ざっかん そらぐみについて | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

今日

宝塚歌劇団とご遺族が合意とのこと

双方の会見がありましたね。


合意できたこと、

ただただ良かったです

いろんな気持ち、思いがあったとしても

宙組は年内を目標に

現体制で公演したいとのこと

それを聞いてホッとしています

宙組ファンでも推しでもないけれど

最低限、劇団に失望せずにすんでよかった

発表を待っています



SNSで

謝罪した劇団員たちに対して

『認めたのならこの件については加害者と言ってもおかしくない』等

平気で言っている人がいます

こういう思考回路な人間が多いから

劇団はギリギリまで

個人のパワハラを正式でなくとも

認められなかったし、

気持ちだけで謝罪も

出来なかったんだと思う

そして、劇団的には今までそれらは

パワハラではなかったんでしょうから。

今回の合意で

劇団側の譲れない条件は、

『謝罪した劇団員たちの名前を公にせず

出来るだけ

特定できないように配慮すること』

だったのではないかなと思っています


『どうせ認めるなら

早く認めていたら傷も少なかっただろう』

という意見も沢山見かけますが、

私にはそうは思えません

早期に劇団が事態を認めて謝罪していても

パワハラをしたとされた劇団員たちは

パワハラを認めても

認めずに謝罪しても

今以上に誹謗中傷されていたことでしょう

おそらく、

劇団や遺族側が

対象者氏名を特定して発表しなくても

今でこそマスメディアの記事は

少し配慮が感じられるようになりましたが

週刊誌等には氏名が

まるで当然のことのように掲載され

あることないこと書かれて

誹謗中傷されたでしょう


『大手企業ならもっとスマートに

早期に事態を解決した』と

揶揄する意見も見かけます

でも、早いからといって

その解決が正とは限りませんよね。

確かに普通のしっかりした?企業なら

事実内容をしっかり把握する前でも

”名指しされた職員"

"責任者とみなされる職員"を

切って捨て

世間に謝って見せて

企業本体を守る方に力を入れるでしょう。

ただ社長を降りるだけなら

切って捨てられても

陰で会社から詫びられて

winwinかもしれない。

でも、ただの職員は

切られて責任を取らされて終わりです

次の日から仕事もなくなる

世間の目はついて回る

世間は誹謗中傷はしますが

何かに責任を感じることはないし

ましてや責任は取りません

根本的な原因が会社自体にあってもです


タカラヅカは

その全てを肯定するわけじゃないけど

ギリギリまで

少なくとも

"タカラヅカに従っている職員”を

守ろうとしたんだと思う

これは今回に限ったことではないです

そのたびに世間からはぶっ叩かれてますが

だから、どんなに求められても

ギリギリまで

劇団員たちの個人的な謝罪を

回避しようとしたんだと思う


そんなのはおかしな考えだ!と思う方、

合意がなされたこの期に及んで

劇団が守ろうとしている

謝罪した人たちへの誹謗中傷は

まさかしないですよね?

貴方のそういう無責任な処罰感情が

ある意味

早期解決を阻害したんです


謝罪した劇団員が舞台に立つことに

勝手に嫌悪するなら

観劇しないことです

観劇はエンタメです

観劇は義務じゃない

私もこんなことを書いてますが

宙組に限らず

気が向かなくなれば観劇しません

嫌な人を観劇するなんて

いやいや観劇するなんてもの好きですよね

下級生が観たいからだ!っていうなら

その下級生がトップまで上り詰めるまで

そうでなくても

上級生や主要キャストとして

組を支えていくようになるまで

どうぞ全ての面から支えてあげてください

まだまだ組を引っ張って行くことはできなくても

貴方を魅了しているのだから

成長し、貴方の理想の組を実現してくれるかもしれない

観劇する人が少なければ

確かに存続出来ないんですから。

あ、不買運動等は不用です

自分が観劇しなければすみますよ。

貴方と同じ考えの方が多ければ

自然にチケットは売れません

この事件に関係なく常に、

チケットが売れなければ続けられません

また、感情的になり

愚痴を書いてしまいました…




このたびの

亡くなられた劇団員の方のご冥福を

心からお祈りいたします


そして、

このように悲しい事が

再び起きないことを信じ祈っています