嬉しいかな、
下の娘が来た!
娘がいるだけで痛みが軽減する。
昨日の夜に来て少し話した後、彼女はずっとお勉強。
リビングの低いガラステーブルで黙々と…
話しかけても返事がない…
(T_T)
よく見ると耳にイヤホンが…
あ、音楽聴きながらやっているのね。。。
ホントに真剣に勉強しているようでした。
短大って本当に大変みたいやね…
頑張れ!娘よ!
・°・(ノД`)・°・
下の娘は、上の娘と違ってメッチャはにかみ屋さんやってん。
その娘が言うのです。
『ママんとこの店でバイトできてよかったぁ~』って。
アルバイトを通じて克服したそうや。
もう平気で知らない人と話せるようになったと…
頑張り屋さんやからなぁ~
その私が働かしてもらっていた店には、上の子もバイトで雇ってもらいました。
二人とも高校生の3年間。
いい勉強させてもらいました。
オーナーはとてもよくしてくれました。
私が倒れてしまい、迷惑をかけたのにもかかわらず…
今日は、そのオーナーの話も交えて“続き”を書きます。
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体の力を抜いて、覚悟を決めていたその時。
『コンコンコンコンコン』
プールの水の中で聞こえるような鈍い音がした。
と同時に、
『みっちーーー!』という声。
彼女の声だ。
やっぱり、私のおかしさに彼女は気付いていたのだ。
彼女が開けたのか自分が開けたのかは覚えていないが、
車のドアが開いた。
いっきに外の空気が入ってきて、何故か私は深呼吸をした。
平気な顔で『大丈夫』
とでも言いたかったのだろう。
なんとか、取り繕うとしていた。
その後、何が起こっているのかはわからなかったが、
心の中で
『バレたんだな…』と、
『なんとかしなきゃ…』と、
回らない頭を必死でクルクル回していた。
どのくらいたったのだろう…
オーナーの車が横付けされた。
バタン!というドアを閉める音と共に、オーナーの大きな声。
『みっち!大丈夫か!じっとしてろ!救急車呼ぶから!』
おそらくそのようなセリフだったと思う…
私は動かしにくい体の力を、めいっぱい振り絞って車を降りた。
差しのべられたオーナーの手を振り払い、怒るような態度で、
ズンズン店に向かった。
『救急車は絶対呼ばないで!バック取りに行く!帰る帰る!』
と繰り返し叫んだ。
そう言ったことは、はっきり憶えている。
後で聞いたことだが、
ズンズンどころかフラフラで、足は引きずり言葉もろれつが回ってなく、
オーナーは真後ろでいつ支えてもいいようにしながら、おろおろしていたのだそうだ。
なんとか店のバックルームに入り、私は何故かトイレに入った。
なんでもないのよ~とでも言わんばかりに…
気を落ち着かせようとしたのか、隠れたのか…
今となっては、その時の自分の精神状態はさだかではない。
その時である。
突然右の手足に全く力が入らなくなり、もの凄い音をたてて転んでしまった。
頭の中は真っ白。
パニック状態である!
どうすれば立てるのか必死で考えた。
立てるはずがない。
オーナーは、トイレのドアを何度も強くたたいて開けるよう叫んでいる。
私は這ったのだろう、なんとかドアを開けた。
そして、オーナーに支えられ目の前に用意された椅子に座り込んだ。
座ると言うよりも、沈み込むという感じである。
底なし沼のようだった…
バックは見える。
でも、体が動かない。
オーナーに支えてもらわないと右に倒れる。
私は、バックを持って車を運転し、どこかに停めて隠れようとしていたのだ。
馬鹿げた考えである…
携帯を操作できない状態で車の運転なんてできるはずがない。
どうかしていたのだ。
今考えるとお笑いである。
しばらくして気づいた。
なんてことだ!
オーナーは救急車を呼んだのである。
私はもう観念するしかなかった…
遠のく意識の中、時々目を開けるとバイトの子が足を押さえている。
オーナーはうろうろしている。
私はその時、本当ならば感謝しなければいけないところを、
恨んでしまっていたのだ。
オーナーを。
時々戻ってくる意識の中で…
なんて人間なのだろう…私は…
店のピーク時には、いつも大体私もレジに入って手伝っていた。
それなのにそんな時に車へ行き、みんなに迷惑をと心配をかけ、
忙しいオーナーを呼び、あげくの果てこのざまである。
オーナーは、私が退院した後も色んな物を時々家に持ってきてくれたりと、
とてもよくしてくれていた。
そんな人を恨むだなんて…
私は最低な許しがたい人間である。
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オーナー様
迷惑をかけてすみませんでした。
感謝しています。
そして従業員の皆様、ご迷惑をおかけしました…。
次回は救急車が着いてからの記録を書きたいと思います。
読んでいただきましてありがとうございました。
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