20日が、彼との想い出の日だった
その日に彼がまだ想っててくれたら、想い出の場所に来てくれると思った

もちろん私も一日中いられた訳では無く、彼の仕事が始まる時間から逆算して、この時間帯ならと言う時間待っていた

でも、来なかった
僅かな期待も、もろく打ち砕かれ、友達からの批判や、孤独に耐えてた心が、音を立てて粉々になった

私の愛は幻想だったのかな
自分で美化して、純愛だと信じて、彼も辛く苦渋の選択をしたんだと自分に言い聞かせてた

どんなに綺麗な言葉で取り繕っても、不倫は不倫
ドラマでのセリフに、『喜ばない、期待しない、未来を見ない…
どんなに普通の恋愛だと思っても、不倫は不倫
ゴールはない
必ず別れが来るのだから』
って言うのがあった

私は彼と付き合っている時、不思議と別れを考えなかった
ずーっといられると思ってた
それは、私が結婚を望まなかったから
年に何度か会えたらいいなって思ってた
LINEや電話で十分幸せだった

そんな私を見てて、彼が耐えられなくなったようだった
何も出来ない自分を責めるようになり、私にも当たり出した
自分が都合よすぎる、私を悲しませてる、ずっと側にいてあげられない
そんなこと最初からわかってたし、私はそれでいいと何度も言ったのに、自分の気持ちを優先されてしまった

でも、周りからしたら、私を選ばず奥さんを選んだズルい男
私は捨てられたって事らしい
そんな男を想い続けてる私はバカな女

一般にそう思われるのも当然
私が第三者でもそう思う

何かが否定する

それに耳を傾けると、2人にしかわからない感覚があった
言葉でキツイこと言ってても心の涙が見えていた
そんな感覚が一般論を否定する

それでも、一つの区切りをつけようと決心した
毎日書いていた彼への手紙を想い出の日最後にした
別れた日から260日目
年も取り、心の支えが私にも必要なんです

あなたに縛られて過ごすことに、少し自由を下さい
私の心に自由を…

心をリセットして、新しい私に生まれ変わる為に!

私の夏はもう終わった
一週間地元に帰り、遊び呆け、毎晩夜な夜な飲んで騒いだ
あっという間に時間は過ぎた

私が夏休みの一週間、ぎっちりスケジュールを入れたのは、地元に帰ると彼の思い出が多くて、もしかしたら会うかも…みたいな期待もあったり、近くに行こうと思えば行ける場所なだけに、気持ちがそうならないように友達と夜中まで過ごした

それでも、思い出の日の午前中や午後の少しでも時間があると、待ち合わせた公園で彼を待った
彼をひたすら待っているのにナンパまでされて…
なんか寂しそうに見えるのかな

待ち人来らず
運命の人だったり、会わなければいけない人なら、どこかで必ず出逢う
今回彼が私に会いたければ会える環境は整っていた
私が帰省しているのもわかるようにタイムラインにアップもした
それでも、来なかったのは、もう会いたくないからだと思うようにしなきゃ

帰省している間に、二人の友達から心をズタズタにされた
一人は彼のこと、一人は父のことで
そんなに言わなくてもってほど言われ、もう何もかも嫌になった
もうどうにでもなれって思う

私の人生、人にとやかく言われたくない
何も知らないのに、あんな批判出来るのかな
私のためにありがとうって言える範囲じゃないから

また東京に戻り、一人になって考えた
今夜も一人
ずーっと一人

まだまだ幸せも遠いな~
朝の番組で、女子会男子というのを取り上げていた

女子会の中に一人だけ参加する男子のことらしい

ハーレム状態でさぞや待遇が良さそう…なんていうのは浅はか
女子会男子の気の使いようは半端じゃない

料理の取り分け、記念写真を女子だけで撮ってあげ、先に帰った人の分で余った料理を食べ、恋愛相談に男子目線でのる…
楽しいのかな~
女子に言わせると、一緒にいても恋愛感情にならなくて違和感なく女子会に参加し、恋愛相談には男子としてアドバイスしてくれる人が良いらしい

まぁ、ハタからみたら情けない男子で呆れちゃうとこあるけど、私の年になっても女子会男子は現実にいる

先の女子会男子定義にはちょっと外れるが、一緒にいて違和感なく、恋愛感情には発展しないというところは同じ

同い年なのにパパ扱い出来る安心感
独身高齢女子達を説教もするが見守っててくれる
そんな女子会男子を私達も大切にもてなす

しかも羽振りがいいからご馳走してくれるし、有難い存在

たまに男子を連れて来たりしてくれて出会いの場にもしてくれる

天地がひっくり返っても、無人島に二人になっても恋愛にはならないし、なんなら一緒にお風呂にも入れるし、寝ることも出来るけど、男女の仲にはならないって断言できる

これからさきの事はわからないと言うが、こればかりはハッキリと無しと言える
こちらからだけじゃなく、向こうも思ってるし(笑)

そんな愛すべき女子会男子をこれからも大切にして、一生楽しい関係でいたいと思う独身高齢女子達なのであった