雪組『ほんものの魔法使』(2021) ③【KAAT神奈川芸術劇場】 | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

昨日6月8日は
ロマンス『ほんものの魔法使』
KAAT神奈川芸術劇場の初日でしたね音譜
おめでとうございますクラッカー

同日に彩凪翔さんのコンサートが初日ビックリマーク
1日前の7日は
彩風&朝月の全国ツアーの
愛媛凱旋公演の初日ビックリマーク
と雪組祭りでしたねアップ


『ほんものの魔法使』KAAT神奈川公演を
観劇してきました爆笑
観に行けてほんとに良かったドキドキ
セディナさんに感謝ドキドキドキドキドキドキ
オペラがいるかいらないかの
全体が良く観えるお席でした音譜

8日はKAAT神奈川の初日が開ける
ワクワクする気持ちで
いっぱいだったのですが
自身の遠征が当日まで落ち着かず
心ここに在らずで
ブログ記事も中途半端がいっぱい
みたいな一週間でしたショボーン

すぐに気分に左右されてしまう
良くないなと思いますショボーン



さて、
ロマンス『ほんものの魔法使』ドキドキ
この舞台がやっぱり好きですお願い
さらにこの作品で嬉しいのが
新たな感じ方を発見できて
何回もみれるし、
何回もみたい内容なところ音譜
矛盾や(物語への)反発を感じて
ストレスフルになることもないニコニコ


バウホール、KAAT神奈川芸術劇場と
観劇してみて、
舞台の広さとしては
KAAT神奈川の方が伸び伸びしていて
この作品にしっくりくるなと感じましたウインク

バウホールは舞台が近くて
アットホームで
(私がやや前方席だったのもあり)
演じる方々のキラキラの眩しさも
すごいのですがドキドキ
(得難い幸福感ではあります照れ

KAAT神奈川の方が
舞台に奥行きがあることで
風景の広がりや
ピクニックシーンの草原の広がりが
感じられましたし、
演じる時の距離感とか
動物たちやマジックのダンスシーンも
バウホールではギッチギチと感じたものが
フワッと舞台全体に広がって
間に余裕があって
それが芝居・ダンス・歌声にも
良く作用していました照れ


それに加えて、
個々のお芝居も
全体的な流れ、芝居の繋がりも、
私にもわかるくらい
すごく良くなっていましたニコニコ

ジェインの紹介による
マジシャンたちの登場シーンも
(座席の位置によるかもしれませんが)
マジックが良くわかりました音譜
my初日に気づいてなかった
後方の扇子(?)のマジックや
浮遊(?)のマジックもよく目について
そういう個々の
マジシャン的な動きを感じられることで、
余計にマジェイアの街の雰囲気を
感じることができました音譜

魔術師のアシスタントの娘役さんたちが
ジェインやアダムに詰め寄るシーンも
メリハリが効いて
それでいて声色や間が良くなり
観やすくなった気がしますウインク

モプシーが吠えて
みんなを退散させた後
アダムの
『押しが強かった…押しが強かった…』
『人気者…?』のあたり
アドリブ?
笑っちゃいました口笛


身だしなみマシーンや、
蜂さん、牛さん、鶏さんの
歌声もダンスもスマートさが増して
纏まりがあって
子どもっぽさがなくなりました
愛さんミツバチのソロ歌も素敵音譜
ピーター(壮海はるま)も
滑稽さがさらにスマートになって
かっこよさは抑えめになっていましたけど
演技はわかりやすく感じましたウインク

全体的にマシーンの声色も前より
特徴的でわかりやすくなっていましたね


そして
ジェイン(野々花ひまり)が
とても良くなった気がびっくり!!
バウホールでのmy初日も
歌声がミュージカルらしくてとても良く
可愛らしいと思いましたが、
今回の観劇では
子どもっぽさが随分抑えられて
ガサガサしたところがなくなり
可愛らしさに加えて
好感度が上がりましたウインクラブラブ

アダムとのやり取りも
間が良くなって
ふたりの心の変化が良くわかりました

そのせいか
アレキサンダー教授(透真かずき)に
忠告され、
ジェインに怖いと言われた後の
アダムが孤独を感じるシーンの流れが
自然で
my初日に少し感じた
唐突に深刻になる感じがなくて
アダムの歌声に集中できました

モプシーに
『手、繋いでる!』
って言われながら
下手に二人で捌けるシーンも
なんだかさらに微笑ましく感じました照れ
モプシーは鳴き声以外のセリフも
意味による声色の分け方が
よりはっきりして
キャラクターが印象的にウインク
皮肉を言う声だけワンコ感がアップ?


あ、そういえば
ダンテ(日和春磨)のアダムへの
抱擁&キスシーンが
激しさを増していた気がチュー
アダムの仰け反りによる
拒否感(?)も激しくなってた爆笑

アレキサンダー教授&ダンテも
今回はよりじっくり観た気がします
教授の貫禄というか
長く生きてきた穏やかさのようなものが
増して雰囲気がでてました
ダンテの良い人感もニコニコ


この舞台を観ていて
ふと、自分が感じている魔法使アダムと
ちょっと違う魔法使のアダムを
感じる一瞬が何回かあります

一番覚えているのは
(セリフはすべてニュアンスです)
二幕のモプシーが
『マジェイアの魔術とアダムの魔術は違うよ』
と言った後にアダムが
『そうなのかな』
と言うシーン。
そして、ジェインとのやり取りの中で
『君の魔術はタネがあるの?』
と聞いたシーン。
他にも時々。
なんというか、アダムが
マジェイアの人々もアダムと同じだと
思っているんだなぁと感じて、
そう感じるとアダムの存在が
さらに異世界の雰囲気を漂わせるというか。
そうじゃなくても始めから
不思議な存在感なので
なんだか、掴めそうで掴めない
一瞬が愛おしくて素敵です照れ


朝美さんの歌声は
蝶々のシーンがやはり一番好きですが
孤独の曲や
おやすみの曲も
メインの曲etc
ほんとに素敵照れ
(曲名がわからない)

幕開きのアダムの登場シーンも
モクモクのドライアイスに佇む様子と
素敵な歌声で大好きなシーン
始まりから引っ張り込まれてますお願い


そして、フィナーレドキドキ
黒燕尾のソロ
朝美・縣・華世
黒燕尾群舞
とずーっと朝美さんに釘付けですが、
2回目なので
全体も観ることができました
my初日から構成は把握していたのですが…
気づいたら、
朝美さんがウインクして下手に捌ける…おーっ!あせる
ま、待ってっとまた思う爆笑あせる

朝美さんのソロダンスが素敵でしたが
3人も群舞も素敵でした
振付好きですラブラブ

で、そのあとに続く
黒燕尾での
桜色のドレスの娘役さんたちとの
優雅で華やかなダンス
縣&彩が真ん中でしたねキラキラ

横一列で下級生から順番に出てくる
ダンスシーンも楽しかったです
せっかくだから
もう少し尺が長ければ見やすかったなとか。
公演時間は延ばせないだろうけど。


朝美&野々花のデュエットダンスドキドキ
白系の衣装がエレガントで
始めに野々花さんのソロダンスや
クルクルリフトもあり
美しかったです照れ


早くBlu-rayが見たいですニコニコ
あ、欲どおしいですが…
半年から1年後のスカステの放送は
KAAT神奈川の千秋楽だといいなぁお願い
だいたい千秋楽の映像が
多い気がしているので…
とても期待していますおーっ!







赤色の座席と黒色のコントラストが
クッキリした劇場
全体を人がいない時に写したかったけど
後の祭り…
両側サイドまでお席がある造りでした


KAAT神奈川の初日映像を
見るのが楽しみ