5月の本 その③ と 530 | 水脈のブログ

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読みきかせ記録(絵本等の紹介)と、自分の心に生じた想いや、刻まれた記憶を思いつくままに綴っています。
当ブログ開設当初から好きだった東方神起やジェジュン、ユンジェに関して。そして、2021年以降は、防弾少年団(バンタン:BTS)のことに、思いを馳せることも。

近所への散歩…
ダイエットのためには、
有酸素運動を意識しながら、黙々と歩く
ウォーキングが効果的なのでしょうけれど、私は、
ついつい立ち止まってしまいますから、
やはり、散歩ですよねぇ。

なぜ、立ち止まるのか?
と問われれば、




写メ を撮りたいから 🤳

生き物に遭遇したり、
色鮮やかな花や実に感嘆したりすると、
直ぐに写したくなるのです。

写真1枚目:
人参の花に留まっていたナナホシテントウ、
2枚目:
田に降り立った白鷺
(この写真では、小さ過ぎてわかりづらいのですが、
白鷺の視線の先、隣りの田の畦に、
青鷺 がいます。)
3枚目:
今年初めて見たつやつやの茱萸(ぐみ)
4枚目:
蛇苺(へびいちご)の可愛らしい赤い実と、
黄色い花

道端の可憐な花を撮って、
何という名前なんだろう? 
と気になったら、
(最近は、花の名前を教えてくれるアプリも
あるようですが、)
アナログ派の私は、自宅へ帰ってから、
図鑑を見ます。

植物図鑑は、種類もたくさんあるのですが、
最近の私のお気に入りは、コレ!
            ↓
『美しき小さな雑草の花図鑑』
   大作晃一 写真 多田多恵子 文 (山と渓谷社)
『小学館の図鑑NEO 花 』のコンビの
お二人による美しい図鑑です。

季節ごとに分類されている図鑑や、
もっと多彩に、たくさんの種類が
掲載されている図鑑もありますが、
この図鑑は、
「花」に注目して、
花の色ごとに分類されています。
綺麗な花✨というところに惹かれたのに
名前がわからない!?
そんな時、
花の色は、手がかりを掴むのに、重要ですよね。

また花の写真は、
全ページ黒を背景にしており、
実物大サイズの他に、
拡大写真も掲載されているのですが、
この拡大写真が、とても鮮明で、
本当に美しい✨のです。

写真家の大作晃一さんが、
小さな雑草の花を、
被写体全面にピントがあう
深度合成という手法で撮影
されているのだそうです。

図鑑で、
写真が美しい!(印刷技術も素晴らしい)
というのは、
とても大切ですよね。
また、拡大することで、
改めて、その造形美の妙に気づいたり、
新しい発見もありますしね。

例えば、こちらの平凡な写真は、
散歩中に私が撮った
「庭石菖(ニワゼキショウ)」の花ですが、
(丸いのは、実)

この図鑑の「庭石菖」のページの
解説を読むと

この花は(花びらが)6枚がほぼ同形同大。
でもよく見ると、外側に位置する3枚の花びらは、
濃いすじが5本、内側3枚は3本で、
幅も少し違います。

私も、100円ショップで購入した
クリップタイプのマイクロレンズを
スマホに装着して撮ってみたところ、

なるほど、
花びらによって、
すじの本数が異なっていました。

また、
花の名前は、
学名の他に、
和名をカタカナ表記と、さらに、
漢字表記 も付記されているところも、個人的に、
お気に入りポイントです。
(日本人の場合、例えば、
「ホトケノザ」と書かれているより、
「仏の座」と表記されている方が、
なんとなく、名前の由来とか想像できたり、
イメージを思い浮かべやすいし、
名前も覚えやすい と思いませんか?
ちなみに、
「庭石菖」は、アヤメ科ですが、
和名の漢字にも、
ちゃんと「菖(アヤメ)」という文字が
使われていますよね。)

「植物」の中でも、
人の手で植えられた園芸ものではなく、
道端や野原、荒地などに、勝手に生えている
「雑草」
「雑」とひとくくりにされていますが、
どの草にも、ちゃんと名前があります。

草花の名前など、知らなくても、
どうってことないのかもしれませんが、私は、
知らないよりは、知っていたい派です。



ところで、私は、
今日5月30日は、
散歩に出かけなかったのですが、
「530」のゴロ合わせから
「ゴミゼロの日」とか。

夕方のNHK の地上波のニュースで、
大学生の活動が取り上げられていました。



各自が思い思いにゴミを拾っているのですが、
オンラインで、連絡し合ったり、
拾った成果をSNSにあげたり。

集まってまとまった人数で何かをする
ということができない現状で、
オンラインで連携を取りながら
こうした活動をすることは、
若くエネルギーにあふれた大学生らしい発想で、
好ましく感じます。

同じくオンラインでの連携を取りながらの活動で、
部屋にこもっての飲み会 という話題は、
よく聞きましたが、
戸外に出ての 「オンラインゴミ拾い」は、
・街をきれいにする(社会貢献)
・成果が目に見える(目標達成)
・競いながら同じ活動をすることで、
   モチベーションが高まる(連帯感)
・誰でも取り組むことができ、お金もかからない(容易)
等々、意外と、やり遂げた感はありそうだし、
飲み会より、案外、
ストレス発散もできるかもしれませんね。

単に散歩するのではなく、
「ゴミ拾い」散歩も、良さそうです。