『エコール』『のんきな姉さん』他の話 | CIGARETTE AND RAMENSOUP

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『エコール』




何か壮大なオチが待っているに違いないと思わせるような予告編だった為、期待し過ぎちゃった。まさかこれで終わり…?嘘やん、ちょー頼むで…オチ無いんかーーーーい!ってなった。
女にはあんま楽しめないんじゃないかな。男が過大評価してるんだろう。
絶対これは卒業する年長の少女は人身売買されるんやと思ってた。いや、オチはそうするべきやろこれは。じゃああの若い女先生の涙は一体何やったん?年長さんが夜に出かけていって舞台をするなど、あのフラグを利用しないなど勿体無くないか?オチが無い映画が嫌いなわけじゃない。この映画に関してはオチがあった方がめちゃくちゃ生きるのに。
唯一の生々しい男、館の主である変態謎紳士が最後に出てきて、暗い地下室を開けるとそこには真っ白な裸体少女の剥製標本がびっしり…パフューム並みのギョッとする画をラストに撮ってほしかった。


『のんきな姉さん』

原作のがええんかもしらん。漫画の方がとても気になる。
中学生とき買ったフライヤー画集に載ってて昔から気になってた作品の一つ(郵便屋、夏至、CANDYもそう)。このデザインすげーいいでしょ?

ロゴといい、グラデの色使いといい、この期待させるような漫画絵のカット。
まあマニアック邦画になっちゃうと地味ーな仕上がりになるんやろなーと思いながら期待せず見た。
これもなーエロシーンあった方が絶対ええと思うけどなあ。めちゃくちゃエロくなって引き締まるのになあ。弟がすごくかわいかったので女性はニヤニヤしながら観れるかもしれません。
ラストシーンは不気味でなかなか良かった。
PC、ケータイ、ファッション見てて2002年ってこんな古臭かったっけってすごく思った。90年代かと思った。私が育った年代ってもうすごく古臭くなってるんやな。


『チェルシーホテル』


これはゴーストワールドと違ってハズレの方のアメリカ映画ですなあ。やっぱアンディーウォーホルとかバスキア辺りはアートと認めたくないくらい中途半端でおもんない。
ストーリー無いにしても恋する惑星とか桃色画報の方がよっぽど映像綺麗やし。


『ル・コルビュジエの家』
芸大生ならつい反応してしまうタイトルではなかろうか。
さっきのより絵面はマシやったけどこれもスケールが非常にちっさい話で眠かった。想像以上でも以下でもなかったけど。
グラフィックデザインはさすが。オサレ感醸し出し過ぎでパッケージ負けですこれも。アルゼンチン映画なんだって。