私は、病気がわかって、
手術を決めた時、
２つの事を心に決めていました。
ネットは、見ない。
根拠のない話を聞いて、
踊らされるのは嫌だと思ったのです。
姉の言うことしか聞かない。
同じ事なのですが、
いろいろな情報を
姉のフィルターを通してから
受け取ろうと思ったのです。
たくさんの情報はあるけれど、
同じ病気でも、
その人と私は違う人間なので、
病状も、
薬の効き方も、
病気のとらえ方も、
何もかも違うので、
うのみにするわけにはいかない
と思ったのが私の結論でした。
姉は、
たくさんの人の意見や、
書物や、
それこそネットを何時間も何日も見て、
考えて、
私の性分と体と
精神状態も考えて、
私に最低限で最高の情報をくれました。
間違いありませんでした。
この歳にもなると、
周りでいろんな病気になっている
先輩たちがいます。
自分の体験を、
私の目を見て、
一生懸命、涙を浮かべながら
説明してくれました。
そして、最後には、みんな
「絶対大丈夫！
元気になるから！」
と言ってくれました。
その人たちも、もちろん、
元気になってます。
その中でも、
治療法のないという
大病になっていた先輩は、
一言
「そういう風に
病気になってるのは、
Ｍちゃんだけじゃない
から！
みんないるから！」
どんだけ勇気づけられたか
分からない。
たくさんの人たちの
心からの言葉は、
顔を見たこともない人たちの
言葉とは違う。
ありがとう。ありがとう。
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