【お客様に知られたくない不動産買取の仕組みとは】 | 茨木市の不動産ブログ

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不動産会社による買取の問題点というのが感覚的に難しい・・・質問がありました。ココでは簡単に例え話で書いてみたいと思います。

 

 


①お客さん(売主様)が自宅で取れたスイカを売りたいと考えています。そこで販売会社A(不動産仲介会社)に相談をし、1,000円で売り出す事になりました。

 


②販売会社Aは広く宣伝し売る事を優先すべきですが、そのフリだけして全く売る気はありません

 


③しばらくして、「なかなか売れません・・・でも700円で買うという人がいます。もう売ってた方がいいと思いますよ」という話でお客さん(売主様)を説得します。


お客さんも「なかなか売れないし、待ってるのも疲れるから・・・」と700円で売る決心をします。

 


④700円で買う人って、実は卸業者X(買取の不動産会社)なんですね。

 


⑤そんなこんなで卸業者Xが買い取り、広く販売告知をして、スイカをキレイな包装なんかして、再度販売します。価格は1,300円。

 

 


これが買い取りの流れ。

 

ちなみにこの再販売は卸業者Xが直接するんじゃなくて、最初の販売会社Aがするんです。もっと言うと、Aが再販売する事を条件に卸業者Xに買取させるわけ。

 

 


お客さん(売主様)は300円損してるし、1,300円で買うお客さんも(本来は1,000円で買えたのに)結果的に損してる。


卸業者Xは利益が出るし、販売会社Aもそれぞれの取引で仲介料が発生してるからかなりの利益。

 

 


不動産会社同士が得して、売主・買主になるお客さんが損してる構図になります。


こんな事を平気でやってる不動産会社が多いですよ。平気どころか、それを狙ってる(汗)。

どこがお客様のためなんでしょう?本当によくある話ですので気をつけてください。

 

 

 

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