障害年金・「自己判断」でチャンスを失わないために③働きながらの受給はできる? | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

「よくある質問」を続けます右矢印右矢印右矢印

 

質問3  私は現在仕事をしていますが「働いていると

  障害年金が受給できない」と聞きましたショボーンショボーンショボーン

 

答え  

  ・まずは「いいえ、そんなことはありません」と答えます

  ・実際に65歳未満の障害年金受給者のうち30%

   以上の方が障害年金を受給しながら働いています

  ・「働いている内容」は

   *人工透析患者で障害厚生年金2級の方が職場の

     理解を得ながら働いているケース

   *休職明けの軽作業

   *知的障害者の福祉作業所での就労

   *障害者枠での雇用

   *健常者と同じ業務(力仕事も含む) 

   など様々です

 

  ・「全く問題なく受給できます」と言えないのは現実に障害

   年金受給のバリアーになっていることが否定できない

   からです

  ・これは主に精神障害のように「症状が数値で測りにくい」

   ケースであるように思われます

  ・翻って「股関節症」とりわけ「人工股関節」による障害年

   金について考えると私の10年ほどの経験の中で「働いて

   いるために却下」された例を知りません!!!

  ・従って私のアドバイスは

   *障害年金受給の際に「働いているから無理」ということ

    はありません虹虹虹

   *人工股関節で予後好調となっても「人工股関節が

    挿入されている事実に変更がなければ」打ち切り

    の心配もありません虹虹虹

   ・障害年金は無税なので給与所得との調整も必要

    ないため「勤務先への報告」も不要です虹虹虹

   ・「高額療養費請求」で勤務先経由での手続きは

    あるかも知れませんが・・・・

   ・障害状態の3級の部分に「労働に支障がある状態」

   と書かれていることが気になりますが人工股関節の

   場合は「下肢障害の詳細規定」の中に「人工股関節、

   人工骨頭」と明記されていますので争う余地があり

   ません虹虹虹

  ・少なくとも自分で決めつけて請求を諦めることだけは

   避けましょうラグビーラグビーラグビー

 

  ・さらに言えば障害年金は「福祉制度」ではなく「保険制度

   」です。受給者の「経済状態」を勘案する必要もありませ

   ん

  ・ということはお若い方ほど「給与等」との併給期間が長く

   なるのです。人生設計上も「受給できるのとできない」の

   とでは大きな差が生じるのです

  ・従って受給確率は高めたいですよね真顔真顔真顔

 

   次回は「④国の世話にはなりたくない」です