映画館も商売なので、オレのお気に入り映画とは言え、数週間で上映が終わる作品もあります。
今作品も、少し気を抜いたら、1日1回の上映になっていました。
このパターンで、見逃した作品が多々あります。
慌てて、土曜日の夕方に、定価¥1900で観て来ました。
耳の不自由な家族の中で、唯一耳が聞こえる少女ルビーが歌の才能を認められ、夢と現実の狭間で葛藤します。
何て、優しい映画なんだ(涙)
父ちゃんも、母ちゃんも、兄貴も、耳が不自由だけど、当たり前だけど、全くめげていません。
父ちゃんは手話で汚ない言葉を使いまくるし、兄貴は酒場で舐められたら殴り掛かって行きます。
オレが同じ立場だったら、果たして、この家族のように、強く生きて行けるだろうか!?
そして、主人公ルビーが、もう健気で可愛くて仕方ありません。
少し家族を恥ずかしく思う気持ちもあり、学校では変わり者扱いされています。
そして、家業である、漁業と学校の両立!?
大好きなクラッシュの『I FOUGHT THE RAW』を目覚ましにして、朝3時に起きる。
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ🎵
主人公ルビーを演じる、エミリアジョーンズちゃんが、メチャクチャ可愛い(^^)
しかし、この映画の素朴で垢抜けない頑張り屋の彼女に魅了された訳で、画素検索すると、思いの外美少女で、何かガッカリしました!?
この複雑な男心、解って貰えるだろうか(笑)
それは、ともかくとして…
とても、素晴らしい映画でした。
登場人物たちが、皆さん魅力的です。
特に、V先生の厳しくも愛のある指導が素晴らしいと思いました。
終盤は、涙腺崩壊です(涙)
恥ずかしいくらいに、泣いてしまいました。
まさに、そこにあるのは「あいのうた」です。
ルビーとこの家族の未来に、幸あれ!です。
歌う事の素晴らしさ、家族を大切に思う事の素晴らしさに感銘を受けました。
これからも、家族や友人や大切な仲間たちに、優しく接しようと思える映画でした。