うまくいかない人生を変えるには?①
うまくいかない人生を変えるには?②
の続きです。
短大を卒業してから、結婚→出産→育休→離婚を経て、ずっと同じ証券会社の同じ支店で働き、37歳から営業職に移りました。
営業職はやりがいのある仕事ではあったものの、常に数字のプレッシャーに追われていました(未だに、締切なのに数字ができてない、どうしようと焦る夢を見ます)。
適当に手を抜くことができずにがんばってしまう性格のせいもあり、休みの日も約束があればお客さんに会いに行き、いつ連絡があるかわからないので会社の携帯を手離せない...
母は介護が必要な状態になって施設に入り、1人で息子たちを育てながら、気がつけばそんな仕事中心の生活がずっと続いていました。
職場の人間関係のしんどさもあり、もうムリかなと思いながらも辞められなかったのは、たまたま今の職場ではやってこれたけど、私なんてよそに行っても受け入れられないんじゃないかな?という自信のなさからでした。
でも、自分を変えたいと思って通い始めた幸恵塾で、
"そんなにがんばってて、すごいね''
"それだけのキャリアがあったら、他に行っても充分通用すると思うよ"
と言われていくうちに、ここでいったんリセットするのもアリかも、という気持ちになってきました。
今振り返ると、同じ言葉をかけられても、自分なんて...と思っていた頃は、そんなことない!私なんて大した人間じゃない!と頑なに思っていました。
そんな私が、がんばってる自分、そのままの自分を認められるようになったら、周りの人の優しい言葉や温かい思いやりを、ちゃんと受け取れることができるようになりました。
もちろん嫌なことがあればすぐ辞めたり逃げ出したりするのがいいわけではありませんが、自分を大事にしてちゃんと認めることができたことで、思い切って次のステージに進む勇気を持てたのかなと思います。
次男の大学入学を機に、28年間勤めた会社を辞める決心をしたとき、今まで一生懸命がんばってきたから、やり残したことは何もないと思いました。
退職の日、職場の人たちからたくさんお餞別をもらって家に帰ると、2人の息子たちからも花束をプレゼントされて、忘れられない素敵な日になりました。
その後、縁あって今の職場で働くようになり、こういう穏やかな生活がずっと続いていくのかなぁと思っていましたが...
今度は幸恵先生から''子どもたちも一人前になったし、そろそろ新しいパートナーを探してみたら?''と言われました。
当時、私は49歳。
そこからまた、私の人生は大きく変わっていきました。
に続きます。