午前3時、起床。
午前5時、自宅を出発しました。
午前6時、会場到着予定でしたが、渋滞して来たので、大潟村方面から、サクッと突入しました。
日曜日は、秋田県男鹿市若美地区で開催された、日本海メロンマラソンに参加して来ました。
実に、3年ぶりのメロンマラソンです。
オレにとっては、4年ぶりの参加となります。
大会当日の高温を危惧して、ハーフマラソンのスタートは、午前7時半です。
うろちょろしてたら、あっちゅー間にスタートです。
そして、あっちゅー間に、汗だくです。
気温は、まだまだ30度には満たないと思いますが、とにかく日差しが暑い!
適当に並んでいたので、スタートから次々と抜かれて行きます。
やがて、同じスピードのランナーたちが周りに増えます。
「ビリだべが!?」と言う不安がよぎりましたが、時計を見ると1km7分以内をキープしているので、ここままのペースで行きます。
緩やかなアップダウンが、続きます。
日差しが強いので、なるべく日影を走ります。
汗は、止めどなく流れます。
給水所以外は、立ち止まらない事にしています。
遅くても、黙々と走ります。
やがて、中間地点手前の宮沢海水浴場。
コロナ禍で、海の家の皆さんの応援はありませんでした。
でも、宮沢海水浴場は、気持ちが高鳴ります。
給水所で、水を飲み、水を被り、後半戦に備えます。
10kmを70分で、走りました。
予定通りです。
このまま行きたいものです。
しかし、限界は突然やって来ます。
夕陽温泉WAOの前の緩やかな登り坂を登っていると、限界がやって来ました。
「嗚呼〜ダメだこりゃ!」みたいな。
ここからは、歩いては、走っての繰り返しです。
登り坂は歩いて、下り坂とフラットは、なるべく走るようにしました。
走ると言っても、もうジョギングペースです。
そして、次の給水所の何と遠い事!?
そんな時に助けてくれるのが、若美地区の住民の皆さんです。
温かい応援と共に、シャワーで放水をしてくれます。
頭を冷やして、背中に水を掛けてくれます。
そして、また、走り出します。
嗚呼〜マラソンに、戻って来たなぁ〜って、感じです。
ダメな自分、不甲斐ない自分…
若美の皆さんの温かい応援に、感極まります。
しかし、途中のkm表示に愕然とします。
あれだけ苦しんだのに、まだ2kmしか走っていない。
ただただ、苦しいだけ…
しかし、最高に楽しい…
この矛盾した、ふたつの感情を何と説明したら良いのだろう!?
やがて、大潟村に続くT時路を過ぎます。
ここを過ぎると、「あと2km」の表示。
昨日と今朝、確認しているので、残りの距離が解ると、少しだけ元気が出ます。
気持ちの問題でしょうけど、ここからの2kmは、不思議と短く感じました。
ゴールへと続く、最後の激坂!!!
勿論、歩きましたが、何か(笑)
そして、ラスト1kmは、走り終えたランナーたちからの大声援が…
しかし、それはオレに対してでは無く、次々とゴールへと向かう親子マラソンに対しての大声援でした(笑)
小学生たちに次々と抜かれる、初老のメタボランナーが一人…
切ないものですが、それでもオレの存在に気付いて、応援してくれる圧倒的少数民族たち。
普段の生活の中で、応援される場面など、ほぼありません。
「マラソンに帰って来たんだなぁ〜」って思うと、胸が熱くなります。
2時間44分4秒。
見事なまでの、ハーフマラソンワーストタイム!
それが、どうした(笑)
ゴールして、戴いたポカリスエットのペットボトルは、何と1.5ℓ。
そして、そのままシャワーに突入しました。
よみがえる(^^)
3年ぶりに開催された、日本海メロンマラソン!
関係者の皆さん、大変ありがとうございました。
給水所のボランティアの皆さん、若美地区の皆さん、命の水をありがとうございました。
ハーフマラソンで、こんなに歩いたのは初めてです。
ちょっと格好悪いけど、これが現時点でのオレの実力だし、ゴール後のダメージを考えたら、ある程度の歩きは正解かと思います。
また、精進して出直します。
汗だくになり、全身びしょ濡れになり、まるで、夏休みの子供のように楽しませて貰いました。
日本海メロンマラソン、控え目に言って、最高でした(^^)