第24話 -人力車で会話-
夏帆「のろう」
「ああ!」
夏帆「よいしょ」
おにいさん「乗れました?じゃ出発!」
「俺たちはきっと二人で100㎏はないよね?」
夏帆「ないとおもうよ。だからお兄さんも安心して運転できると思うよ。」
「夏帆ちゃんは眠いんだろ?ほら、寝ていいよ」
夏帆「あなたと一緒の人力車なんて初めてだから、眠くなくなってきちゃった。」
「ホントか?それは俺もお兄さんもうれしいぜ。」
おにいさん「夏帆ちゃん?あっ。夏帆ちゃんか!おぉ!四姉妹探偵団見てましたよ!」
夏帆「気付きました?ありがとうございます。」
おにいさん「あれは素晴らしかったなあ…」
夏帆「確かに撮影は難しかったですね~。」
おにいさん「そういえば、僕のいとこに夏帆ちゃんファンがいますよ。」
夏帆「そうなんですか。もし何かしてほしければ何でもしますよ。」
おにいさん「本当ですか?確かあいつは2ショット撮りたいとか言ってたなあ。」
夏帆「どこにお住まいなんですか?」
おにいさん「でも夏帆ちゃん、会いに行くのは難しいと思いますよ。アで始まってンで終わる国・・・」
夏帆「アゼルバイジャンですか?」
おにいさん「あぁ、そっちもあったか。もう一方のほうですね。」
夏帆「ああ、アフガニスタンですね。」
おにいさん「はい・・・」
夏帆「いいですよ。行く機会があったらぜひ撮ります!」
おにいさん「マジですか?じゃ、お願いします。」
・・・
そして車はもう京都市内へ。いま、山科駅前を通り過ぎたところだ。
夏帆「もう少しですね~」
おにいさん「ああ、早かったですよね。」
夏帆「はい・・・」
第23話 -夏帆ちゃんと人力車-
「さあ、京都へGOだ。」
夏帆「でもなぁあたし、眠くなってきちゃった。もう11時だよ」
「じゃ、いい手があるよ」
夏帆「?」
「まあ、俺についてこい。」
夏帆「わかったぁ。」
というわけで俺たちは、とりあえず外へ出た。
「実は京都って、人力車が豊富なの知ってるか?というわけで人力車で京都までと思って。」
夏帆「それって悪くないか?」
「夏帆ちゃんにねだられたら断れないさ。」
夏帆「そうかなぁ。」
「ぜったいにそうだ!」
そしておれは、人力車を呼び止めた。
「おーぉい」
おにいさん「はい!まいど!おおきに!」
「京都までたのむ。」
おにいさん「えっ・・・京都まで・・・ちょっとそれは。」
「やっぱりね。じゃ、夏帆ちゃんGO!」
夏帆「ねえお兄さんおねがぁい・・・」
夏帆ちゃんがお兄さんに近寄って、肩をすりすりすると、お兄さんはそのかわいらしさに惚れて、この子のためにと思ってどうやら引き受けてくれるようだ。
おにいさん「しかたないなあ。いっちょ本気出すか!」
夏帆「おっ待ってました!」
おにいさん「じゃのって」
夏帆「ありがとうございます!!」
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夏帆ちゃんのALL情報
雑誌
-*2010年*-
○01/08 FRIDEY 1月22日号 ---P \---
○01/12 CUTIE 2月号 14P \580
○01/23 VOCE 3月号 56P・57P \550
○01/23 Zipper 3月号 32P \580
○02/10 CM NOW 3・4月号 94P・95P \900
○02/20 オトナファミ 4月号 ---P \---
○02/23 Zipper 4月号 128P・131P・133P \580
○02/25 ZipperヘアメイクBOOK 2010 10P・13P \680
○03/11 used Zipper 10P \580
○03/23 Zipper 5月号 14P \580
○04/10 CM NOW 5・6月号 4P・42P・43P・94P・95P \830
○04/21 CM美少女U-19 NEXT GENERATION
第22話 -夏帆ちゃんと京都へ外出-
夏帆「おいしかった~」
「ああ、略すと『夏帆』になる料理ばかりだったから、なおさらおいしかったよ。」
夏帆「帰ったら何しようか?」
「京都でも出て行ってみる?浴衣着て」
夏帆「大変な騒ぎになるんじゃないの?」
「まあ、そこは俺が何とかするよ。」
っとそこに、フロント42731から電話がかかった。
『ガチャ』
「はい。」
館内人「あっ、館内人でございます。お客様のお連れ様の夏帆ちゃんが、どうやら京都市内で映画に出てみないかと聞かれたようで…」
「マジですか?それは俺と一緒に?」
館内人「はい、ダブル主演みたいですよ。」
「おお、じゃあ喜んでお引き受けします。」
館内人「ありがとうございます。」
「夏帆ちゃんにかわっていいですか?」
館内人「もちろんです!」
俺は受話器を夏帆ちゃんに渡した。
夏帆「あっ、館内人さんですか?夜ごはんのお肉、ありがとうございました。お礼に今度会ったら抱きしめてあげますよ。」
館内人「それはありがたいなあ。是非してくださいよ。」
夏帆「じゃ今度お目にかかったらよろしくお願いします。」
館内人「はい!!じゃ、ただいま京都にお迎えするお車をご用意しますので、とりあえず京都に出てもらいますね。そしたら、京都駅のほうで案内人がおりますので。」
夏帆「わかりました!失礼しま~す。」
『ガチャ』
第21話 -夏帆ちゃんと夕食(後篇)-
そして僕たちは、ご飯担当の人に招かれて、一番見晴らしのいい4人がけのテーブルに座った。
担当「お飲み物はどうしますか?」
「俺お水で。夏帆ちゃんは?」
夏帆「じゃ、あたしこの本日の特別ジュースください。」
担当「本日は、カシスとほうれん草のジュースですが。」
夏帆「おいしそうですね。けっこうで~す」
「ひょっとしてまさか略すと『かほ』ってやつか?」
担当「おっ、よく気付きましたね。このエクシブの館長の妻が「夏帆」って名前でして。あれっ・・・」
夏帆「どうされました?」
担当「あなた夏帆・・・ちゃん?」
夏帆「気付きました?そう、夏帆で~す」
担当「おぉ!夏帆ちゃんか。プリマダム見てましたよ。あれは素晴らしかったなあ。」
夏帆「ありがとうございます。」
「よかったな」
担当「まあいいや、本日は肉をご用意しておりますので。100g73500円の超高級肉です。」
夏帆「えーーーっ・・・」
「ひゃ、100g73500円ですか?」
担当「お客様たち専用となっております」
「きっとあの館内人さんが手配してくれたんだな。」
夏帆「今度会ったら抱きしめてあげなくちゃ」
「夏帆ちゃんに抱きしめられたらもうそれ以上の幸せはないよ。」
夏帆「ンもう(笑)あなたったら」
・・・
そして、73500円の肉を焼き、夏帆ちゃんと一緒に一口。
うますぎて言葉も出なかった。
「でも、これでも夏帆ちゃんのアレのほうがおいしいと思うな」
夏帆「絶対にこれよりはおいしくないって(笑)」
そんな会話をしながら、もう夕食終盤。
最後にデザートが来た。
担当「お待たせいたしました、カカオのシャーベットとほしぶどうのケーキでございます。」
「でた~。また。略すと『夏帆』」
担当「館長さんのおかげですね~」
夏帆「あたしの名前の料理みたい。」
・・・
夏帆と俺「ごちそうさま~」
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第20話 -夏帆ちゃんと夕食(前編)-
夏帆「おなかへったぁ・・・」
「俺もだな。でも、夏帆ちゃんが好きなものはどんどんあげるから遠慮なく言っていいよ」
夏帆「本当?あなたって優しいんだね」
「へへ。まあ、夏帆ちゃんにだけは特別優しいのかもな。」
夏帆「ありがとぉ」
「エレベーターのろうか」
夏帆「そうだね。今度は大丈夫かなぁ…」
「ああ、きっとだいじょうぶさ」
そして二人はエレベーターに乗った。
「そうだ、おれ、夏帆ちゃんに絶対に負ける自信があるゲームがあるんだ。」
夏帆「なに?」
「にらめっこ」
夏帆「えっ、あなたって小学校の時全校生徒で戦って優勝したって聞いたけど」
「夏帆ちゃんは絶対に俺より強い。」
夏帆「なんで?」
「知ってるか?にらめっこって顔をそむけたら終了なんだぜ」
夏帆「そうなんだ。」
「夏帆ちゃんが面白い顔をしても俺にとっては可愛いお顔だから、照れてきて顔をそむけちゃうんだよな。」
夏帆「なるほど。」
そんな会話をしながら、1階に無事着き、僕たちはご飯を食べる席に移動した。
夏帆「ねえ、どうやらあたしたちの食べる場所、『夏帆』っていうところらしいよ。」
「おっ、それは偶然だね~。よりご飯がおいしくなりそうだ。」
夏帆「ンもう(笑)」
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