(103分)
2003年、ケニア。
政府が全国民に無償で初等教育を提供すると発表した事を受け、
田舎の小学校に数百人の子どもたちが押しかけた。
その中にただ1人、老人の姿があった。
老人の名はマルゲ。教育を受ける機会がなかった彼は、
字を読みたい一心で門前払いを何度も受けながらもやって来る。
そんな彼の熱意に心を打たれた校長のジェーンは、
マルゲの入学を認める。
しかし独立戦争の戦士として闘った過去が、今もマルゲを苦しめていた。
(gooより抜粋)
2010年 イギリス 原題 THE FIRST GRADER
監督 ジャスティン・チャドウィック
出演 ナオミ・ハリス、オリヴァー・リトンド、トニー・キゴロギ、
アルフレッド・ムニュア、ショキ・モガパ
2011年11月21日ユナイテッド・シネマ新潟にて鑑賞。
こういう実話感動作は数多くあるかと思いますが
この映画もそんな中の1本です
なぜこのおじいさんは字が読みたかったのか
それはおじいさんに届いた手紙を
自分で読み理解したかった為
その手紙の内容については想像がつきましたが
しんすけにとっては衝撃の内容でした(ノ◇≦。)
このおじいさんが歩んできた人生が
なんと凄まじいものだったのか
気が付けば涙が溢れてきていました
映画では字幕でサラッと流されていますが
そのことを想像するだけで
おじいさんの辛く切ない思いが伝わってきましたね
そしてこのおじいさんにはもう一つ夢があります
それは獣医になること
おじいさんは2003年から小学校に通い始め
2009年8月14日に胃がんにより亡くなったそうです
息を引き取る瞬間まで
おじいさんは獣医の夢を諦めず
勉強を続けていたそうです
おじいさんご本人です
偏見や嫌がらせにも負けず
おじいさんは勉強を続けていきました
夢を実現させる為に・・・
この映画は緩やかな展開ではなく
面白く、時に涙を流しつつ
観られる作品でした
作り手側の方も上手かったと感心しましたね
人は確固たる信念を持っていれば
たとえ実現できなくても
幸せな人生を送れるのかもしれませんね
おじいさんのご冥福をお祈りいたします
僕はこの映画に出会えたことに感謝します('-^*)/
観て欲しい映画というより
観て何かを感じて欲しい映画だったかと思いましたね
観るべき映画だと思います