以前、何かのテレビ番組で絶賛されていた。
単行本は手にする習慣がないため、
文庫化か、古本落ちを待っておりました。
やっと、読めました!
コンビニしか、行かない人の話
…と思っていたら、ちょっと違って、
コンビニ勤めにしか
生きがいを感じられない主人公と、
それを取り巻く人びとの、価値観の話。
…一気読みしました。
予想と違った。
でも、とても読みやすい文章。
温度感としては、
夫のチンポが入らない、に近いけれど、
共感できる心理描写もあまりなく、
もはや、ミステリー感覚…。
古倉さんの、
こどもの時のエピソードから、
もー、度肝を抜かれる。
わからない…
言ってることは、わかるけど、
なんでその思考回路になるの?
白羽さんに至っては、
もしも職場にいたなら、胸ぐらを掴んで
説教させていただきたい。
腹立つー‼︎
しかし、わたくしの、
物語を咀嚼する能力が足りず、
モヤモヤが残っているのも事実。
若いときは、誰しも
なんか可能性がある感じで、
アウトプットが偏ってても
気にならないけど、
年齢すすむと、
多分30歳過ぎたくらいかな、
社会的な地位か、
築いた家庭か、
両方…せめて片方はないと、
なんかもー、
残念決定…みたいな気がしてしまうように
なったのを、正直実感している。
本当は、
どちらにも当てはまらないとしても
生きがい、があれば、
本人は、
多分結構幸せ感じていると思うけど、
人からみたら、ね。
なんて、どーしても、思ってしまう。
ちっさいんです、人間。
社会的な地位があっても、
よさげにみえる家庭があっても、
幸せが確定するわけでは
ないのですが、
なんだかんだ、
不安要素が減るとは思うし…。
なので、
自分も漏れないようにヒヤヒヤしつつ
(だいぶ漏れてるけど)、
定職に就かず、
趣味と、
生活の安定に結びつかない恋愛に
没頭する友人には、
あのぅ…
これからどうするの…?
老後とか、大丈夫…?
と、チラリと言ってしまったり、
今好きなことが、
仕事になったらいいね!
とか、結局そこかい、っていう
現状を肯定していそうで
していないコメントをしてしまう。
いやー、本当に、ごめんなさい。
結局、軸が自分の中になくて、
外にあるんです。
あなたのことを、
手放しで見守る度胸も、
見放す気概も、
万が一の時には力を貸す覚悟も、
ないのです。
だから、つまらないこと、
言っちゃうんです。
ごめんなさい。。
ひとの人生、
ひとの生き方、
何も言わないのが、ベストなのかな。
だから、最後脇目もふらずに
最終結論を出した主人公は、
もはや清々しい!
うん、もーいいよ。
人にも全然迷惑かけてないし。
ムリせず、
ヤル気の出ることして、
現世は、やり過ごそう!
…で、来世があるなら、
来世こそは「フツウ」の感覚で、
「フツウ」の幸せを‼︎
って、やっぱり「フツウ推し」しちゃう私。
本当は、自分こそ、
「フツウ」を目指して
ムリしちゃってたりするからね!
たいがい、そんなもんかもね。
人に迷惑かけなければ、
ちょっと変でも、よいか。
と気を取り直した一冊でした。