それいけ、卵卵、脚本家 -20ページ目

それいけ、卵卵、脚本家

昼はサラリーマン。夜と週末を使い、せっせと脚本を書いているわたしの日常、非日常です。

硫黄島からの手紙 」を見終わった直後の感想は、どうして日本人がこの題材を映画にする事ができなかったのだろう、という痛恨の極みでした。

 栗林忠道中将 の事はわたしは子供の頃から知っていました。
第二次世界大戦記に出ていた栗林中将は、当時、小学生だったわたしにとって憧れの的でした。

 どんな組織でもリーダーの条件はさまざまあります。

よく日経や読売ウイークリィーにも出ていますが、「人をなじらない」「寛容である」「部下の事を末端までたえず気にかける」このような条件を満たしている会社の上司やサークルの先輩がいるか解りません。

でも、今の日本にはリーダーシップをはき違えているアホがあまりにも多いと思います。いわゆる悪い意味での体育系です。

上司には絶対服従、白でも黒いと言えば黒だ。

ハッキリ言って、ただのアホウでしかありません。

こういう奴に限って、会社をクビになった瞬間、何をどうしていいか解らない自分
に醜態をさらすのです。

栗林中将は、あらゆる点において、立派な方です。

まず、硫黄島で民間人を避難させました。
人口密度の差こそあれ、沖縄の牛島中将と決定的に違う点です。

次に部下に細かい訓令を徹底的に施しています。

たとえば、映画の中村獅童の将校(海軍ですが)が敵と刺し違えると言って、死体の血を顔に塗っていましたが、実際は死体の腹を裂き、内蔵を自分の体に巻き付け、戦車が通ると、地雷を持って戦車の腹に突っ込みます。

クリント•イーストウッド のすごい所は、アメリカ軍をぼろくそに負けさせる点です。日本の歴史の教科書だとアメリカ軍の圧勝で物量作戦の勝利、とあまりにも単純な史実を無視した、メイド•イン•日教組的な教科書がとても多いのです。

日本映画にも責任はあります。

確かに特攻隊の話も重要ですが、その話ばかり作り続けるのもいかがなものでしょうか。

もし、今の左巻きの日本人がこういった映画を作ったら、おそらく懺悔の固まりみらいな、醜悪な映画しか作れないでしょう。

当たり前の事ですが、映画は幅広い層に受け入れられる事が大切だと思います。

それには単純に善悪ではなく、勧善懲悪ではなく、ただひたすらに『感動を生む』
のが一番だと思います。

主演は、栗林忠道中将閣下に渡辺謙

当然、栗林閣下です。
腰に下げた、パールグリップのコルトガバメントを見た瞬間、これは単に小道具係のミスだと思ったかたも多いと思いますが、しっかり枷になっています。

一兵卒、西郷に二宮和也
役柄が本来、40代くらいの設定なので、妙に親父臭い若者となっていますが、この
時代の日本人の人生は短いので、別に違和感はありませんでした。
しかし、外人(韓国人も含む)は日本人の名前に必ず西郷をつけたがりますね。

バロン西役に伊原剛志
かっこいい。けだるいハンターのように米兵を撃ち、情報を収集する、と言って世間話しかしない、なげやりさが良いです。

元憲兵隊の兵士、清水に加瀬亮
『ハチクロ』とは逆の神経質そうな役割でした。
憲兵出身というだけで、拳銃の携帯が許されるのだろうか?

スーパーおバカ軍人、伊藤中尉役に、中村獅童
こいつは一体、何しに来たのか、映画を見終わっても解りませんでした。
爆裂ぶりは、私生活と一体化しております。

西郷の妻、花子役に裕木奈江
『父さん、これが東京の女の子でしょうか』
『北の国から』の脱ぎっぷりが懐かしい。

監督はクリント•イーストウッド
脚本はアイリス•ヤマシタ
ジープとかライフルなど敵製語が出てきたのは、ちょっといただけません。
でも、日本人をこれだけ描けるのですから、ハリウッドもあなどれません。

ひとつだけ言いたいのは、スパで江川達也 がこの映画の事をボロクソののしって
たけど、マンガの『日露戦争物語』を主役不在の見事なくらい収集のつかない状態に描いて、大失敗した奴から言われたくないですね。

江川さん、登場人物をもっと絞り込んで書いた方が良かったですよ。
この映画をもっとよく観て、創作のお勉強してくださいね。












梯 久美子
散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道



栗林 忠道, 吉田 津由子
「玉砕総指揮官」の絵手紙


劇場は同じ階に2つあり、ずいぶん層が違うなと思ったら、別の映画で
所定の劇場に入ったら、あ、この層が観るんだなという納得した感じでした。

最近、自分で撮った作品をリメイクするのが流行っています。

シルバー仮面 』もそうです。

なんとなく、ライダーマンを彷彿とさせるフルフェイスでない仮面。

妙にレトロでした。

今回はさらにさかのぼって、大正時代の話になるのです。

劇場の隣横にいた体がデカく、しょっちゅう動き回る、オタクデブが嫌だったのですが、なんとか意識を集中できました。

三部構成で、第一話が実相寺昭雄 監督。

第二話が、北浦つぐみ監督。

第三話が服部光則 監督。

ザビーネことシルバー仮面に内田仁菜 さん。謎の事件を捜査する、本郷大尉に渡辺大 さん。その友人の小説家に水橋研二 さん。

ザビーネの戦い方が実に弱々しげに戦うのが、強くなければヒーロー?になれない定説を見事に打ち砕きます。
大日本帝国軍人役の本郷大尉は実に実直で好青年なのです。

極左や中国や韓国の偏見に満ちた日本軍人像とは大違いです。
みなさん、やつらの宣伝にはくれぐれも騙されないようにしましょう。
いろんな集団がいるのが軍隊。
さすが、戦前生まれの実相寺監督。
ちなみに怪しい国、ドイツを話の中に選んだのもさすが。
昔は怪しい物はみんな独逸製という設定でしたから。

他にも嶋田久作さん、アンヌ隊員で有名なひし美ゆり子 さん。桜井浩子 さんもスタッフに参加。
照明助手の泉谷しげるさんって…。

有名人もいっぱい登場します。

このうさんくささが良いのです。

小人役の赤星満 さんも怪しさ倍増です。

アホな人権団体がこういった小人役者を使うのを差別だと言ってるのが、まるで理解できません。
プロ意識を持つ方達に失礼だと思います。

大正時代は混沌とした所が平成とよく似てると言われています。

とにかくいたる所にある、実相寺演出を観てください。

お約束の広角を使った、顔面アップもいっぱいです。シルバー仮面





ハピネット・ピクチャーズ
シルバー仮面 Perfect Collection VOL.1






円谷プロダクション, 円谷プロ=
All of Anne―ひし美ゆり子写真集
1987年のプリンツ21という雑誌で岩井俊二 の特集があった。その中で彼は『犬神家の一族』を影響を受けた映画の中に上げていた。今改めて『市川崑物語』を観て、実感が湧いた。確かに彼のぶつ切りと思えるカット割りとか逆行を伴う映像は、確かに市川崑の影響を色濃く受けている。このドキュメントは、彼の『リリィシュシュ』と似ている。文字にこだわった映像は、原点は『犬神家の一族』だったのだ。そう考えれば、納得できる事だった。ドキュメントの中で驚いたのは、今まで彼が自分の作品に僅かでも他者を排除しようとしていた(信頼できる人間以外と置き換えるべきだが)のに対して、市川崑監督にだけは、脚本として参加してもよいと考えていた点だ。
本作のすばらしい点は、岩井監督との共通点を見いだす点だ。『東京オリンピック』を監督した市川崑に対し
岩井俊二監督は、サッカーのドキュメントで自らの溝を埋めようとしていたのではないだろうか。
 ぜひ、両者の監督のコラボである作品の完成を心から望みます。






角川エンタテインメント
犬神家の一族



ジェネオン エンタテインメント
私は二歳



日活
どら平太



ジェネオン エンタテインメント
黒い十人の女



東宝
細雪



東宝
東京オリンピック



角川エンタテインメント
炎上



ポニーキャニオン
六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント 1
かなり前に『ドラゴンスクワッド 』を観たのですが、香港映画のアクション物もこれだけ洗練されたカッコイイ物になったのだと感無量でした。
猛龍特警隊』というとジェットリー主演の新作刑事ドラマ、と書くとそう思ってしまいますが、実は『Gメン75』の香港タイトルなのです。
そして、この映画の最大の見所は、チームなのです。
味方だけでなく、敵の傭兵集団の団結力、対人関係が実に緻密なのです。
Vシネにありがちな薄っぺらく単純な勧善懲悪物に成り下がっていないのがすばらしいのです。で、お互いに任務について苦悩するのです。
難点は味方チームが多国籍なのに、東洋人しかいない点でしょうか。
主演は台湾版『花より団子』でF4として出演し、そのままのユニットでCDまで出したヴァネス•ウー。こちらも台湾版『あすなろ白書』に出たショーン•ユー。紅一点、ホワン•シェンイー。『太陽の少年』の子供がこんなに大きくなった、スナイパー、シャ•ユイ。『the EYE』で診療治法師を好演した、ローレンス•チョウ
対する傭兵軍団は、『ターミネーター』でも敵を演じたマイケル•ビーン。『シルミド』で偽北朝鮮部隊員を悲哀を込めて演じた、韓国のホ•ジュノ。『ミッションインポッシブル3』で本格デビューした、フランスとベトナムのハーフで役柄と同じ国籍の女スナイパーを実演した、マギー•Q。マイケルと絡んだ陰の薄い女にリー•ビンビン。名前とおりビンビンきます。後忘れていけないのが、太った丹波役のサモ•ハン。『燃えよデブゴン』の切れのいいスタントは役柄のように、ますます早くなってびっくりです。
監督、脚本が『ワンスアポンナタイムインチャイナ』でブレイクしたダニエル•リー
です。DVD化されたらぜひみてください。アクションの決定版ですから。






ジェネオン エンタテインメント
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 八大天王 完全版
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
ウルトラマン the movie ULTIMATE DVD COLLECTION 1
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
最強のウルトラマン・ムービーシリーズ Vol.2 実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン
ハピネット・ピクチャーズ
帝都物語
ジェネオン エンタテインメント
曼陀羅
ジェネオン エンタテインメント
あさき夢みし

テレビ番組「ウルトラマン 」シリーズや映画「帝都物語 」で知られる映画監督で演出家の実相寺昭雄 (じっそうじ・あきお)さんが、29日午後11時45分、胃がんのため死去なされました。豊年69歳。

 告別式は12月2日午前10時30分から、東京都文京区湯島4の1の8麟祥院で。喪主は妻で女優の原知佐子(はら・ちさこ)さんでrす。

 早稲田大学卒業後、1959年、東京放送(TBS)に入社。66年の「ウルトラマン」をはじめ、「ウルトラセブン 」「怪奇大作戦 」などの特撮ドラマを演出。翌年同社を退社後、長編第1作の「無常」を手がけ、映画「曼陀羅(まんだら)」「あさき夢みし 」などで、日本的な精神風土に迫る作品を撮った偉大な方です。


戦わないウルトラマンやセブンのシリーズを制作し、戦うだけがメインであった、怪獣、ヒーロー物とは一線をきした方です。

謹んでご冥福をお祈りします。(ノ_・。)






ともさか りえ
Mammaともさか にんぷちゃん編



ともさか りえ
Mammaともさか こそだてちゃん編

映画とあまり関係なくてすいません。

わたしの敬愛してやまないともさか 先生がアメブロにブログを書いていらっしゃるのを発見して、半日がたつのですが、興奮さめやらないので、思わず書いてしまいました。

あいかわらずお美しい。

いやされますヾ(@°▽°@)ノ(=⌒▽⌒=)(‐^▽^‐)≧(´▽`)≦o(^▽^)o(・∀・)(´0ノ`*)о(ж>▽<)y ☆



石森 史郎
さよならの向うに、明日があるよ―パートナードッグ・ジョニー

脚本家の石森史郎 さんがまた話題の本を出しました。
人間の古代からのパートナーである犬と女子高校生のハートフルなお話です。
ラクロスなどブームになりそうな話題がたくさん出ています。
今後映画化も期待できそうな作品です。
ニュータイプ


Bs-i恋する日曜日『ニュータイプ 』タイトルを観た瞬間、誰が見ても『ガンダム』のパクリだと思いますが、内容は違います。超能力を持つ、少女、多々野ユリ(南沢奈央 )がインチキ超能力グッズを売る、下良ハイパーサイエンス研究所の所長、下良隆三(林隆三 )と共におつげに従い、日本全国を旅して、超能力で危機?を救うのです。でも、そんなに重くはありません。Bs-iなので、『ケイタイ刑事』シリーズの丹羽多聞アンドリュー さんがプロデューサーなので、一連の美少女と野獣?シリーズの延長です。田舎や廃校などが出てくるので、どうやらテーマは『懐かしい故郷』のようです。毎回、お告げを出すのが、な、なんと白木みのる さんです。さすがBs-i、このキャスティングはお見事です。準レギュラーで内藤伶奈さんも出てきます。脚本は三宅健太 さん。
Bs-iはBs局の中でドラマを意欲的に制作する貴重な局です。早く他のBs局もオリジナルドラマを作ってほしいものです。地上波の再放送ドラマとアニメと自局がらみの映画、しかも同じ映画を何回も放送するのはやめてほしいものです。予算が少なくても、良いドラマはできると思いますので。



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虹の女神 」を観て昔、成城大学に大林監督の講演を聞きに言った時、母校の事をこう言っていました。『当時の成城は皆、自分の居場所を持っていた。ある先輩は一日中屋根の上にいた。お昼を食べるのも、一杯やるのも。彼女とでデ-トするのも一緒だった。僕はピアノの前にいる事にした…』。熊澤尚人 監督も成城出身なので、たぶんこのエピソ-ドを踏まえているのでしょう。わたしも映研と言う所に所属していたので、部室にある訳のわからない小道具が満載し、ZC1000とかエルモの映写機とかエディタ-とかスプライサ-とか暗幕の上映とか郷愁を思い切りそそってくれます。原案、脚本が桜井亜美 さん。と忘れてはいけないのが網野酸、こと岩井俊二 さん。両者とも少女を見事に描いています。笑ってしまったのは、ノンリニア編集機の事で音が出ていないと怒るシ-ンでした。リニアからの過渡期にはああいった訳わからない人いたんだなと思いました。今でもいるかも知れませんが。市原隼人 さん、『リリイシュシュ』から大きく成長しました。上野樹里 さんもすごくリアルな演技でした。ただ最近、がさつな役が多く、といいますか、そこから先にいくのかな、と思ってしまいます
。可能性がある方なので、もっと殻を破れるとは思うのですが。蒼井優 さんは目の見えない妹を好演してましたし、それに関連する演出も見事でした。大学は社会に出る前のミニ社会だと思うのですが、社会人になって友達を作るのは利害関係を伴うので、なかなか難しいと思います。この作品を観て、改めて青春っていいなあと思いました。最大の疑問は、16ミリを2つにしたダブル8はパ-フォレ-ションはシングル8とが違うはずなのですが、うまくいくものでしょうか。しかしまた8ミリフィルムで撮影がしたくなりました。でも、監督の色はやはりシングル8の色の薄さ同様に薄い気がしてしまうのですが。 8ミリをまだこだわって撮り続けたい方は

ここ を観れば全部、今でも入手できます。