試験後の4ヶ月間ってあっという間だったなあと振り返ってます、けんいちです(´・ω・`)
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12月短答を終えて1週間、そろそろどの予備校でも租税法と選択科目の講義が始まっていると思います。
5月短答を受けられる人も特段の事情がない限り、8月の論文式試験を見据えて租税法と選択科目の勉強にとりかかりましょう。(詳細はこちら)
さてさて今日は租税法の理論について。。。
租税法の理論と聞くだけで、ぞっとする人もいるかもしれませんが、そんなに難しいことはありません。
実際は、①計算の知識で半分程度は解答可能ですし、②企業法のように条文趣旨が不要であるためです。
基本的には知っているか知らないかの知識勝負です。
知らない人がその場で何か考えて...ということは基本的に無駄です。
◆試験傾向について
基本的に事例問題。
理論は第1問に構成され、配点は40点。(計算は60点)
第1問の問題1は、事例問題を法人税、消費税、所得税法上どう取り扱ったら良いかの文章記述。
第1問の問題2は、事例問題について、各問の記述の正誤判断を問う問題。
問1、問2共通していえることは、結論が最重要であるということ。
問1であれば、「認められるor認められない」の結論を間違えると即アウト!
問2であれば、「○×」を間違えると即アウトです!
条文趣旨は不要。
企業法でいう、「あてはめ→結論」だけでOK。
◆使用教材について
先ほども述べたように、租税法の理論は計算の知識が非常に重要です。
まずは計算をなるべく早い段階で一通りできるようにすること。
そうすることで、相乗効果をもたらすはずです。
その上で、理論テキストの後ろある「事例問題」を集中的に解く。
また、過去問は可能な限り早期にやっておくべき。
(何度も繰り返し出題される条文が多いため)
◆答練について
大原を前提にすれば、租税法の理論を本試験形式で体感できるのは論文答練、公開模試のみ。
したがって、いずれも非常に重要。
「論文基礎答練」...条文趣旨を問う問題が多いが、あんな問題は本試験で出ない。気にしなくてOK。基本的には計算用の答練。
「論文応用答練」...本試験と同様の出題形式。問題レベルも基礎答練よりは遥かに難しく、しっかりと対策をして臨むことが重要!事後的な復習も念入りに!この時期から、条文をある程度押さえるべき。
「論文直対答練」...論文応用答練とさほど難易度は変わらない。勉強が順調に進んでいる人であれば、相対的に点数は伸びてくると思う。本試験を強く意識した問題が出題されるため、事前の準備、事後の復習いずれも極めて重要!!
「公開模試」...言わずもがな最重要((((((ノ゚⊿゚)ノ本試験で出たら皆解けるため、出来なかった問題は猛省して本試験へ。
◆試験の時間配分
私は以下の時間配分で概ね固定していました。
①消費税計算15分→②所得税計算10分→③理論35分→④法人税計算45分→⑤見直し(時間調整)15分
消費税、所得税に関しては構造的な問題である為、完答が望まれる。そう考えると初めの時間があるうちに片付けてしまうのがベストと判断した。
理論は焦ると、条文を飛ばしてしまったり、判断ミスの原因になることが多かったため、時間のある時にじっくり考えて解答すべきかなと。
法人税計算は小問の寄せ集めであるため、部分点稼ぎが可能。よってもし時間がなくても時間調節が可能になるため、最後に解答していた。
◆その他とオススメ
これは、どの予備校でも言われることかと思いますが...様々な取引が法人税、所得税、消費税にどのように影響するかを考えることは非常に効果的です。
その上で、理論テキストの後ろある「事例問題」を集中的に解く。
また、過去問は可能な限り早期にやっておくべき。
(何度も繰り返し出題される条文が多いため)
◆答練について
大原を前提にすれば、租税法の理論を本試験形式で体感できるのは論文答練、公開模試のみ。
したがって、いずれも非常に重要。
「論文基礎答練」...条文趣旨を問う問題が多いが、あんな問題は本試験で出ない。気にしなくてOK。基本的には計算用の答練。
「論文応用答練」...本試験と同様の出題形式。問題レベルも基礎答練よりは遥かに難しく、しっかりと対策をして臨むことが重要!事後的な復習も念入りに!この時期から、条文をある程度押さえるべき。
「論文直対答練」...論文応用答練とさほど難易度は変わらない。勉強が順調に進んでいる人であれば、相対的に点数は伸びてくると思う。本試験を強く意識した問題が出題されるため、事前の準備、事後の復習いずれも極めて重要!!
「公開模試」...言わずもがな最重要((((((ノ゚⊿゚)ノ本試験で出たら皆解けるため、出来なかった問題は猛省して本試験へ。
◆試験の時間配分
私は以下の時間配分で概ね固定していました。
①消費税計算15分→②所得税計算10分→③理論35分→④法人税計算45分→⑤見直し(時間調整)15分
消費税、所得税に関しては構造的な問題である為、完答が望まれる。そう考えると初めの時間があるうちに片付けてしまうのがベストと判断した。
理論は焦ると、条文を飛ばしてしまったり、判断ミスの原因になることが多かったため、時間のある時にじっくり考えて解答すべきかなと。
法人税計算は小問の寄せ集めであるため、部分点稼ぎが可能。よってもし時間がなくても時間調節が可能になるため、最後に解答していた。
◆その他とオススメ
これは、どの予備校でも言われることかと思いますが...様々な取引が法人税、所得税、消費税にどのように影響するかを考えることは非常に効果的です。
例えば、寄付金、受取配当金、貸倒引当金...など。
その際に可能な限り法令基準集の原文にあたるべきだと思います。条文ベースではどのように規定されているかを知っておくと、答案作成の際にも役立ちますから。
あとは、どうやったら法人税、所得税、消費税を節税、脱税できるかな?と考えると勉強が楽しくなると思います\(^o^)/
自動販売機を用いた消費税還付の手法なんて本当にすごい事を考えるやつがいるなぁー!と感心した記憶がありますw
そうやって様々な事例を捉えていくと、なぜある規定が存在するのか(規定の必要性)が分かるようになってきます。
租税法の理論は他の理論科目に比べても決して難しくはありません。
知ってるか知らないか、すなわち、やったかやらないかの差がモロに点数に反映されます!
なるべく早い段階に計算を一通り仕上げて、租税法理論を得点源にしてくださいね\(^o^)/