【配信】月組新人公演『今夜、ロマンス劇場で』(2022 東京) | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

今日は星組の大劇場のチケットの

2次抽選発表日…

辛い。

今までにない端っこ席で泣きましたえーん

観劇できるだけよいかなあせる



今日から108期の文化祭が開幕しましたねニコニコ

無事公演できて良かった流れ星

スカステ放送を楽しみにしていますピンクハート

星組公演で初舞台ですねクローバー


スカステといえば、今日は

95期の文化祭が放送されますね爆笑乙女のトキメキ

深夜ですが楽しみです


3月は文化祭が91期〜放送されていて

一部のみとか

ぶつ切りではありますが

ちょっとずつ視聴しています口笛


珠城さんだ!とか思いつつ94期を視聴

歌うまさんが多い?

仙名さんのソロ“ある晴れた日に”

が素敵でした音符音符音符



さて、

月組新人公演の配信を視聴しましたお月様

楽しかったですニコニコ




もちろん本公演は芸達者だし

安定感がものすごかったですが、

新人公演は

初々しく自然な仕上がりで

物語は変わらないので

私の好みは変わらないとはいえ

健司と美雪の夢夢しい恋が感じられて

ほんわかした恋愛模様に浸れましたお願い



個別の印象を少し。


牧野健司 礼華 はる 

素で青年が似合う礼華さん

ちょっと天海さんっぽいのよね

天海さんのタカラヅカ時代は

舞台で拝見してるわけではないのですが

美雪との並びもお似合いでしたウインク


時々月城さんそのままの

セリフまわしと感じる時もありましたが、

気持ちが伝わってくる丁寧な話し方と

温かみがあって親近感の湧く

自然だと感じられる演技が好みです


歌声は歌える曲とそうでない曲があるけど

歌える曲は

情感がこもっていて素敵なので

さらに良くなるとよいなピンク音符

これからも楽しみニコニコ



美雪 花妃 舞音 

まずお芝居でびっくり

次に歌声でびっくりびっくりびっくり

そしてお芝居にびっくりびっくりびっくり

ダンスもびっくり

驚かされました


美雪は王女らしさを必要とされるけれど

映画から飛び出てくるので

舞台上の時代、世界と違う存在なので

より姫感というか、

姫キャラに納得感が必要

難しいですよね

そのせいで

結構鼻に付くタイプに見えがちなのですが

花妃さんは役作りの方向性を

かなり変えてきました

演出家の先生の指導でしょうけれど

成功してましたね


『褒めて遣わすぞ』等言っても

演出の妙か、可愛らしさが上回って

気になりませんでした

あ、だよねーこんなこと言われても

可愛いいって思っちゃうよねっていうリボン

お衣装もどれも似合っていましたが

白黒の王女さまドレスが

特に似合っていて

これからも期待ニコニコ


そして歌声がいいですね音符音符音符

スッと惹き寄せられる歌声

もちろん安定もしている方ですが

安定してるだけじゃなく情感があるピンク音符

歌が上手いって

声の綺麗さと音域

音程、リズムの正確さももちろんあるけど

それを一定以上クリアしたら

いかに表現できるかだと思うんです

花妃さんにはそれがあって

ミュージカル向になれるんじゃないかな

と感じられる歌声に感じました

音の表現に幅があるというか。

後で書いている七城さんもですが


大ナンバーを歌ったあと?は

乗ってきたのか

だんだん芝居も良さがより出てきて

特に塔子と話した後の

揺れる気持ちの表現がよくて

そのあとの

健司から去ろうとしたり

健司にサヨナラを言おうとしたりする

美雪の心情に

健司の側にいても違和感のない

人間らしい情感を感じることができて

最後に向かう流れが

より納得感があって良かったです

本公演も私が観た時より進化されてるでしょうし

そのせいもあるかもしれませんが


健司と踊るシーンも動きが柔らかくて

華がありました

お祭りの赤い風車を受け取るシーンの

健司と美雪の様子は

軽やかな風が吹いてきたようで

可愛かったです流れ星



俊藤龍之介 彩音 星凪 

(知っていましたが)美形さんですね流れ星

俊藤のキメ顔がことごとく決まってて

超人気俳優なのが納得ハート

彩音さんは

ダンスが素敵キラキラというイメージでしたが

今回は振り切って奮闘されていましたね爆笑


ただ、健司とは対照的に

すごくデコラティブな存在なので

自然に見えるだけでは物足りないんですね

難しい役です


本役の鳳月さんは

間の取り方、セリフまわしも良くて

俊藤のアクの強さも

ちょっとした笑いや

情感の感じさせ方も素晴らしく

デコラティブな存在なのに

舞台での人物の

実在感がしっかりしていたんです

そういう点では

俊藤としての実在感が軽かった


でも、それは鳳月さんと比べるからで…

華があるし

本公演でも良い役で拝見したいな

と思いましたおねがい



大蛇丸 七城 雅 

美雪と共に歌声で驚かされた大蛇丸でした音符

見た目、演技など

本役さんを踏襲されていましたが、

誤解を恐れずに言うと

歌うミュージカル的なシーンは

七城さんの方が良かった音符

魔王的存在感というか

カリスマ感は本役さんの方が

出てましたけれどね


押し入れから出てきた後の流れは

ただ歌声が良いのでなく

歌、歌詞をものにされている歌い方で

大蛇丸を中心にミュージカルとして

楽しめるシーンになっていました

これからも注目したいですニコニコ


雨霧【大蛇丸の従者】 蘭世 惠翔 

狭霧【大蛇丸の従者】 一輝 翔琉 

本役さんたち同様

従者の衣装がカッコ良く似合ってて

バランスも良いふたりウインク


セリフは少ないんだけど

ふたりの掛け合いも

結構難しい間の取り方も良かったし

アドリブがエリザベートで

笑っちゃいましたグラサン

一輝くん、トート似合うわ



成瀬塔子 結愛 かれん

おとなしいおしゃまなお嬢様カバン

ふんわりした雰囲気が

お似合いでしたねニコニコ



山中伸太郎 真弘 蓮

とても自然で

でも目を惹くものがありましたキラキラ

お芝居も歌声も良かったですウインク



萩京子 白河 りり

もともとの新人公演の役の萩京子と

きよらちゃんの代役の妖怪の歌姫をされる

と勘違いしてましたあせる

あれ、同じキャラに見えた?

って思ったけれど

萩京子と淡路千景が融合していたのですね!


安定感あるちょっとドスの効いた歌声

個性的な役ではありますが

白河さんの歌声を堪能できる配役ですねピンク音符


最後の一気に健司の晩年に

移行する前のシーン

健司&美雪のふたりの時の変遷を

いろんなカップルが

ダンスと芝居で表しています

本音を言うと…

本公演を観た時から

このシーンは意図よりも

効果的になってないと感じていました

何をしているかしっかり確認するまで

一瞬、誰を表しているかわからない

わかっても微妙にイメージに同調しにくい

別の人たちがそれぞれ

時代も違う、衣装もメイクもかなり違う

健司&美雪を演じる

仕方がないけどちょっと考えないと

同じ健司&美雪を表しているとは

思わなくて…あせる

すぐわかるんですけど

その一瞬の間が物語としては

スムーズに入ってこない気がします


話が逸れましたが

白河さんが美雪のひとりを演じていて

深い紅色のドレスが似合って

ふたりで踊る姿が素敵でしたねウインク



ディアナ【月の精霊】 天紫 珠李 

貫禄のある月の精霊で

衣装も素敵にお似合いでしたおねがい

歌声はやはり弱いのかな

本役が晴音さんなのでよりそう感じました



本多正 柊木 絢斗 

本役さんを踏襲しているとはいえ

お爺さんの役だけど

柊木さんも自然な演技が良かったですね


本役さんがちょっと

クセの強い雰囲気だったのですが

上手さとかは関係なく

個人的にはクセのが少なめの

柊木さんが好みでした


歌声も良かったピンク音符



成瀬正平 一星 慧 

清水大輔 瑠皇 りあ 

石田鶴男 月乃 だい亜

三人とも本役さんをなぞりながら

役としてハマっていました

清水の『まきの!…クビだっ!!』

がしっかり印象に残りましたニコニコ

お父さん社長の歌声もピンク音符



警官 槙 照斗

やはり面白い役回り

楽しいお役です



吉川天音 羽音 みか

栄子 咲彩 いちご

看護師になりたてでもないけど

若い看護師のキャピキャピした雰囲気が

嫌味なく、でも時代の違うシーンという

舞台でのメリハリに繋がって

わかりやすく良かったです


背が高い?のもあるかもしれませんが

羽音さんはパッと目を引く美人さんですね

セブンカラーズでも活躍してましたウインク



狸吉 大楠 てら 

虎衛門 和真 あさ乃 

鳩三郎 天つ風 朱李

可愛らしい三銃士ウインク

鳩三郎はシュンとした雰囲気が可愛らしく

クルックーの声が良かったですねピンク音符



ばあや 天愛 るりあ 

じいや 彩路 ゆりか

ふたりの様子、話し方も良かったです

じいやのおとぼけな雰囲気



三好師長 花時 舞香 

怖い看護師長

本役さんに劣らずキビキビした雰囲気で

声が響いていました口笛



写真の女 菜々野 あり

可愛らしい雰囲気に

今回は神秘的な雰囲気も出てましたウインク



【付き人】

馬場 澪 あゆと 

猪倉 大瀬 いぶき 

丑太郎 綺乃 ゆず


【セブンカラーズ】

青田茉莉子 菜々野 あり

司みどり 羽音 みか 

岸藍子 まのあ 澪

橙野富士子 朝香 ゆらら

若尾菜々 美海 そら

原ゆかり 静音 ほたる

茜秀子 澪花 えりさ


【助監督】

川鳥 毬矢 ソナタ

岡林 遥稀 れお

鈴本 水城 あおい

四ツ池 涼宮 蘭奈

村海 槙 照斗

黒石 澪 あゆと


監督【新撰組】 爽 悠季 

近藤勇 甲海 夏帆 

林英恵【衣装デザイナー】 咲彩 いちご 

夏川【脚本家】佳乃 百合香

スクリプター まのあ 澪

太夫 奏羽 美緒 蘭叶 みり

妖怪の女 美海 そら 愛梛 ちとせ

衛兵 相星 旬




ミュージカル・キネマ 

『今夜、ロマンス劇場で』 

原作/映画「今夜、ロマンス劇場で」

(c)2018 フジテレビジョン ホリプロ 電通 KDDI 

脚本・演出/小柳 奈穂子

新人公演演出/平松 結有




新人公演が無事できて良かったです