またしても企業買収の話になるが、フジ側の防衛策として、ホワイトナイトと言うのがあるらしい。フジに友好的な第三者に、ライブドアを買収してもらう方法らしい。確かに、ライブドア傘下に入るぐらいなら、有名企業でメディアに関心のある企業の傘下の方が安心だ。ニュースステーションでは、ソニーが挙げられていたが、MGMを買収したし、コンテンツ産業に力を入れると出井前会長も言っていたし、今度の外人社長は確かアメリカ三大ネットワークのうちの一社出身だから、十分ありえるのだろう。保守系右派ともパイプがありそうだし。
 
 あとは、新株予約権をフジが買うという形で、友好的な第三者に資金を調達して、ライブドアを買収して貰って、株の持ち合いをしながら業務提携するという方策だと思うのだがどうだろう。ライブドアに限らず、メディアに興味のあるIT企業からそんなラブコールが届いていそうなものだが。楽天とかソフトバンクだったら、野球中継の枠とか、喉から手が出るほど欲しいのでは無いのだろうか。ソフトバンクは、昔TBSを買収しようとしたから、どっちかというと右よりなんだろうし。総務省に噛み付いているぐらいだから問題がありそうな気もするが、孫社長ならやりかねないと思うのだが。一方で、ソフトバンクにリップルウッドという怪しーい外資が絡んでいると言う見方もある。そういえば、渡部前オーナーは、孫さんを気に入っているというのもある。

 あとは、フジの子会社かニッポン放送本体にライブドアを買収させる方法だろうか。25%ぐらい握ったら、議決権が消滅するんじゃなかったかと思うがどうだったけ。自分としては、ソフトバンクに期待したい。そして、メディア業界にも風穴を空けて貰いたい。
 
 西郷隆盛は、西南戦争のとき、部下が挙兵したことを聞いて「しまった」と言ったという。そしてその後は、一切指揮を執らず、従容として運命に従って切腹したらしい。これについて勝海舟は、「あれほどの人物を弟子のために情死させたのは惜しい」と書いているそうだ。西郷隆盛ほどの人物になると、勝手に人が集まってきて、何かあるといい格好ばかりもしておられないからそうなるのだと。確かに、人物になればなるほど、政治やらなんやらに担がれて、大変な苦労を背負うことが多いのかも知れない。
 ライブドアが、フジ本体も買収すると言っているようだが、金を貸しているリーマンが、間接支配しようとしているに違いないと思うのは、考えすぎだろうか。しかも、リーマンのバックには、ロックフェラー?ロスチャイルド?がいるのだとか。辿っていくと、黒幕にたどり着くのだろうか。

 しかし、日本の保守系のメディアグループが狙われるのは、ありえない話ではないだろう。ライブドアとリーマンが表になっているが、中国や北朝鮮系、共和党と自民党の関係を崩そうとする民主党グループとか、メディアを乗っ取りたい人たちはたくさんいるはず。
 妙なタイトルになったが、最近、こういう映画が多い。ロードオブザリングとか、ファインディングニモとかが、この部類に入ると思う。見ると、「良く作ったなあ」と思うのだが、後には何も残らないというか。ミュージックビデオ界で言えば、ケミカルブラザーズのPVとか。友人に見せてもらって、良く作ったなあ、とは思ったが、それだけなのが何か悲しい気がする。そりゃ独創的なんだろうけれども、実生活に役立つ(見て面白いから役立つといえば立つのか)と言うか、内面的世界の充実とか、そういうのが無いような。結局、音楽作ったケミカルが一番偉いんであって、おもろいPV作ったのは、ケミカルのセールスを伸ばすのに貢献したと言うことか。つうかPVってそういうもんか。プロモーションビデオだから。

 ただ、本当に大切なのは、映画なり音楽なりが表現しようとしてるものであって、テクニカルな部分に気をとられすぎるのもどうかと思うと。
 ホリエモンの表情が冴えないような気がするのは私だけだろうか。フジ陣営は余裕な表情。フジは、多少金を使っても勝てると言う余裕か。まあ、そりゃそうか。

 そうこうしている内に、ライブドアの弁護士が辞任した。弁護士の立場からすれば、やっかいな事件に首を突っ込みたくないという所だろうか。そりゃ、フジのTOBに応じた企業から、自民党タカ派まで敵に回すのだから、嫌がるだろう。しかも、ホリエモンに対した大儀は無い。世論は今のところホリエモン支持のようだが、コロコロ変わるだろうし、怪しい外資が絡んでるし。榊原教授もリーマンを辞めたぐらいだからなあ。
 情熱大陸かなんかの番組で、世界的なロッククライマーが、結婚について、「全く考えてないですね。まあ、僕は、甲斐性のある女性を選びます。」と言っていたことを思い出した。では、甲斐性とはなんだろう。

 よく使う言葉として、「やりがい」という言葉がある。それをやるだけの値打ちがあるか、という意味だろう。ロッククライマーの例で言うと、世界を目指すのはやりがいがあるだろう。そんな夫を支えることを、やりがいがあると感じる性分を持った女性が、甲斐性のある人と言うことだろうか。

 共通の目的を持ち、夫が社会で目的を目指し、家庭を妻が支える。なんだか古風な感じがするが、現代の日本人が忘れてしまっている、素晴らしい伝統のような気がする。自分も甲斐性のある人と結婚したいものだ。そのためには、自分にやりがいのある目標が無いといけないのだろうし、それ相応の実力も根性も必要なのだろうが、さて自分にはそれがあったろうか。
 なるようになる、と言う考え方は、結局、天網恢恢疎ニシテ漏ラサズ(老子)、ということだろう。天の網は粗いように見えても、結局は漏らさないものだ、という。じゃあ、天の網とは何だろう。それは人間自身を含んだものでは無いかと、最近思う。例えば、幼い子供は弱弱しくて、1人では生きられない。しかし、ほとんど全ての人が、それを可愛いと感じ、補助しようと勤める。この手助けしようという自然な気持ち、これも「天網」の一つではないかと思うのだ。人間は、多くの場合利己的な思考をする。しかし、弱いものをいつくしむ気持ちも、何故か自然と湧き出てくることも多い。それは人間の遺伝子にプログラムされた行動なのだろうし、意識してどうこうと言うより、先天的で無意識なものだから、「天網」と言えないだろうか。どうなんでしょう。
 ニッポン放送の新株予約権の販売が差し止めになった。判断理由を見ると、まあ妥当な感じするが、どうなんだろうと思う所もある。

 そもそもホリエモンの言動は二転三転しているし、非常識な方法で株を取得しているし、世間の信用が無いのは明らかでは無いのだろうか。フジは詰んでいるとか、ネットがテレビをどう殺すかが問題だとか言いつつ、業務提携をしたいだとか、そういう発言をしたら信用が落ちるだろうし、一流企業で曲がりなりにも日本を支えてきたフジテレビ系列よりも、ライブドア系列の方が企業価値が下がると言うのは、ありうる話では無いのだろうか。世論を気にすると、企業価値は変わらないと判断せざるを得ないのだろうか。むしろ、何でもありなやり方が資本主義なのではなくて、ルールを守るべきだという事を、裁判所がきちっと言うべきだったのかも知れない。

 しかし、ニッポン放送も異議申し立てをするようだし、時間外取引を規制する法案も出来るみたいだし、株式交換を可能にする法案も、一年先延ばしになるようだ。泥沼で、長期戦になったら、体力のあるほうが勝つだろう。ただ、無意味な戦いな気がするが。しかし、企業買収の環境が向上するから、いいのだろうか?
 人間が成長すると言うことは、失敗を繰り返して行くだけのことでは無いだろうか。落として割った数だけ、前に進めるのだ。そういう生き方を見ると、多くの人がそれをけなげと感じる。そして、見ていると感動したり、元気になったり、自分が恥ずかしくなったりすることが多い。それは初心が、幼い頃から続く成長しようとする気持ちが、脈々と続いていることを感じさせるからかも知れない。つまり、初心貫徹ということだろうか。ちなみにこれは、阪神タイガース・浜中選手の座右の銘。
 自分は、一度ファンになったら、止められない傾向の強い人間だと思う。何故なら、今まで応援して来たチームで、ファンを止めたことが無いからだ。勿論、だめだなあ、と思うことは良くある。しかし、止めたからといって、そのダメなところが良くなるわけでもない。それに、今まで続けてきたのだし、もったいない気持ちになるのだ。このまま続ければ、現時点を取っ掛かりにして、より深く野球が楽しめるに違いないと思ってしまう。また、我慢していればやがて春が来ると考える日本人的発想もある。結局、「継続は力なり」である。これはちなみに、阪神タイガース、赤星選手の座右の銘だ。