前回までに実際にかかる費用を計算しましたが、さらに民間の医療保険に加入している場合は自己負担が減ったり、場合によっては手元にお金が残ったりします。
それでは下記の場合にどうなるか計算してみましょう
(入院期間 20日、組合健保加入、2月1日から20日まで入院、○○生命の医療保険 入院1日目から補償、入院1日について5、000円補償、高額医療制度利用、本人の年収標準レベル、差額ベッド代 1日3、000円、計6万円食事代合計3万円)
(計算)総医療費200万円→高額医療費適用自己負担4万4、000円→
自己負担合計4万4、000円+60、000円+30、000円=134、000円
医療保険給付 5、000円×20日=100、000円
→134、000円ー100、000円=34、000円(最終的な自己負担額)
*1日10、000円の契約の場合 医療保険給付が200、000円となり手元に66、000円残ることになります。
*入院4日目からの補償とか8日目からの補償というような契約もあります
ので証券の確認が必要です。
*手術が決定している状態で医療保険を新たに加入することはできません。
*病気を知っており手術も予想される中で医療保険に加入した、という疑いを持たれるのは面白くありません。担当者に事前確認しておく方が良いでしょう。
*保険を使うことでお金が儲かることは保険の世界で禁止(不当利得禁止)されていますが、本件は対象が人であるため対象外でOKです。
*所定の診断書は入院時に病院の窓口に提出しておくと後々スムーズです。
今回は書式等少し工夫してみました。まだまだですがアドバイスいただきながら改善していきますね
次回からは「股関節症のための最新医療」について触れていきます