ひとひらの恋 -14ページ目

雲模様

『ねぇ、見て!!』


あまりにも空がキレイで、
思わず台所にいるあなたを呼びにいく。


でももぅ一度見上げた空は、さっきとは違う雲模様で、しゅんとする。


そんな私を
後ろから抱きしめるあなた。


「キレイだね。
空って
二度と同じものを見ることが出来ないから、
今この空を一緒に見れたことが、僕は嬉しいな。」


そぅだったね…

こうやって時間は止まる事なく動いてて、

今思ったこの感情さえ、一秒後には過去。

止まってほしいと

どんなに願っても

自分の無力さを痛感するだけ。




時間は止まってくれないから、

思った以上に時間は

早く過ぎていくから。


こんな大切な時間、

あなたと一秒でも

共に過ごすことが出来たらなって思うの。



もし生きられる時間とゆうものが、

一人一人決まってるのなら、

あなたの生きる時間を私に分けてほしい。


御礼に私の時間も分けてあげるから。

一緒に、

一緒に、

この一瞬を生きたいな。

ボタン

夜風が頬を伝って


「寒いな…」


思わずこぼれた一人ごと。


あなたの声が
無性に聞きたくなって
ケータイを取り出してみる。



押せないボタン。


…ううん、押さないんだ。
押さないボタン。


だって、決めたんだ。

もぅ別々の道を歩き出した二人は後戻りすることは出来なくて…


その先に何があるのかわからないけど、止まっちゃいけないんだ。


私はもぅ前に進むしか出来ないんだ。



強がり
いじっぱり
いつから、そんな強い女の子になったっけ?


本当の私は弱虫で泣き虫。


あなただけはわかってくれたのに…

あなたのあったかい手を手放してしまったのは私の最大の過ちだね。


夜空を見上げて、
あなたの上にもあるだろう同じ風景に、
少しだけ嬉しくなる。



ポッケの中で震えるケータイ。


ほんの少しだけ…

少しだけ

あなたからだと期待しても良いですか?

CHRISTMAS

ねぇ、私のどこがいいのかな?


もっと可愛くて性格だって良い子たくさんいるでしょ?


なんでこんなに
愛されてるのかなって、
幸せなのに
すごく不安だよ。


もしも
二人が出会ったことが
何かの運命だったりするのなら教えてほしい。


"あなたは私と一緒にいて幸せなの?"

私はあなたを幸せにしてあげることが、


どれだけの幸せをあなたに届けることが出来るのかな?

"幸せにしてもらいたい"

そう願うのは、もぅやめたの。


"幸せにしたいの"
あなたのこと。



女の子が男の人にこうゆう風に思うのはおかしい事なのかな?

きっと、そんなことない。


来年のクリスマスも一緒に過ごしませんか?

私といたら世界一幸せにしてあげるよ?


だから一緒にいよ?

10年後も20年後もその先もあなたの左側は私の指定席。

この世界が終わってしまうその一瞬まで、予約でいっぱいにしてしまいたいの。
満席御礼の札用意しておくから、


ずっと、ずっと…あなたのそばにおいてくださいな。




HAPPY CHRISTMAS♪