2021年9月11日開催!! 心理系大学院受験用勉強会 | Mind Fitness 〜日々ちょっとだけ成長したい人に〜

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みなさん、こんにちは。

今日は、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

 

9月11日に開催した勉強会では、

2つのテーマについて論述の練習を行いました。

①アタッチメント(愛着)

②ピアジェの認知的発達段階説

についてです。

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

アタッチメント(愛着)について250字程度で論述せよ。

アタッチメントとは、日本語では愛着と訳され、乳児が養育者との間に結ぶ情緒的結びつき、絆のことをいい、ボウルビィにより提唱された。ボウルビィは、施設などに収容されて育った乳幼児に言語・運動能力の遅れや社会的不適応等が見られる施設症や、母性的養育の不足により知的・情緒的発達の障害であるマターナル・ディプリベーションなどの研究から、愛着の概念の提唱した。これらは、発達早期の養育者との具体的なやり取りが、子どもにとって対人関係の基礎となる内的作業モデルに影響していると考えられており、エインズワースが創始したストレンジ・シチュエーション法により、愛着の類型が推測されている。(271字)

 

ピアジェの認知的発達段階説について250字程度で論述せよ。

ピアジェの認知的発達段階とは、子どもの認知、知能や思考の発達段階をスイスの心理学者ピアジェが4つに分類した理論である。感覚運動期は0~2歳くらいの時期であり、感覚と運動の協応によって外界に適応する時期であり、目に見えなくてもものは存在しているという対象の永続性が獲得されると考えられている。前操作期は、2~7歳くらいの時期であり、言語の発達と自己中心性が主な特徴である。具体的操作期は7~12歳くらいの時期であり、自己中心性から抜け出る脱中心化や対象の形状に量は影響されないとする保存の概念を獲得する。形式的操作期は12歳以降の時期であり、現実と可能性を比較する思考や仮説演繹的思考などの思考形態を獲得すると考えられている。(297字)

 

ちなみに、皆さんが「250字程度」で論述せよという課題に当たったら、

何文字で論述しますか?

 

程度」と書かれた場合、大体の目安としては、少なくとも多くとも2割程度に収めるようにしましょう。

つまり、250字程度の場合ですと、

少なくとも200字以上、300字以内というのが1つの目安となります。

この字数に関しても気をつけながら、論述の練習をしてみてくださいね!!

 

 

心理系大学院受験勉強会

日時:2021年9月から 第2・4土曜日 19時30分から21時くらいまで

費用:各回参加 2,000円 年間参加 40,000円

場所:Google meetを使用してオンライン上で開催

 

臨床心理士を目指すために買っておきたい本②

この辞典も買っておいてまったく損はないですね。

今でも、勉強会を主催するときなどは辞書を引くことがあります。

もうかれこれ15年くらいは使っているかもしれないです。

そう考えると、かなりコスパがいいかもしれないですね!!