第37回 湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会に参加してきました。
毎年父・母が応援・サポートに来てくれる大会
地元で開催される大会❣️
絶対に3連覇を達成したい
レースが開催される2日前(2月24日)に遠軽に入り主要なコース部分の試走とワックステストを入念に行い絶対に失敗しないように、またサポートスタッフと補給・スキー交換についての打ち合わせも行いました。
コースは、スタート直後約2kmまでのぼりが続きその後一気に白滝地区まで5km以上のダウンヒルが続く。その後遠軽町まで河勾配下り基調のコース。遠軽を過ぎて残り25kmは、遮るものがなにもない湧別原野をゴールまでひた走る。
このレースで一番難しいのは、80㎞もの長大なワンウェイコース独特の気温(雪温)、天候の変化の中でいかに柔軟にロスなくレースをこなしていくか・・ライバル達との闘い以上に大自然を相手にするまさにキングオブクロスカントリースキーレースだと思います✨✨✨
日時 2023年2月26日(日)
開催場所 北海道遠軽・湧別町
距離 80km
天気・気象状況 曇り→吹雪→小雪
気温 スタート地点 -15℃ ゴール地点 -6℃
スタート地点に到着し受付を行いスキーテストを行う。
前半重視のL5ストラクチャーを選ぶか、オールラウンドのM61F(マズシャスオリジナルストラクチャー)非常に悩んだが、M61Fのスキーにハンドストラクチャーを入れスタート地点にスキーを置いた。
スタート最前列から7:30オンタイムでスタート。
pinkワンピーが私です‼︎
スタート直後から有力選手達が積極的にペースを上げ集団は縦一列棒状。10~20位くらい第3集団に位置し上りセクションを終え下りに入る。私を追い抜いていった女子選手はいない。
下りを終え集団内に女子選手がいない事を再度確認する。
このまま集団でローテーションを回し70㎞先のゴールを目指したい。
最初の補給地点(20km)を過ぎた頃から手足の感覚が徐々に鈍くなってくる。更に体温が失われていくのを感じてきた。
明らかにスキーを上手く滑らせる事が出来てなく、普段トレーニングなら難なくこなせるはずのスピードが異常に苦しく感じられた。
しかし絶対に負けられないこのレースこんなところで止まる事は許されない。
Photo by Komiyama
Photo by komiyama
動かない身体を気合と根性で喝をいれ走り続けた。
中間地点の丸瀬布にたどり着いた頃には、身体は更に動かなく思考能力もだいぶ低下してきていた…?
補給地点で待機してくれていたサポートスタッフ(甥っ子の一輝)よりジャケットを貸してもらいリスタート。
途中何名かの女子選手に抜かれ順位はおとしたものの残りが40㎞もある!
まだまだ巻き返せるチャンスは大いにあると思い自信を鼓舞し続けた。
65㎞地点の遠軽町でスキーを悪雪用に交換し身体も暖まってきたのでラストスパートに向けてジャケットを脱いだ。
絶対に諦めない
遠軽を過ぎて天候が急変し強烈な向かい風の吹雪になった。直ぐに3位、2位の選手も抜き視界に女子先頭の林選手?が見えてきた。この最悪なコンディションは、きっと私に味方してくれるはず。
残り10kmチャンスはまだある!絶対に諦めてはいけない。
しかしその時は突然来た・・・。
バランスを崩し転倒。直ぐに起き上がって走り出そうとしたがカラダが私の言う事を全く聞いてくれない。
早く立って先頭の選手を追わなければ!
私は何故こんな何もない直線コースで転倒してしまったのか?
転倒したまま少し時間が経過し、ようやく自分自身の置かれた状況をなんとなく理解した。
バランスを崩して転倒したのではなく、身体自体が動かなくて転倒。
ゆっくりと立ち上がり走り出そうとしたが。
立ち上がることができない。
気力で立ち上がり再びゴールを目指し走り出す…
絶対に1番でゴールテープを切るんだ!その気持ちだけが私を突き動かした。
しかし…
スキーを滑らすことができない…
両親の待つゴールだけを思い浮かべて気持ちは前に…
しかしどう滑っていたのだろう…
その後の記憶が曖昧で、きっと何度も何度も転倒したと思う。転倒して動けなくなったいた私を石川選手(湧別町)が「大丈夫
?」といって起こしてくれた。
石川選手から「まだ走れそう?」と声をかけられ、既に自分自身では動けない状況であるとを理解し。
石川選手にレース放棄する旨を役員に伝えてくださいとお願いした。
74㎞地点・・私の長い旅は終わった瞬間でした。
身体に数箇所の打撲痕…一体何度転倒したのか…本人は記憶がない…
自分の順位を顧みず私を立ち上がらせてくれた石川選手…本当にありがとうございました。
本当に危険な状況だった所を救ってくださりました。
その後、モービル搬送…車椅子…救護室にて毛布、ホットパックなどで身体を温めで頂き、体調を回復。
救護室に私のアルペンスキー時代のコーチ(現在遠軽町長佐々木様)が心配してきて下さり励ましの声をかけて下さり来年リベンジの誌を伝えました。
救護班の皆さまにご迷惑をお掛けしたことこの場を借りてお詫び申し上げます。
今…思い起こせば、最初に身体が冷えすぎて…変化を感じた時に、多分…丸瀬布手前くらいだと思います。(記憶が曖昧で申し訳ありません)
誘導で立っていた方に『何がジャンパーかビニール袋ありませんか?』と尋ねた記憶が。
『少し待って』と近くに停めていた車からカイロを持ってきて貼って下さったことを思い出しました。
ゴールできなくてごめんなさい。
そしてありがとう御座いました。
コロナ禍で3年ぶりに開催された大会
3連覇を逃してしまいましたが、今回の経験をしっかりexperienceし、来年又80kmコースで挑みたいと思います!
湧別のコースは、北海道らしい大自然のワンウエイコースコース。
私も、ガチ勢を辞めたら湧別原野の雄大なロケーションの中、美味しいエイドステーションで食べて飲んでゆっくり完走を目指すのもありかな?って思うほど素敵なコースです!後数年はガチで走りますが^ - ^
本当に魅力あるこの大会皆様にも是非走って頂けたらと思います
コースも、5km・10km・24km・56km・80kmと自分のレベルに合わせて選ぶことができます。
大会を開催してくださりました主催者の皆様に心から感謝いたします。ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ありませんでした。
又、会場で応援してくださりました皆様・サポートして下さりました皆様ありがとうございました。
80kmのワンウェイコースねなかには人との出会いふれあいを通じ、心の交流があるドラマが展開されるレースだと本当に思いました。
幼馴染のあっこ❣️今回は母と一緒にサポートしてくれてありがとう😊
応援は私の背中をおしてくれます✨✨✨
ウインターシーズンも次のレース(バーサーロペットJapan~旭川市)で最終レースとなりました。
終わり良ければ総て良しではないですが、ベストリザルトを目指し全力で走り抜けたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました
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