月組ツアー『ブラック・ジャック 危険な賭け/FULL SWING!』(2022) | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

宙組大千穐楽おめでとうございます乙女のトキメキ
無事に最後まで完走されて良かったおねがい


さて、週末は月組ツアー
『ブラックジャック/フルスイング』を
梅芸で観劇してきましたニコニコ


月組さんはツアーメンバーに
大阪出身者が多いんですねびっくりマーク
まぁビックリマーク6人もびっくり
しかも、カテコの
大阪出身者のピックアップで
6人がそれぞれが一言ずつひらめき電球
それがうますぎた口笛

私の観劇した公演は
『なんでやねん!』シリーズ
最後に光月さんの
『先生、診療のお時間ですっ』からの
『はい、では次の方ー……っハッ
って、なんでやねん!!』
という月城さんの締めでした爆笑
すべてニュアンスで
ポンコツなので間違い多々ですあせる

始まりも
春海さんのギャグに
白河さんが『なんでやねんっ!』
ってツッコんだり、
逆に白河さんの時に
春海さんがツッコんだり、
一人ツッコミをやってのけたり笑ううさぎ
みんな上級者すぎて笑
えらい上手いし
私は大阪の人間ですが
こんなん無理やし
さすがですっ…て思った笑
みんなネタ考えてるんやんなぁびっくり
ツアーならではですね



以下内容に触れます。



ブラック・ジャックですが、
私の観劇前の印象は
イメージはアニメだけど、
初演をかなーり前に一度視聴あしあと
安寿・真矢・愛華
3人ともカッコよかった
歌、ダンスも良かった
っていう印象かな…

観劇してみて…
私はこの作品の感じが結構好きですニコニコ
というか、ブエノスアイレスといい
正塚先生の作品好きなのかも。

手塚治虫先生の原作のせいもあるかもやけど
ブラックジャックが
生きるとは?みたいな
偉そうな堅苦しいことを宣っても
なんか真実味があってね
白々しく感じないのが良い感じ

ツアーは始まったばかりですし、
どんどん深まっていくのが
楽しみですねニコニコ


月城さんファンの方は
顔に傷がある役なんてっって
思われるのかもしれませんけれど…
私もポスターはちょっと思ったかも
作品としては
今まで観た月城さんで一番見入りました
単に私の好みかな

キュンラブラブとかじゃないんだけど
ファンの方はキュンキュンするのかもやけど
話し方とか見た目とかも
私のイメージのブラックジャックに近くて
ブラックジャックの内面も
自然に伝わってきて
これまでの月城さんの役柄の中でも
私には一番自然な人物に見えました
自然が最も重要なのかって言われると
難しいけれど…

ことあるごとに
『俺は命を粗末にする奴は許せないんだ』
というようなことを言って
悪態をつきながらも
言ってることとやってることは正反対で
ケインを追いかけまわし
ケインやアイリスを
説得する様もなんか納得感あるし
暖かさも感じました照れ


ケイン(風間柚乃)は
風間さんの演技が
私の中で今回は控えめに見えたけれど
それがよかったのか?
役柄にハマっていました
化粧も映えて男前
ちょっと痩せられたのかも…
痩せたのが良いってわけじゃないけど。

アイリス(海乃美月)は
海乃さんにピッタリに感じました
大人っぽく賢く現実的
短めのボブとかっちりしたスーツが素敵キラキラ
ちょっと如月恵の印象が薄かったかな
でも瓜二つなんですもんね

ふたりの中身が
後半どんどん詰まっていって
特にブラックジャックがアイリスに
『ほんとに愛してるのか、なら何故そばにいようとしない…なぜ(ケインが)そうなってしまったのか、本当に分からないのか…』云々
ニュアンスです
あたりから
私自身もケインが
何故アイリスを避けているのか
それまで考えてなかったのですが
わかったような気がしました

アイリスが撃たれたあと
ケイン自身も
今までの自分の行動とか
そこに至る本心とか
アイリスをほんとに愛してることに気づく
その流れが好きです


ジョイ(礼華はる)は
いかにも存在しそうな男子
礼華さんの自然な男子っぽい話ぶりが
以前から好きですが
今回もそういう感じがしました

ケインとのコンビでは
面白みというか、
軽い雰囲気が良かったです

ローラ(花妃舞音)は
声がちょっと子どもっぽくて
可愛らしい雰囲気
でもちょっと抑え気味に
過剰過ぎなかったのがよかったです

最後のシーン
自分のせいだと気を病むローラを
ジョイが
そしてケインが
ローラのせいじゃないと
励ますシーンも好きです
なんか、3人とも抑えた演技だから
成り立っているような、
言い方とか
過剰過ぎてわざとらしいとか
嘘っぽいとかがない
なんか、流暢じゃないんだけど
それが本当っぽい
そんな気がしました


ブラックジャックとのやり取りでいうと
アイリスを含めた3人だったりもするけど
スノードン卿(凛城きら)
穏やかな貫禄と
安心感がありましたし
スノードンに限らず
セリフの応酬が印象に残る舞台でした
ブラックジャックとアイリス
ブラックジャックとケイン
ブラックジャックとスノードン
ブラックジャックとサザランド
ブラックジャックとベリンダetc
月組って感じがしましたニコニコ

サザランド(光月るう)は
マフィアとか極道の雰囲気が漂って
凄みがありましたし
ボーディ(朝霧真)が
その重い雰囲気を中和していましたね

ピノコちゃん(美海そら)は
原作っぽく?幼く舌ったらずで
可愛かったけど
もうちょっとだけ
声がクリアというかワザとしてるんだけどね
仕草等はそのままで
声だけ落ち着いていたらなとか。
かなり難しいだろうけれど…
好みの問題ですね

ベリンダ(結愛かれん)は
気の強さと
最後のブラックジャックへの敬意が
印象に残りました
ブラックジャックの
ベリンダとヨランダ(白河りり)の
読み間違えはちょっと笑いに笑い

ジョアン(天紫珠李)は
かなり面白い役作り
もうちょっと馴染むと良さそう

あと、群衆のダンスや、
ブラックジャックや
ケインの独唱とかで
バックで踊るダンサーたちコロス
こういう雰囲気も好きニコニコ

ダンスでは
ふと目についたらたいてい夢奈さんキラキラ
後半かな。
だけどプログラム見たら
夢奈さんは
いつも踊ってるわけじゃなかったあせる
蘭さんもよくわかったんだけど
なかなか解像度が上がらない…

そして、ブラックジャックの時は
ブラックジャックの影(一輝翔琉)がニコニコ
なんとなくシルエットが
ブラックジャックっぽくて綺麗キラキラ

ヴィクトリア女王(麗泉里)も
美しかったですキラキラ


そしてショーオーナメント

プロローグから
裏拍?の手拍子が
観客席から鳴り響いていましたねルンルン
私は怪しくなったら途中でやめて
オペラを覗いてました笑

なんとなく
月城&海乃のデュエットダンスとか
ふたりのシーンが
増えたような気がしましたが
私が忘れているだけかなアセアセ
リズム感がさらに良くなって
全体的に作品の?統一感が
増した気もしましたルンルン

礼華さんが天紫さんと組んで
歌も踊りも大活躍していましたねウインク
礼華さんがんばれ〜流れ星って
思っていましたおねがい
天紫さんはやはりダンスがビシッと綺麗雷

そして、そこっ?って思われるかもだけど
風間さんをはじめ、
お化粧が一幕とがらりと変わって
特に口紅が赤っぽく
ショーになって
一気に華やかな感じがしました乙女のトキメキ


《印象に残ったシーンなど》
ジゴロのシーン
風間さんを中心に
大勢でダンスを踊る場面は
黒色ドレスの結愛さんも素敵で
華やかで楽しいルンルン
ビューティーズ3人組は綺麗キラキラ


カフェのシーン
月城さんの演技の雰囲気がさらに増して
物語がよく感じられました花

夢奈&水色の娘役さん
娘役さん誰かな?凝視したけどわからず
すごく好きスター
ダンスが華やかでうっとり
ふたりのポーズもうっとりハートのバルーン
本公演でも夢奈さんに惹きつけられて
ペアで踊る姿が好きだったけど
今回さらに素敵が増して感じました飛び出すハート


そして、黒猫ラインダンス🐈‍⬛
本公演でも好きだったシーン
ありちゃんの黄色のダンサーを
夢奈さんがされていて
とても素敵乙女のトキメキ
ダンスはもちろん
歌声も好きブルー音符
続く猫ちゃんたちも可愛い猫
一輝・雅がピックアップされてましたねバレエ

フィナーレの月城さんを囲む
赤いドレスの踊りが綺麗乙女のトキメキ


(トリプルエトワール)風間柚乃・白河りり・咲彩いちご
夢奈瑠音
礼華はる
海乃美月(大羽根)
月城かなと(大羽根)

ポスターが9月8日に


8月25日に先行画像

(画像は全て宝塚歌劇公式ホームページよりお借りしました)


ミュージカル・ロマン 

『ブラック・ジャック 危険な賭け』

─手塚治虫原作「ブラック・ジャック」より─ 

作・演出/正塚 晴彦 

 ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』 

作・演出/三木 章雄



なんと今回、朝美さんと

観劇かぶりしていたようおねがい

元月組で専科の紫門さんとご一緒にふんわり風船星

せっかく間近で

見られるかもしれない機会だったのに〜はてなマーク

ぼーっとしてるから無理だよね

でも同じ舞台を観ていたんですねピンク音符

前日は星組をご観劇星

来週には東京に行かれるのかなあしあと