お客様と話をしていて知ったんですけど、先週で千里万博公園の住宅展示場がクローズしたんですね・・・。
セキスイに入社して最初の配属先が千里だったし、その後も転勤がありながら千里に戻ってきたりしてたんで、やっぱり一番愛着がある展示場。
クローズといっても箕面に移転という形で、規模は少し小さくなるみたいです。
住宅会社をやっていて会社の規模を大きくしたいとなると、住宅展示場に出展するという選択肢が経営者は思い付くみたいですが(私も相談された事がある)、個人的には反対。
集客という面では確かに増えますが、やっぱ経費がかかってくる。出展料だけで月に100万円~200万円は必要だし、人員配置・運営経費などを考えると年間でかなりのお金が必要になります。
それなら各地域に根ざして、販売エリアを広げる方が堅実じゃないかなぁ。
30坪~40坪の土地を買ってそこにモデルハウスを建てたら、仮に4,000万円~5,000万円かかったとしても住宅展示場への出展と比べれば、数年でペイする気がします。
最後はモデルハウス販売として売却する事も出来るし(税務上の事は分かりませんが)。
なんにしてもハウスメーカー経験者として、経費っていうのを見てきているので、販売価格を押し上げてしまう要因になるのは間違いない。
経緯 VS 集客数(契約数)、これがペイできるかどうかがポイント。「展示場に出展すれば」という考えだけでは、現実はなかなか難しいと思います・・・。
競合他社がひしめく住宅展示場で成功するには、結局は【人】。大手ハウスメーカーなどと競合する中で、どれだけお客さんに選ばれる人材を育てるのかが大切になってきます。
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