ホームインスペクション
って聞かれた事ありますか?不動産や住宅建築を検討されている方はネットなどで見たかもしれませんが、【住宅診断】の事です。外壁や基礎・建物の傾き・内部設備などを、住宅診断士という専門の人に主に目視で検査してもらいます。
中古だけではなく、新築でもキチンと図面通りまたは法律通りに施工されているかをチェックしてもらえます。
ホームインスペクション自体はかなり前からあったのですが、不動産取引でも結構見かけるようになってきたのは、ここ2・3年ですね。
思い返せば、私が初めて出会ったのはたぶん2,000年位だったと思うんです。当時はハウスメーカーに勤務していましたので、取り扱っているのは新築注文建築。
契約したお客様だったか、打合せ中のお客様だったか記憶が定かではありませんが、「完成時に建物チェックを第3者に入ってもらうのは可能ですか?」って聞かれたんです。
当時は私もまだ4年目か5年目くらいで、第3者の建物診断?ってな感じで知識もなく、この様なホームインスペクション的な考えも世の中には全然浸透していなかった。
さくら事務所ってところにお願いしたいって言われた記憶です(たぶん)。東京の会社ですので、当時大阪でも業務が可能だったのかどうかまで覚えていないのですが・・・・・。今ではホームインスペクションと言えばみたいな感じで、全国対応されていて立派な会社さんです。
で私は初めての経験で、完成前に第3者が現場に入るって事で「会社に確認してみます」と答えて、結局ホームインスペクションはしなかったんですね。
今となっては、とても恥ずかしい(汗)。お客様はやっぱり不安だったと思うんですね、その気持ちに応えられなかった・・・。てか気付きもしなかった。
まだまだホームインスペクション実施率は低い状態ではありますが、本来は売主様が実施して「建物はこんな状態です」って購入検討者にハッキリ言えますし、結果が良ければより自信持って見てもらう事ができます。
売主様の方でしなくても、買主様が希望すれば出来るだけ対応してあげるのが本来ではあります。
たまに不動産会社が出している物件資料見ていると「売主による実施なし、買主による実施は不可」とか書いている時があるんですけど、(理由はあるのか知りませんよ)ちょっとね・・・・・って感じてしまいます。
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