CSへ望み繋ぐ、チームで手にした勝利 | カープについて僕から以上(リモコンのブログ)

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赤ヘルファン大学生のブログです。2013年から50試合近く行ってます。
カープのことと日常の出来事が中心になる予定です。

もう今日は最高でした。苦手な藤波と能見を崩し、黒田-中崎のリレーで零封。今年のベストゲームではないでしょうか。

黒田はもうさすがの一言です。立ち上がりを見て今日は行けるんじゃないかと感じましたが、黙々とゴロを打たせ、ピンチでも併殺を打たせるピッチングは黒田の真骨頂でした。阪神打線が逆方向狙いではなく、引っ張りにかかっていたのもあってハマりました。バックももう疲労でガタガタでしょうが、必死の守りで盛り立てていました。

黒田のピッチング
今日の黒田はカッターとツーシームを左右に投げ、面白いようにゴロを打たせていました。今年話題になったフロントドアとバックドアの投げ分けも見事でしたね(渾身のバックドアは今成にうまく拾われたけど)。ピンチの場面でも冷静にボールを動かして併殺を打たせていたのは、「こうすればゴロを打ってくれるんだよ。」と手本を示しているようでした。阪神打線も引っ張りに行く選手が目立ったので、もう手玉に取っていました。

理想的な攻撃を見せた赤ヘル打線
今日は意図が見える打撃が多く、最多勝がかかった藤波と苦手能見を見事に攻略していました。松山の一発はもう圧巻でしたね。インコースに来たカッターに見事に反応し、打った瞬間にそれと分かる大アーチでした。石原のタイムリーも見事な右打ちで、2アウトからどうしても欲しかった追加点を取ることができました。そしてもう痺れに痺れたのが広輔の一発。誤審があった甲子園で見事に打ち直してくれました。誰よりも悔しかったのは本人なので、あの一発は忘れられない打席になったんじゃないかな。

必死に盛り立てた守備陣
まずいきなり飛び出したエルのスライディングキャッチ。膝も悪い中、本当に必死に守ってくれました。あれがヒットになったり、逸らしてしまったりしていたら天地の差だったので大きなプレーでした。内野守備もミスはありましたが、ピンチで併殺を奪い黒田を乗せていました。菊池もミスをしても必死に併殺を完成させたりと、取り返している姿が印象的でした。野間も厳しい声が多い中で素晴らしい返球を見せていました。安部のタッチが甘くアウトにはなりませんでしたが、見事なダイレクト返球でした。

残すは7日の中日戦。勝てばCS、それ以外なら4位という天国か地獄。恐らく先発はマエケンだと思います。シーズンは日本最後になる可能性があるので、悔いの残らないよう良いピッチングをしてもらいたいと思います。