありました。
たしかに昔ほど建物の面積へのコダワリが少なくなっているのは私自身も感じていまして、その理由を検証したいと思います。*建築費などが高くなってというのもあるでしょうけど、予算ではなく考え方の部分での検証です。
記事では3つ理由が書いてありまして
①広さよりも性能やデザインを重要視する家庭が増えた
これは確かに言えてる。性能は基本の部分ですので別にしても、広さよりデザイン重視というのはここ数年特に目立ってきていますね。インスタなどで内装・設備の情報がメチャクチャ入手できますので、広さという空間よりもデザインという空間作りにシフトしていってるんだと思います。自分らしさ(好み)が大事になってきている時代です。
②共働きが増えて、家にいる時間が短く・・・・・
これはどうだろう?お客様と打合せをしていても、共働きが増えたから家が小さくなるっていう感覚はあんまり無いかな。これは私の中では保留。
③4LDKの要望から3LDKの要望へと変わっていったこと
これは分かる。昔は聞くまでもなく当たり前のように4LDKが基準になってましたけど、最近は「部屋数は4LDKですか?3LDKですか?」って質問が増えています。
そりゃ4LDKの方がいいんでしょうけど、部屋数を確保する事によってLDKなどの空間が狭くなるんだったら、3LDKでいいからLDKを広く取りたいって要望が圧倒的に多くなってきている。
誰かが泊まれる部屋または客間っていう感覚が無くなってきていますね。これからは和室がどんどん少なくなっていくんだろうな・・・日本建築空間好きとしてはちょっと寂しいですが。
こんな感じで、LDKなどの空間は出来るだけ広くして、各洋室は必要最小限でいい!って要望になると確かに延床面積は30坪以内でおさまる。
あとはその空間をどう見せて(魅せて)いくのかっていう建築素材やテクニックです。照明計画も含めて、楽しんでいきましょう。
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