前回の続きです(記載内容は2023年夏の情報ですので、参考にされる場合は注意してください)

 

グリンデルワルト(7/29~8/1)

ベルンの次に訪問したのが、日本人にも人気のグリンデルワルト(グリンデルヴァルト、Grindelwald)です。スイスでどこに行くか調べた際に、まず最初に行きたいと思ったところです。

 

キャンプ場を調べてみたところ、1か所は情報が非常に少なく(今見たら既に閲覧できなくなっていました。確か英語のページすらなかったと記憶しています)、こちらのキャンプ場は当時Webサイトの予約フォームが準備中、こちらは夏のシーズンは予約を受け付けておらず先着順とのこと。

 

今回の旅行で最も懸念していたのが、テント泊するつもりで行ったのに満員で泊まれないことでした。なので、二つ目のキャンプ場に個別で問い合わせて予約しようかとも考えたのですが、景色は三つ目のキャンプ場の方がよさそうであったこと、あと、Webサイトには「We recommend arrivng around lunchtime 」と書いてあったので、思い切って予約なしで行ってみることにしました。

 

ベルン駅を11時頃出発し、12時40分頃にグリンデルワルトに到着。バスに乗ろうとしたものの、乗り方がすぐに分からず、でもキャンプ場が埋まってしまうのではという焦りもあり、結局駅から歩いて行きました。

 

駅からキャンプ場は約2kmで、それほど遠いわけではないのですが、割と急な下り坂なので、慣れていない人が重い荷物を背負っていくのは少ししんどいかもしれません(娘はたいへん不満そうでした)。

 

13時20分頃にキャンプ場に到着。キャンプ場内は、半分弱くらいしか埋まっておらず、結果的には全然問題ありませんでした。

 

こちらがキャンプ場内の様子です。ベルン同様、ここでも車で来ている人ばかりで、徒歩で来てる人は見かけませんでした。なお、次の日の18時ごろには、入口に"Occupied"の看板が出ていましたが、それでも夏の北アルプスに比べれば密度は体感で1/3くらいだったので、車なしのテントのみであれば、もしかすると頼めばなんとかなるのかもしれません。

 

ロープウェーから撮ったキャンプ場の様子。朝10時半でこんな感じでした。

 

 

キャンプ場の施設の細部は公式Webサイトのとおりで、清掃も行き届いているし、特に不自由、不快さを感じることはありませんでした(洗濯は有料です)。ベルンでもそうでしたが、キャパシティーに応じた客数のコントロールがちゃんとできているんだなという印象でした(日本とは違って)。

 

充電設備はありましたが、ケーブル等は自分で用意する必要があったため使えませんでした。ただ、管理棟でお願いすると、1デバイス(モバイルバッテリー含む)あたり、1コインでフル充電してもらえました(トイレのコンセントを使って充電している人も居ました)

 

料金については、Webサイトにも記載がありますが、一人当たりの料金に加え、税金、テントサイト代などが必要で、それらを合計すると、3人3泊で148CHF(スイスフラン、現在のレートで25,000円くらい)でした。テントのみのキャンプ場料金としてはとんでもない金額だけど、宿に泊まることを考えると、十分許容範囲です(当時、宿を検索したら3人1泊で6~7万円以上した記憶があります)

 

 

買い物については、歩いて15分くらいのところにあるロープウェー駅のところにスーパー(coop)があるので、そちらを使ってもいいと思いますが、バス停からキャンプ場への動線からは少し外れるので、観光のついでに街中で買ってきた方がいいかもしれません(管理棟では、毎朝焼きたて?のパンを購入することができます。その他、ビールはもちろん、アイスやインスタントラーメン等がありましたが、生鮮食品はなかったかと思います)。

 

ちなみに、こちらのスーパーに限らず、スイスのスーパーでは、割と日本製や韓国製の袋麺、カップ麺が手に入りました。もちろん日本に比べれば高いですが、食費を抑えるためには、所々活用してみるのもいいかもしれません。

 

 

結局、ここのキャンプ場では3泊過ごしました。他のキャンプ場とは比較していないので分かりませんが、駅からは多少離れているものの、アイガーが目の前という最高のロケーションで、結果的には大変満足のいくものになりました。