昨日6月8日は
ロマンス『ほんものの魔法使』
KAAT神奈川芸術劇場の初日でしたね
KAAT神奈川芸術劇場の初日でしたね

おめでとうございます

同日に彩凪翔さんのコンサートが初日

1日前の7日は
彩風&朝月の全国ツアーの
愛媛凱旋公演の初日

と雪組祭りでしたね

『ほんものの魔法使』KAAT神奈川公演を
観劇してきました
観に行けてほんとに良かった

セディナさんに感謝





オペラがいるかいらないかの
全体が良く観えるお席でした

8日はKAAT神奈川の初日が開ける
ワクワクする気持ちで
いっぱいだったのですが
自身の遠征が当日まで落ち着かず
心ここに在らずで
ブログ記事も中途半端がいっぱい
みたいな一週間でした
すぐに気分に左右されてしまう
良くないなと思います
さて、
ロマンス『ほんものの魔法使』

この舞台がやっぱり好きです
さらにこの作品で嬉しいのが
新たな感じ方を発見できて
何回もみれるし、
何回もみたい内容なところ

矛盾や(物語への)反発を感じて
ストレスフルになることもない
バウホール、KAAT神奈川芸術劇場と
観劇してみて、
舞台の広さとしては
KAAT神奈川の方が伸び伸びしていて
この作品にしっくりくるなと感じました
バウホールは舞台が近くて
アットホームで
(私がやや前方席だったのもあり)
演じる方々のキラキラの眩しさも
すごいのですが

(得難い幸福感ではあります
)
KAAT神奈川の方が
舞台に奥行きがあることで
風景の広がりや
ピクニックシーンの草原の広がりが
感じられましたし、
演じる時の距離感とか
動物たちやマジックのダンスシーンも
バウホールではギッチギチと感じたものが
フワッと舞台全体に広がって
間に余裕があって
それが芝居・ダンス・歌声にも
良く作用していました
それに加えて、
個々のお芝居も
全体的な流れ、芝居の繋がりも、
私にもわかるくらい
すごく良くなっていました
ジェインの紹介による
マジシャンたちの登場シーンも
(座席の位置によるかもしれませんが)
マジックが良くわかりました

my初日に気づいてなかった
後方の扇子(?)のマジックや
浮遊(?)のマジックもよく目について
そういう個々の
マジシャン的な動きを感じられることで、
余計にマジェイアの街の雰囲気を
感じることができました

魔術師のアシスタントの娘役さんたちが
ジェインやアダムに詰め寄るシーンも
メリハリが効いて
それでいて声色や間が良くなり
観やすくなった気がします
モプシーが吠えて
みんなを退散させた後
アダムの
『押しが強かった…押しが強かった…』
『人気者…?』のあたり
アドリブ?
笑っちゃいました
身だしなみマシーンや、
蜂さん、牛さん、鶏さんの
歌声もダンスもスマートさが増して
纏まりがあって
子どもっぽさがなくなりました
愛さんミツバチのソロ歌も素敵

ピーター(壮海はるま)も
滑稽さがさらにスマートになって
かっこよさは抑えめになっていましたけど
演技はわかりやすく感じました
全体的にマシーンの声色も前より
特徴的でわかりやすくなっていましたね
そして
ジェイン(野々花ひまり)が
とても良くなった気が


バウホールでのmy初日も
歌声がミュージカルらしくてとても良く
可愛らしいと思いましたが、
今回の観劇では
子どもっぽさが随分抑えられて
ガサガサしたところがなくなり
可愛らしさに加えて
好感度が上がりました


アダムとのやり取りも
間が良くなって
ふたりの心の変化が良くわかりました
そのせいか
アレキサンダー教授(透真かずき)に
忠告され、
ジェインに怖いと言われた後の
アダムが孤独を感じるシーンの流れが
自然で
my初日に少し感じた
唐突に深刻になる感じがなくて
アダムの歌声に集中できました
モプシーに
『手、繋いでる!』
って言われながら
下手に二人で捌けるシーンも
なんだかさらに微笑ましく感じました
モプシーは鳴き声以外のセリフも
意味による声色の分け方が
よりはっきりして
キャラクターが印象的に
皮肉を言う声だけワンコ感がアップ?
あ、そういえば
ダンテ(日和春磨)のアダムへの
抱擁&キスシーンが
激しさを増していた気が
アダムの仰け反りによる
拒否感(?)も激しくなってた
アレキサンダー教授&ダンテも
今回はよりじっくり観た気がします
教授の貫禄というか
長く生きてきた穏やかさのようなものが
増して雰囲気がでてました
ダンテの良い人感も
この舞台を観ていて
ふと、自分が感じている魔法使アダムと
ちょっと違う魔法使のアダムを
感じる一瞬が何回かあります
一番覚えているのは
(セリフはすべてニュアンスです)
二幕のモプシーが
『マジェイアの魔術とアダムの魔術は違うよ』
と言った後にアダムが
『そうなのかな』
と言うシーン。
そして、ジェインとのやり取りの中で
『君の魔術はタネがあるの?』
と聞いたシーン。
他にも時々。
なんというか、アダムが
マジェイアの人々もアダムと同じだと
思っているんだなぁと感じて、
そう感じるとアダムの存在が
さらに異世界の雰囲気を漂わせるというか。
そうじゃなくても始めから
不思議な存在感なので
なんだか、掴めそうで掴めない
一瞬が愛おしくて素敵です
朝美さんの歌声は
蝶々のシーンがやはり一番好きですが
孤独の曲や
おやすみの曲も
メインの曲etc
ほんとに素敵
(曲名がわからない)
幕開きのアダムの登場シーンも
モクモクのドライアイスに佇む様子と
素敵な歌声で大好きなシーン
始まりから引っ張り込まれてます
そして、フィナーレ

黒燕尾のソロ
朝美・縣・華世
黒燕尾群舞
とずーっと朝美さんに釘付けですが、
2回目なので
全体も観ることができました
my初日から構成は把握していたのですが…
気づいたら、
朝美さんがウインクして下手に捌ける…


ま、待ってっとまた思う


朝美さんのソロダンスが素敵でしたが
3人も群舞も素敵でした
振付好きです

で、そのあとに続く
黒燕尾での
桜色のドレスの娘役さんたちとの
優雅で華やかなダンス
縣&彩が真ん中でしたね
横一列で下級生から順番に出てくる
ダンスシーンも楽しかったです
せっかくだから
もう少し尺が長ければ見やすかったなとか。
公演時間は延ばせないだろうけど。
朝美&野々花のデュエットダンス

白系の衣装がエレガントで
始めに野々花さんのソロダンスや
クルクルリフトもあり
美しかったです
早くBlu-rayが見たいです
あ、欲どおしいですが…
半年から1年後のスカステの放送は
KAAT神奈川の千秋楽だといいなぁ
だいたい千秋楽の映像が
多い気がしているので…
とても期待しています
赤色の座席と黒色のコントラストが
クッキリした劇場
全体を人がいない時に写したかったけど
後の祭り…
両側サイドまでお席がある造りでした
KAAT神奈川の初日映像を
見るのが楽しみ



