たとえばコップに水が半分入っているとして、''もう半分しかない''と思う人もいれば、''まだ半分もある''と思う人もいます。
同じように、一生懸命がんばって、周りからは''すごいね〜”と言われても、''私なんてまだまだ、もっとがんばらないと''と思う人もいれば、''私がんばってるな〜''と自分を認めてあげられる人がいます。
昔の私はまさに私なんて...と、自己肯定感の低い自分でした。
以前に受けたコンサルで、過去の印象的な出来事を振り返るという課題があり、それぞれについて自分でコメントしたものをみてもらいました。
昔からきっちりいろんなことをこなしてた感じがするのに、うまくいかなかったことばかり挙げてるのはなんでだと思う?と聞かれて振り返ってみると...
幼い頃、特に母親からは自分という存在を丸ごと肯定されたりいいところをすごくほめられたりするよりも、足りないところを指摘されることが多かったことに気がつきました。
なんとなく、自分は大したことない人間だというイメージで、自分に自信がなかった私。
おしゃれして自分を可愛く見せようとか、仕事でがんばって成果を上げようとか、そういう向上心があまりないままで、若い頃は過ごしていた気がします。
離婚して自分1人で2人の子どもを育てて、仕事をがんばってもまだ、私なんて...というマインドのままでした。
自分という軸がないと、周りに振り回されてしまったり、誰かの心ない一言に必要以上に傷ついてしまったり、なんか生きづらい。
コップの水の足りない部分にフォーカスするようにできない自分を責めるより、今ある水や今の自分に、まずはマルをつけてあげる。
そう考えられるようになってからは、ずいぶんラクに生きられるようになりました。
なぜそんな考え方ができるようになったのか?については、次回に続きます。
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