おめでとう、スワローズ。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。昨シーズン、スワローズは20年振りに日本一に輝き、昨年12月8日に第2弾グッズの受注が締め切られました。

 間際に滑り込んで注文を致しましたが、最長で9週間後から順次発送という商品が含まれておりますので、それまでには記事をまとめようと自分に言い聞かせたのが12月16日

 

 

 想定を大幅に超える申し込み数と、コロナ禍に起因する海外の生産工場の遅滞で到着が遅れたというアナウンスがあり、用意していた写真を慌てて並べているうちにめでたく到着となりました。
 この3ヶ月間、選手やスタッフの皆さんは新シーズン開幕に向けて一生懸命励んでいたというのに、ツグミーナったら一体何をしていたのかしら。

 

 

 などと言っても始まりません。激闘を1戦ずつ思い返し、前進する気力の灯火を燃やそうと思います(BGMは『JAGUAR '13』)。誌面を撮影したものをそのまま使うと問題がありますから、つば九郎に手伝って貰って……京セラドームでの初戦はアウェーで、彼は留守番でした。

 この夜はsukekiyoの『Candis』MVが公開されまして、その世界に浸ることで気持ちを切り替えることができました。♪恋じゃーない 愛じゃーなきゃ嫌・いや・嫌っ! 有難うございます。

 

 

 2戦目、20時半まで抑えられていた打線が遂に壁を打ち砕き、高橋奎二投手が素晴らしい投球で完封。スワローズ的に開幕おめでとう。

 次戦からはスワローズの本拠地である神宮で行うはずでしたが、オリンピックが延期された影響で明治神宮野球大会と日程が重なってしまい、東京ドームを借りることになりました。

 

 

 東京へ移動して3戦目、ちょっと前にスワローズの監督を務めていた真中さんが始球式。今やスワローズポンタと呼ばれる存在です。冬毛なのか一段とむくむくでした。

 内容は21時を回っても7回という濃密な進行で、立ち上がって試合を見ながら刺繍枠を手に楽天イーグルスのロゴを刺繍していたのは過去記事に記しました。21時50分、俺たちのマクガフ投手が踏ん張ってゲームセット。毎日真中が始球式してくれればいいのに。

 

 

 4戦目。Juice=Juiceから金澤朋子さんが卒業するという横浜アリーナ公演の日でした。上の空で入浴していると、試合中継を横目に観ている家族が叫んだため、全裸で戦況を確認しに飛び出す始末。

 同点になってしまいましたが、チームを信じて再び風呂へ。勝ち越して最後は俺たちのマクガフが締めてオスナが全力で一塁へダッシュして21時にゲームセット。3勝目。

 

 

 5戦目。試合前、実家のオカン女王より電話がありました。「あなたはまだスワローズを応援したりしてるの?」と尋ねられて動揺。実家を出て以来、野球の話題を出してないもので戸惑いながらも、「さようでございます」と答えました。

 「テレビで言ってたけど、今日は高津監督のお誕生日らしいよ」とのことです。既知の情報ですが、気に掛けて頂いて有難うございます、母上。彼にとって試合日と誕生日が重なることなんて今までなかったと思いますね。

 

 

 21時20分までもつれた試合は、オリックスが勝ちをもぎ取りました。まさしく死闘。しんどい気持ちで報道各局の野球ニュースを眺め、翌日カップdeヤクルトを探しに行くことを誓って就眠。今年の4月下旬まで販売予定だそうです。

 

 

 この日と翌日の京セラドームはAAAのコンサートで埋まっており、舞台は神戸のほもフィとなりました。屋外の現場は日没前で既に8度。6戦目、試合前にはブルペンに火鉢が置かれて両陣営のファンは騒然となります。

 激闘が続く20時前、神宮球場のtwitterが、「Just Believe」の一言と共に、スタンドに集まって祈る燕ファンの画像をツイートしました。そしたらもうLUNA SEAの『Believe』に頭を支配されてしまい、23時までアイシンアイビリッとひたすら唱えるのみ。

 

 

 試合開始から5時間、全てが終わりました。山本由伸投手という途方もなく高い壁を超え、20年振りに日本一へ辿り着く夢が叶ったのです。日シリにおける山本投手の投球、あの存在感を一生忘れられないと思います。

 

 

 むくむく真中さんは日シリの勝敗数予想を的中させましたし、やはり名将です。監督時代の後半は怪我人の山だったからさぁ。いつも割とそんなんだけど、あの頃は例年の3倍くらいだった感じ。

 つば九郎がブログの優勝報告で天国のノムさん&サッチー(20年前のレジェンド監督夫妻)に言及した時には涙とハニャミズが止まらなくなりました。普段はアレなくせに、銀河一のマスコットだよ! ラブ!

 

 

 以上、個人的な思い出をもとにメモを書き連ねました。野球に関して技術的なことは分かりませんので、後から読み返して自分が何を思って観戦してたのか分かればいいんだ。そんな感じです。

 日本一記念タオルはキラキラ糸が用いられたゴージャス仕上げです。心細くなったときにさすったり握ったりしようと思います。

 

 

 12月16日の記事で登場した謎のボールは未だに窓の外でわたくしを見つめていました(この物件、敷地内の掃除なんか一切入らないっぽい)。空き瓶も一緒です。きっと野球の妖精さんに違いありません。気長に見守っていて下さいまして有難うございます。デタラメですがようやく記事が仕上がりました。

 以上、昨季の日シリメモリーでした。新しいシーズンは既に始まっており、新しい目標を掲げて活動する選手の皆さんの姿を見るのが楽しみな毎日です。良い1年でありますように。それを願って本日は擱筆致します。最後まで目を通して頂きまして有難うございました。ごきげんよう。