建築関係の会社に勤務しています。
今年の夏の秋田を襲った未曾有の大水害。
川沿いや低い土地では、床上浸水の被害にあったお宅が多々あります。
災害が起こると、建築関係は忙しくなります。
本業は業務ですが、会社の軽トラで連日材料を運びます。
主に、張り替え用の床材や断熱材です。
対応してくれるのは大工さんで、別々の現場で同じ大工さんが掛け持ちをしている場合も多々あります。
水害の件数に対して、絶対的な大工さんの人数が足りないのでしょう。
水害の被害に遭われたお宅は、同じ地区に集中しているので、手付かずのお宅もまだまだあります。
秋田市内なら、広面、楢山、牛島、大住。
稀に、施主さんがいらっしゃる事があるので、少しお話しをする場合もあります。
あの水害の日の状況を詳しく教えてくれるお父さん。
老夫妻に「これで人間らしい生活が出来ます」と言われた時は、忙しい中での配達が報われたような気がしました。
連日の残業ですが、仕事ではあるものの、自分が今秋田に出来る事と思い、軽トラを走らせています。
今年の夏以降の断熱材の出荷数量は、ちょっと異常でした。
その分、会社は潤うけど、それが社員に還元されるかは、また別の話しです(笑)
暖かく穏やかな年末を過ごしています。
今月降った雪も、ほぼほぼ消えました。
来るべき新年を厳かに迎えたいと思います。