寒い
とうとう雪が降りましたね
私の家のまわりも積もっています☃️
しかも、このまま
40センチくらいまで積もるらしいと聞いて
びっくり
そして公式から
沢山お知らせがありましたが
追いきれない〜
タカラヅカニュースでは
今日はボニクラ
明日は海辺
のお稽古場情報が放送されますね
楽しみ
さて、週末に
花組公演を観劇
そして今年初観劇をしてきました
チケット消えたって言ってたやん!!
そうですー
チケット消えた時に
もう1日チケットを確保できていれば…
と思って
変な懺悔をしていたんですけど。
あるあるですね
しぶとくチケットを探しまして…
だけど、当初は友人と
2023年初観劇になるはずだったんですっ
まだ諦めないけれどね…
なかなか日程あわせるのも難しいものです
私が観劇した回は
休演者が全員復帰後でした
皆さま早く回復されてよかった
JCB貸切公演でした
貸切なので終演後は
柚香さんのご挨拶が
カテコの始まりは
いつものご挨拶をしながら
『…ふふふ、ふふふ』という声が。
笑ってるって思ったら
『…ふふっ。皆様にお目にかかれたことがほんっと〜に嬉しくてつい笑いが込み上げてしまいました
』ニュアンス
と、すごくご機嫌な柚香さん
『…皆様があたたかくて…にっこり笑って下さったり、手を振って下さったりして嬉しくて、その度に寿命が10分伸びた』
ニュアンス
そうなので、
さいご幕が降りる時に
右手にシルクハットを持ち
両腕をブンブンしながら
幕が下がり切るまで
お手振りしてくれている柚香さんに
私の周りの方たちも
拍手しつつ、ブンブン手を振ってました
もちろん私もね
私は『うたかたの恋』自体、
観劇するのは初めてなのですが
令和版の『うたかたの恋』
私は好きでしたヨ
一回しか観劇出来なさそうなのが残念
ま、一回も観劇出来なくなりそうだったのだから
観劇できて良かった感謝
というわけで?
感想も一回観劇なため?間違いがあるやも…
ボヤけちゃった
『私の心の中には
小さな青い花というものがある…』
ニュアンス
マリンカ姫の歌うお店の片隅で
突然自分について語りだすルドルフ
ルドルフが見つけた小さな青い花は
マリーだけど、
ルドルフの心の中にある
"小さな青い花"を理解して
壊さずに最期まで一緒に寄り添ったのが
マリーなのかなって思えたので
最期のピストル心中も
夢夢しい結末に見えました
令和版は
いろんな登場人物や
シーン、会話、歌が増えたり
改変されていましたが、
社会情勢や王室の状況が
わかりやすくなり、
ルドルフ(柚香光)が外側から
追い詰められていく流れも
自然に感じましたし、
ルドルフとマリー(星風まどか)の恋や
恋からのふたりの繋がりの深まりも
私にはより違和感がなかったかな
良いなと思ったシーン…
ルドルフとマリーが出会った瞬間
ふたりの様子、表情
劇場でルドルフがマリーに
扇子を拾ってあげた時ね
実は会うのは2回目みたいだけど
劇場のハムレット
一幕はオペラ
二幕はバレエ
劇場で実際にこういう取り合わせは
あるのか分からないけど、
シュラット夫人(糸月雪羽)の
歌声も聴けるし
バレエは夢夢しくて
元のお芝居のバージョンより好き
ハムレット(天城れいん)
オフィーリア(七彩はづき)
をはじめ、
周りのバレリーナたちも綺麗
『ハムレット』の物語も
バレエの表現くらいが
ちょうど良い気も。
言葉としては、皇太子妃とのやり取りで
『決断すべきか否か、それが問題だ』(ニュアンス)
(生きるべきか死ぬべきか…)
はちゃんとありますし
匂わせはそれだけで十分なような。
ちょっとだけ思うのは
バレエを観ようとすると
ルドルフやマリーの表情は見れなくて…
というか、ルドルフを見ると
マリーは見れないし…
バレエもルドルフもマリーも
どうなっているか
気になるシーンなので困った
ザッシェルの店
歴代のマリンカ姫は
みんな歌声が素敵だけど
シチュエーションが
よくわからないというか…
再演を重ねる度に
理解力がない私には中途半端な感じがして…
妖艶さ妖しさは控えめだけど…
どういう趣向?みたいな。
大劇場と別箱の違いなのかもしれないけど
今回は沢山のお客さんたちの中で
マリンカ(咲乃深音)が歌ってて
こういう場でルドルフが
マリンカなどの歌姫を気に入って
というのはありそうだなぁと。
自然な感じがしました
自然な感じと言えば
ロシェック(航琉ひびき)が
マリーをルドルフの部屋に
手引きするシーンも
地下道?を通るシーンが
カットされていたけど
スッキリわかりやすく感じました
客席降りができるなら
元の演出の方がよいのかな?
でも、すこしわかりにくいし助長的だから
今回の方が私は好きです
それとか、ロシェックと
ブラットフィッシュ(聖乃あすか)の
ちょっと笑いをとるような
よくある古臭いやり取り?も
カットされていて
スッキリ分かりやすくて良かった
言いたい放題
ちょっと見だと聖乃さんと思わなかった
ブラットフィッシュは
可愛いブラットフィッシュだなと
思ったのですが、
だから余計に
ロシェックとの古臭いやり取りは
カットしたのかな
あと、マリンカ以外にも
ミッツィ(詩希すみれ)も
歌姫として活躍していたし
ミッツィが歌うシーンは
村人っぽいダンサーも
活躍していて
以前の作品より
シーンが明るめで良いなと感じました
柴田先生の作品のイメージの
お祭りの雰囲気だなぁと思ったり
真琴&檀の録画を視聴した時は
ふたりはいないシーンだけど
なんだか妖しい雰囲気が
ふたりの関係と行先に重なる感じで
何故か合ってるなぁって感じはしたけれど…
ともかく
シュラット夫人、マリンカ、ミッツィなど
いろんな花組の歌姫が
活躍できているのが良き
楽しかったです
個人的には
ミッツィの詩希さんががっつり歌ってて
歌声に雰囲気があるなぁって思って
嬉しかった
ルドルフがマリーに
手紙を出す決意をする瞬間
“ジャンとミリーが全てを捨てて
ふたりで南の島に行くと
ルドルフに伝える"
という夢を見るルドルフ…
この夢がマリーへ手紙を書く決意に
繋がるなんてね…
この夢オチの流れも
今回よりわかりやすく感じました
手紙を受け取って
嬉しくて大はしゃぎするマリーの様子
星風さんのマリーは
可愛くて若く
でも純真すぎるわけじゃない
それがしっくりきました
ただの良家のお嬢さんじゃない部分
ルドルフには妻がいて
沢山の取り巻きがいるけれど
そんな中で私を見てくれた
そのことが凄いんだ
嬉しいんだと喜ぶマリー
何もかも理解しているような
理解してると思ってるだけで
本当はわかってないのかもしれないけど
そういう面も
星風マリーに馴染むというか
周りを取り巻く人たちの
様子やセリフも
マリーの立場とかを説明するように
少しずつ改変されていて
物語の理解を
後押ししてくれるように感じました
誰が言ったか
忘れてしまったんですがポンコツ
『金で地位を買うような…云々』とか
ツヴェッカ伯爵夫人の
『下級貴族あがりの娘なんかにっ
馬鹿にしてっ』
とかetc
夫人がスパイになった理由にも
なっていそう
それにフランツだけじゃなくて、
周りの人々が
あんまりマリーを歓迎してない表情なんですよね
いろんな人の気持ちが
しっかり話されるので
わかりやすく感じました
マリーは
ルドルフに『私たちの未来を考えよう』
って言われたのに
『私たちに未来なんてあるのかしら…』
って答えるけど
このセリフが懐疑的すぎず
悲しみとか不安になるわけでなく
かと言って
ただの子どもの無知な可愛さにならずに、
不穏な未来を予見するような
不思議さや儚さが
感じられるマリーが好みです
はじめに持っていたチケットが
休演で消えて
もう観劇は無理かな〜って思ったので
つまらないから
録画してある『うたかたの恋』を
順々に視聴していたんです
オタク過ぎて苦笑
月組 真琴&檀(1999年、演出:柴田侑宏)
宙組 和央&花總(2000年、演出:柴田侑宏)
花組 春野&桜乃(2006年、演出:植田景子)
宙組 凰稀&実咲(2013年、演出:中村暁)
星組 紅&綺咲(2018年、演出:中村暁)
視聴した順番はこの通りじゃないけど
そしてこれ以前は録画がない
どのルドルフ&マリーも
それぞれ素敵でしたけれど、
録画を見た中では
私の好みは真琴&檀
真琴さんルドルフはカッコ良く
皇太子らしい立ち居振る舞いと
低めの歌声が好き
でも、それは言い訳にすぎず
好みなタイプの男役だからかも。
檀さんも危うい雰囲気が
マリーのイメージにぴったり
そして、どういうわけか物語も
全体的にわかりやすかったような
私の勘違いかな
もうひとつは、春野&桜乃バージョン
こちらはルドルフが
心に“小さな青い花"を持っている
ように見えた
そして
貴公子然として夢夢しいルドルフと
若いけど大人びた外国人風で
物知り顔の
不思議ちゃんな雰囲気のマリーが
物語にハマって見えました
ふたり以外のキャスト陣も
オーストリアの宮廷っぽい雰囲気があって
何故か話の流れにも
違和感をあまり感じない…
という感じ。何故かな?
今回の柚香ルドルフは
さらに“小さな青い花"を
心に持ったままのルドルフに見えました
“小さな青い花"をそっと抱えたまま
そのまま現実を歩いていくということも
見ないふりをすることも難しくて
ずっと“小さな青い花"を探し続けている…
マリーはそんなルドルフの
“小さな青い花"を全面的に肯定した
そんな風に見えて
『うたかたの恋』のルドルフとマリーに
ぴったりだなと思いました
あと、指輪の刻印
『死してなお 愛によりて結ばれる』
ニュアンス
が、話の結末にも沿っていて
マリーが何度も刻印を読んでいる様子が
最期の心中に繋がって
マリーの決意も納得できる気がしました
さて、そのほかいろいろ…
今までのまま再現された
プロローグを
ダンス上手のメンバーが踊るのが
素敵でしたよね
冒頭の赤階段のあと、
パッと出てくる舞踏会
観た瞬間、
やっぱりこのくらい
人数がいるといいなと思いました
大劇場だからか豪華で華やか
水美さんのソロダンス
永久輝さんのソロから
永久輝&帆純&聖乃と続くたぶん
ダンスの見せ場が素敵でした
ジャン(水美舞斗)&ミリー(星空美咲)
フェルディナンド(永久輝せあ)&
ソフィー(美羽愛)
はお似合いでしたし
ステファニー(春妃うらら)は
印象的なお役ですよね
最後のワルツの
ジャンと踊る緊迫のシーンがね
ステファニーが可哀想なんだけど
インパクトがあって良いシーン
セリフが変わっていたようですが…
おじ様役の方々、
フリードリヒ侯爵(羽立光来)
フランツ(峰果とわ)
ゼップス(和海しょう)も
印象に残りました
ゼップスって結構有名人?
『エリザベート』にも登場しますもんね
ただ、その他の貴族たちなどは
なかなか名前と人物について特に名前
区別がつきにくいのが難点ですよね…
仕方がないけれど。
私なんかジャンとフィルディナンドも
なかなか名前がごちゃ混ぜになりがちで
“ルドルフの友人でミリーが恋人の水美さん"
“ルドルフの従兄弟でソフィーが恋人の永久輝さん"
って思って観劇していましたから
柚香さんはダンスもだけど
サーベルをサッと渡して
皇太子として出てくる時とか、
歩き方、座り方、眠り方とか
そして
マリーとのダンスが素敵でした
マリーはドレスが新調されていましたけど
どれも良かった
始めと最後のワルツが素敵だと
やっぱり良いなぁと思います
あと最後の
ウェディングドレスのダンスも
影ソロの龍季澪、花海凛の
歌声も素敵でした
あと、マイヤーリンクの
ルドルフの衣装は何?
ポーの一族再び?アランかと…
とても似合っていましたけれど
前半すごくルドルフが
声とか雰囲気が歳上に感じて
実際のルドルフの年齢30代を意識して
しかも西洋人だから老けてるだろうし
役作りされてるのかなと
観劇しながらチラッと思ったのです
それが良いなと思って
観劇していたのですが、
マイヤーリンクでルドルフが青年に…
違和感なく観ていながら
同時に不思議な気もしていましたが
そういう演出なのかもしれませんね
良かったので。
衣装のイメージがあるからかも?
私の勘違いかな
苦悩もありながら
あっさり決意して
ピストルを撃つ最期が良かった
『私の胸の中には
小さな青い花というべきものがある…』
濡れた草の中の
青い小さな花
それはあなた
それはあなた
それはあなた
ミュージカル・ロマン 『うたかたの恋』
原作/クロード・アネ
脚本/柴田 侑宏
潤色・演出/小柳 奈穂子
マリレンクーヘンにしました
アプリコットジャムにひかれて
しっとりしてました