浅草木馬館 劇団暁、大衆演劇の未来がココにある | 今日もグダグダ千鳥足2

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大衆演劇にどっぷりの爺が戯言、鉄道とドラゴンズも大好きなのだ。
皆さんワタクシのことを「めんじい」と呼びます、麺好きのジジイなので。
インスタもたまーに推しウーマンを揚げとります。

 9日(木)つづきのつづき、

 

浅草木馬館にゆっくり来れたのは、Nっしゃんが先日来て席を押さえてくれてたから。

 

でないと「餃子の王さま」で食べたり出来ませんよ。

 

頭がさがります、おおきにぃ。

 

 何せ今月は飛ぶ鳥を落とす勢いの「劇団暁」公演なんですもん。

木馬館に到着。

 

進撃の巨人が現れるのを待ちます。

 

浅草で豚カツを食べたNっしゃんがやって来ました~。

ほぼ満席、傾斜がある分見やすい劇場だけど座席とか通路、

 

間隔が狭いから窮屈なんだよね。

 

この日のゲストが、劇団鯱若座長 兜獅子丸 フリー女優笑窪の両名。

  

 お芝居は「伴天連鬼十郎」、これも特撰狂言としてよくやられてるけど

 

大衆演劇あるあるのよくある筋、幼いころに別れた兄妹の再会系。

 

三人出世と同じくまったく違う道を歩んだ兄妹が、

 

まぁ広い江戸の地で出会う。

 

伴天連鬼十郎を兜獅子丸、弟で早縄の清五郎を三咲暁人、妹を笑窪。

 

錠前破りやもりの宇之吉(堅気になって碇り床の宇之吉)を三咲隼人。

 

清五郎の上役(これも大事な役)を三咲春樹の布陣。(間違えてたらゴメンなさい)

 

完成度が高いねぇ、暁の芝居は。

 

伴天連鬼十郎が宇之吉の家の奥から出て来る設定だけは

 

何度見てもムリがあるけど。

 

 

 

 これだけ揃った劇団(副座長三咲大樹以外ほぼほぼファミリー)の

 

結束力は凄いのひと言。

 

今や、東の看板劇団、稽古熱心なのも一目瞭然です。

 

船生かぶき村で実力を蓄えて苦節ウン十年。

 

このサクセスストーリーに他の劇団は学ぶことも多いはず。

 

特に、座長三咲暁人は東奔西走、

 

ゲスト回りや新風プロジェクトで多忙を極めてるので身体が心配だ。

 

 

 舞踊ショーの内容も他の追随を許さない、エンタメの塊。

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

ラストショーの前には三咲夏樹座長も女形で登場、体調は良くなったんでしょうか。

 

他の劇団のラストショー以上の群舞が何度も出て来る圧巻の構成には舌を巻きます。

 

 

 観てる方も必死、レヴェルは認めざるを得ないし、

 

感動を届けてくれることは請け合いです。

 

 ただ毎度毎度となると 暁を見続けるのはワタクシには疲れるんよね。

 

お腹イッパイになると言うのかな。

 

たしかに大衆演劇の方向性の一つ、未来を照らす羅針盤だと思います。

 

 当初、夜も木馬館で観て帰阪するつもりだったけど、

 

オッサンホイホイのワタクシ、連日の篠原演芸場に向かうことにしたのであります。

 

すまんのぅ、生きいょ~。