只今、5歳になる娘を育児中です。
育児において、自己肯定感が大事だというのは、最近のほとんどの育児書にも書いてあり、育児においての常識になりつつあります。
自己肯定感が大事だと言うことも、そのためには、親が肯定してあげることが大事だと、分かってはいても、日常に追われる育児の中ではなかなか難しいこともありますよね。
そして、つい言ってしまいがちな、上手だとか、すごいとかという言葉も評価になるから、よくないなんて言われてしまうと、もうなんて声をかけていいのか分からなくなってしまいますよね…
でも、プレイバック・シアターを経験しているお母さんは、そこを自然に出来ているのではないかと感じています。
私も含め、友達にも何人かプレイバック・シアター経験者のお母さんがいますが、みんな子どものことを肯定的に受け入れているな~と、思います。
プレイバック・シアターは育児の方法ではなく、ワークショップの一つの手法です。
なので、プレイバック・シアターの中で育児についての解説や相談はありません。
でも、プレイバック・シアターには、誰かの話を、自分の価値観で判断せず、尊重して聴く手法が散りばめられています。
そんな中で、自然に身に付いていったのではないかと思います。
そして、一番大きいのは、母親自身が、自分を尊重してもらえる経験をしているということだと思います。
愛してもらえないと愛し方は分かりません。
優しくしてもらえないと優しくする方法は分かりません。
自分自身が、無条件に受け入れてもらえた経験がないと、無条件に受け入れる方法は分からないのです。
当たり前のことですよね。
経験がなければ分かりません。
子どもの自己肯定感を!
という前に、日々子どもと向き合うお母さんの自己肯定感を高める方法を広めていかなければならないと感じています。
飛行機の酸素マスクの話を聞いたことありますか?
何か事故があった時、上から酸素マスクが落ちてきます。
機内の放送では、まずお母さんが付けて、その後子どもに付けてあげます。と言っています。
お母さんが倒れてしまっては、子どもを助けてあげられないからです。
子どもの自己肯定感をはぐくむためには、まずはお母さん自身の自己肯定感をはぐくむ必要があります。
私も自己肯定感が低かったです。
でも、プレイバック・シアターの経験によって、自己肯定感を高めることが出来ました。
『自己肯定感を回復させたプレイバック・シアター』
https://ameblo.jp/0704choko/entry-12496132821.html
自分で自分のことを認めてあげたり、受け入れてあげることでも、自己肯定感は高まりますが、プレイバック・シアターで人から受け入れてもらえる経験も、自己肯定感を高めるのにとても役に立ちます。