日曜日は、岩手県宮古市で開催された、宮古サーモンハーフマラソン大会に参加して来ました。
4年ぶりの参加と共に、以前とは違うコースに、初めて参加するマラソン大会のような興奮が隠しきれません。
晩秋の宮古シーサイドコースを、駆け抜けて来ました。
シャトルバスで、宮古運動公園に移動して、午前9時半スタートです。
宮古運動公園の裏側には、宮古湾が広がっています。
いきなり、防潮堤の登り坂を登ります。
眼下に広がる宮古湾の絶景!
海を見ながら走るなんて、もう素晴らしいマラソンコースです。
しかし、海岸線と言う事で、アップダウンの連続です。
かつては、フラットの高速コースだった、宮古サーモンマラソン。
アップダウン連続の、岩手県屈指の難コースに変わりました。
海岸線を折り返して来ると、一人のランナーに話し掛けられました。
「田沢湖マラソン走ったんですか?」
5年ぶりに宮古で、お会いしました。
毎年秋田内陸100kmに挑んでいる、新潟県村上市の67歳のランナーさんです。
暫し、談笑(^^)
並走していましたが「先に行って下さい」とおっしゃいました。
大変、嬉しい再会です。
これは、もう頑張るしかありません。
片側通行止めにした、国道45号線を走ります。
広いスライドで、なかなかいい感じで走れました。
しかし、調子に乗ると、またまた登り坂…
住宅街の声援に答えながら、登ります。
終盤は、昔のマラソンコースに戻って来ました。
懐かしくて、涙が出そうです。
そして、最後に宮古大橋の登り坂。
繁華街に入ると、風にたなびく大漁旗が復興の象徴のように思えて、胸が熱くなります。
ラストスパートに見えなくても、ラストスパートです。
2時間14分13秒。
燃え尽きました…
そのまま、振る舞いの列に並びます。
鮭汁と鮭ご飯です。
冷えた身体に沁み渡ります。
しかし、先に着替えるべきでした。
荷物を受け取り、完走証を戴くと、寒くて震えが止まりません。
着替える頃には、指先の感覚がありませんでした。
この季節は、着替え最優先ですね。
宮古サーモンマラソンの新コースを走りました。
もう、素晴らしいシーサイドコースでした。
ボランティアの皆さん、ありがとうございました。
宮古の皆さんの熱い声援が、パワーになりました。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
盛岡から宮古までは、素晴らしい自動車専用道路があり、快適なドライブでした。
雪が降る前に、帰りましょう。