今日は星組『王家に捧ぐ歌』の
千秋楽ですね
おめでとうございます
昨日2月26日配信を視聴しました
礼さんラダメスの歌声と演技に
惹き込まれますね
舞空ちゃんのアイーダの熱演
アムネリスの気高さ、ファラオの娘感
ファラオの歌声と貫禄
ケペルのダンス
etc…
コーラスも驚くほど良くて
迫力の舞台
やっぱり生観劇したかった
衣装や舞台セットがシンプルなことも
遠い昔の物語ではない
普遍的なものをより感じさせたのか、
歌声を聴きながら
今の世の中がリンクして
より涙がでた気がします
戦いは何千年たってもなくならない
涙ボロボロの鑑賞でした
個別の印象を少し。
ラダメス【エジプトの将軍】 礼 真琴
作品ごとに進化する歌声
人物、将軍ラダメスの人となりや
細やかな感情まで伝わってくる歌唱で
物語に惹き込まれました
歌声で物語がスッと入ってきて
『新しい作品』と先生や礼さんが
何回か言っているのを耳にしますけど
それがほんとうに納得です
金髪のロングヘアも似合っていて
男らしいビジュアルに仕上がっていたし
カッコ良かったです
衣装は
どこが古代エジプトなの?って言われると
よくわからないけど、
舞台としては違和感なかったですね
礼さんの洗練された動きと疾走感に
金髪ロングヘアがたなびく感じが
なんかラダメスっぽいというか
将軍っぽいというか…
そして、縞々の被り物もなんか似合ってた
礼さん以外の方々もね
あの縞々の被り物って
古代でもなかなか微妙なバランスだよね
そして、なによりアイーダへの愛が
すごく伝わってきて
物語の成り行きに納得感が強く
エジプトを捨てる決意の時や
地下牢での再会に心が揺さぶられました
エジプトへの愛や
ファラオやアムネリスへの忠誠と
心の隔たりと罪悪感
さまざまな苦悩や
揺れ動く情熱を感じながらも
大人らしい決断力と包容力のある
素敵な将軍でした
アイーダ【エチオピアの王女】 舞空 瞳
感情を込めた歌唱
歌が弱いと言われがちな舞空さんですが
アイーダとしてまったく問題がなかったです
思いを発散させるような歌声が
とても心に響きました
衣装や髪型も似合っていて
現代的ではありますが
エチオピアの雰囲気がある気がしました
小麦色の肌も似合いますね
髪型もアフリカンであり
舞空ちゃんに似合っていました
祖国エチオピアと
愛するラダメスへの気持ちに揺れながら
激しくまわりに揺さぶられながらも
ラダメスに向かってまっすぐ進んでいく姿が
舞空ちゃんにピッタリで
ラダメスとアイーダの並びがお似合いで
素敵だなと思いました
並びといえば
兄ウバルトと双子設定とのことでしたけど
こちらも並びがピッタリで
麗しの双子の兄弟でしたね
アムネリス【ファラオの娘】 有沙 瞳
ゴージャスで華やか
ファラオの娘としての
高貴さ気高さがあって
輝いていました
前半のアイーダへの嫉妬と
嫉妬させたアイーダへの怒り
意地悪な気持ちの表れ方
後半の正直な愛の告白と苦悩
女王としての自覚と威厳
細やかな演技で
アムネリスという人が
すごく伝わってきました
歌声ももちろん素敵で
演技なのか歌唱なのかわからなくなるほど
礼&舞空&有沙で
この演目はピッタリでしたね
ファラオ【エジプト王】 悠真 倫
ファラオも歌声が素敵で
目線や振る舞いに
荘厳さを感じました
ちょっと柔らかそうで
見方によっては可愛い感じの衣装は
模様とかフワフワした質感に
結構目がいきました
アモナスロ【エチオピアの王】 輝咲 玲央
鳩がおともだちのアモナスロ(違)
狂気の芝居と本心の切り替え
最後の狂気
怪演で熱演でした
メリハリもあってわかりやすく
人間の生々しい闇の面が
アクセントになって、
ゾッとするんですけど
舞台全体に現実味がでて
重みがでますね
変わった衣装も
古代感はないのだけど
なんとなくアフリカンというか、
現代の
西洋が中途半端に混ざった
アフリカを感じました
似合っていましたしね
ウバルド【アイーダの兄】 極美 慎
幕開き登場で
カッコいいウバルトが登場
登場の仕方が今までと違った?
注目しやすくて
物語に入っていきやすかったです
小麦色の肌も似合っていて
エジプトへの憎しみからの
妹への怒り
狂気に走る感じに勢いがありました
【エチオピア王家の元家臣】
カマンテ ひろ香 祐
サウフェ 碧海 さりお
実力あるふたり
歌声、芝居が良き
ウバルト&カマンテ&サウフェの
トリデンテの歌唱、動き、芝居の
バランス良く
特にカマンテの歌声が軸になり
良い感じにまとめていました
三人の衣装は
黒色革ジャンとか
かなり現代的なんですが
髪型とか、アフリカン柄の布とかで
古代ではないけど
雰囲気は出ていましたね
【ラダメスの戦友】
ケペル 天華 えま
凱旋のダンスでセンター
視聴前から知っていたのですが、
暗闇ピンスポットで登場し
ひとりで踊り出す様子に
ドキドキしました
エジプトっぽい?
面白い振りだけど
スマートで力強くて美しかった
やっぱり生でガン見したかった…
腰が低くて
安定感と、手先、足先の美しさが
際立っていますよねー好きだ
ラダメスへの友情が色濃くでて、
ラダメスの裏切りを知り
刑が執行される時など
戸惑い、嘆きが伝わってきて
まわりのエジプト兵たちとのバランス的にも
場面がわかりやすく感じました
歌声も良かった
メレルカ 天飛 華音
ケペルとメレルカは
エジプトの戦士なだけじゃなくて
ラダメスの友人なんですね
今までの公演に比べて
今回それが色濃く出ていた気がしました
メレルカの天飛さんは演技が自然
少しの場面だけど
三人の心の交流が感じられました
歌声もダンスも安定してるし
【神官】
ネセル 天寿 光希
ヘレウ 朝水 りょう
メウ 遥斗 勇帆
三人とも衣装だけでなく
化粧も真っ白
人間ばなれした浮世を離れた三人
ネセルの超然とした独善的な様子に
エジプトの神官の雰囲気を感じました
ヘレウとメウは映像では
分かりにくかったけど
朝水さんがアップで映ったりして注目
硬質な美しさですね
三人の歌声も安心感
【囚人】
ファトマ 白妙 なつ
ヤナーイル 音咲 いつき
フィブラーイル 七星 美妃
マーリス 都 優奈
イブリール 星咲 希
エチオピアの戦士[歌手] 夕陽 真輝
エチオピアの囚人たちの歌声も
力強くしなやかでしたね
特にファトマは歌唱シーンも多くて
白妙さんのしなやかな歌声が素敵でした
ファトマ以外もピックアップで歌ったり
みんなで歌ったり
歌うまさんが多かった印象
衣装がアフリカンで
雰囲気がでていました
【エジプトの戦士】
伝令1 夕渚 りょう
伝令 天希 ほまれ
伝令2 蒼舞 咲歩
伝令3 希沙 薫
伝令たちは必死さが伝わってきました
希沙さんかな?
最後の伝令が血まみれ、包帯まみれでしたね
なんだか唐突に戦場に連れて行かれたような
感じがしました
今思うとちょっと
包帯とか真っ白すぎて
このあたりにも
現代っぽい雰囲気を感じるかなぁ?
悪いわけじゃないけど。
【女官】
ワーヘド 華雪 りら
アウウィル 二條 華
イトネーン 彩園 ひな
ターニ 瑠璃 花夏
タラータ 綾音 美蘭
アルバア 麻丘 乃愛
『すごつよソング』?
可愛らしい雰囲気でしたね
みんなエジプトの女官スタイルが似合って
アイーダを虐める
高慢なエジプト人なのだけど
可愛らしかったです
ターニとタラータでしょうか
ソロで歌うシーンもありましたね
ワーヘドの華雪さんも
白い布を振り回して活躍していましたね
グランド・ロマンス
『王家に捧ぐ歌』
-オペラ「アイーダ」より-
脚本・演出/木村 信司
フィナーレは
作品中の楽曲アレンジメドレー
ここでも
まず天華さんがセンターで登場して嬉しい
エジプト兵士風?ってわけでもないけど
白い衣装でそう感じました
スカステで初日映像を見た時は
フィナーレの衣装が
突然リゾート地??って感じで
戸惑ったのですが
通しで見たら
まぁそんなものかな?
戦地エジプト&エチオピアから、
バブルヨーロッパリゾートに
タイムスリップした
王家に捧ぐ歌のキャラクターたち
って感じ?
始まりの天華さんたちから
礼さんの白色トレンチコートとハット
舞空ちゃん中心のすごつよダンス
ロケット娘たちは
エジプト娘と現代の混合?
可愛かったけど。
デュエットダンスも
リフトがすごいし
素敵でした
幕間のサービス?画像
星組『王家に捧ぐ歌』
見ごたえがあって
礼&舞空&有沙のトリデンテが
作品にぴたりと合っていました
礼さんが話していたように
Blu-rayを何度も見返す作品になりそう
でも、さらに礼さんの歌唱が
感情のこもった芝居そのものになっていて、
何かしながら聞き流すには
重たいですね
うーん…すごい
毎回すごいを更新していますね
大劇場公演も楽しみ