7/29 古民家再生日誌 48 | 住まいと暮らしとお陽さまと

住まいと暮らしとお陽さまと

日々の暮らしに朝陽のようなすがすがしさ、夕日のような温かさを感じる住まいを作りたい。
建築士として日々思い、感じることを綴ります。

那市高遠町の茅葺き古民家の再生を

2024年6月7日よりスタートしました。

古民家を残したい、古民家で暮らしたい

そんなかたの参考に……

そして、こんなときもあったなぁと

振り替えるための日誌です。

 
7月29日(月) 晴天 晴れ

今朝も5時起床。

昨日、屋根裏に登ってくれた
ボランティアさん(妹)が


今日は引き続き屋根裏で
軒先に敷かれたブルーシートを
外して下ろす作業をしてくれる予定。

屋根裏のブルーシートやデーン!と積もっていた動物の落とし物は、先月処理したので、

ホコリや煤を掃除して~と
気軽に頼んだのだけど。。。

昨日は、屋根裏の掃き掃除で
ホコリと小動物の落とし物をバケツ5杯分、
下ろしてくれた。

今日は朝から6杯、昼から4杯分を
集めて下ろして……
最後にブルーシート二枚を下ろしてくれた。


茅葺きの縄や、すすや、ホコリや落とし物。
2日で15杯あったとは……


これで、廃プラスチックの回収は終了。
お願いキラキラ


大仕事をボランティアさんに頼んだからには、
ワタシも大仕事をやらなければ!

と思うけど、
暑くてシャキシャキとは動けない。
アセアセ

怪我をしないように、
バテないように、

窓を取り付けていた枠を外し、
枠の釘を抜き取り、


窓枠、2つ分の釘。五寸釘もあり。


台所の壁をばらして、











床板を剥がした。


なんと!
床板には釘が打たれてなかった!



あっという間に板、5枚が剥がれた


小さい、短い実(さね)で連結されて、
ピシッとおさまっていた。
びっくり


白ろう病になるかも……と、
強ばってしびれる手をだましだまし使って、


硬い床板に食い込んだ釘頭をへし折って、
たくさんの釘に辟易としていたけど、
くじけずやって良かったぁ。


あぁっ!
神さまありがとう。
おねがい


しんどいのから始まって(まだ、残ってるけど)
、どんどん剥がすのが楽な床板になって、
今日は 無釘! ノー釘!

ありがたいよーーー
笑い泣き

コツコツ、やるしかないけど、
やればいいこともあるなぁ
キラキラ


一級建築士 池田 祐実英