18時38分32秒~33秒

F/E:ギアダウンしたらどうですか?ギアダウン。

↑※車輪出しの事。

45秒~46秒

CAP:出せない!ギア降りない!

(カチ…カチカチカチ…)

↑※スイッチを入れる音。

39分13秒~14秒

F/E:オルタネートでゆっくりと出しましょうか?

↑※油圧が使えない場合に電気でバックアップする事。

18秒

CAP:はい。ちょっと待って…

40分00秒

CAP:あー…頭下げろ。

01秒

COP:はい。

44秒~49秒

ACC:JAPAN AIR 123,JAPAN AIR 123,周波数134.0に切り替えられますか?

CAP:(応答なし)

55秒~59秒

ACC:JAPAN AIR 123,JAPAN AIR 123,TOKYO CONTROL,if you read me ident,please.

《日本航空123便、こちら東京コントロール。もし可能ならトランスポンダーで応答せよ》

CAP:(応答なし)

41分00秒~01秒

CAP:頭下げろ!そんなのどうでもいい!

07秒

CAP:ストールするぞ!

08秒

COP:はい。

55秒~42分10秒

ACC:All station All station…except JAPAN AIR 123 and…contact TOKYO CONTROL contact TOKYO CONTROL 134,0 change frequency 134,0 and…keep silent until further adviced.

《全航空機、日本航空123便を除く全航空機は周波数134,0で東京コントロールと交信せよ。なお別途指示があるまで、この周波数の沈黙を維持されたい》
18時31分50秒~56秒

F/E:えーと…何かが壊れてるんですか?どこですか?

↑※機内電話

59秒

CAP:あーああああ…

32分01秒~07秒

F/E:荷物を収納する所ですね?後ろの方の…一番後ろの方ですね?はい。分かりました。

11秒~33秒

F/E:あのですね…荷物入れてある、荷物のですね…一番後ろですね、荷物の収納スペースの所が落っこってますね。これは降りた方が良いと思います。マスクは一応みんな吸っておりますから。

35秒

F/E:キャプテン?

36秒

CAP:はい。

37秒~43秒

F/E:R5のマスクがストップしていますからエマジェンシーディセントやった方が良いと思いますね。

↑※エマージェンシーディセントとは緊急降下の事。

44秒

CAP:はい。

34分21秒

CAP:踏ん張ってろよ。

35分20秒~32秒

COM:JAPAN AIR 123,JAPAN AIR TOKYO…26分に大島の30マイル、ウエストでエマージェンシーコールを東京ACCが傍受したという事ですが…

34秒~46秒

F/E:えーと…ですね…今あのー…R5のドアが…あの…ブロークンしました。えー…それでー…えー…今あー…ディセントしております。

54秒~57秒

COM:キャプテンのインテンションとしてはリターン・トゥ・東京でしょうか?

58秒

F/E:はい?何ですか?

36分00秒

COM:羽田に戻って来られますか?

04秒~19秒

F/E:えーと…ちょっと待って下さい。今エマージェンシーディセントしていますので…えー…もう少ししたら…あー…コンタクトしますので。もう一度…あー…再びコンタクトしますので、えー…そのままモニターしておいて下さい。

20秒

COM:了解しました。

37分04秒~07秒

CAP:降りるぞ。そんなのどうでもいい!

31秒

CAP:頭下げろ。

↑※『機首を下げろ』という意味。

39秒

COP:はい。

38分04秒

CAP:頭下げろよ。

05秒

COP:はい。

29秒

CAP:両手でやれ!両手で!

30秒

COP:はい。
18時29分00秒

CAP:気合いを入れろ!

00秒

COP:はい。

05秒

CAP:ストールするぞ!本当に!

↑※失速の事。

06秒

COP:はい。気をつけてやります。

07秒

CAP:はいじゃないが!

08秒

COP:はい…

09秒

CAP:ディセント!

15秒~19秒

ACC:JAPAN AIR 123,if possible squawk 2072 normal.

《日本航空123便、可能なら機体識別コード2072を発信せよ》

CAP:(応答なし)

31分02秒~05秒

ACC:JAPAN AIR 123,ah…can you descend?

《日本航空123便、降下可能か?》

07秒~08秒

CAP:Ah…roger now descending.

《了解。現在降下中》

09秒~10秒

ACC:All right…say altitude now.

《現在高度を報告せよ》

11秒

CAP:240…

《24000フィート》

14秒~19秒

ACC:Right…your position 72 miles to NAGOYA,yah,can you land to NAGOYA?

《現在位置は名古屋から72マイル。名古屋に着陸するか?》

21秒~25秒

CAP:Ah…negative request back to HANEDA.

《違います。羽田に帰る事を要求します》

26秒~30秒

ACC:All right…分かりました。これからは日本語で話していただいて結構ですから。

31秒

CAP:はい。はい。


↑※機長の負担を少しでも軽くして尚且つ意思の疎通の妨げにならないよう日本語での交信を指示した。日頃から如何なる場合でも無線交信は万国共通の英語が使用されており特に東京管制所はその事を厳しく指導していただけに、この判断の時点で管制所も123便内で何かとてつもない緊急事態が発生している事が伝わっていたに違いない。