和歌山T様合格体験記後半 | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

土地家屋調査士受験に役立つ内容を盛り込んだブログです。

3:過去問、金子塾の教材をしゃぶり尽くせ

特に書式問題は数が少ないので貴重です。問題を何度も繰り返して解くのはもちろん、覚えてしまうぐらいやりこんだら。解答を見てどんな問題か再現していくのです。例えば「申請人はどんな立場の人で、建物を増築したのに合わせて一部地目変更登記を・・・」

私は、金子塾の教材は徹底的に活用したので、「択一クリアのこの部分誤植じゃないですか」とメールしたこともありますし、「こうした方がわかりやすいのでは」などと意見のメールを送ったこともありました。(金子先生をヨイショしながらも、生意気な受講生でした。)

意見をいただくのは大歓迎です。こういうことを言ってはけしからんと言われそうですが,一人で作っていますので,チェックをしても100パーセント誤植ゼロはなかなか難しいのが実情です。誤植のご指摘は助かります。

 

4:条文そのものを読む学習も効率的

金子塾では、条文参照は義務にはされていなかったと思います(重要な条文については、必須なのは当然です。)。初学者のうちは、条文を読んでもピンときませんし、政令や規則に具体的な内容が委任されていて、あちこち調べないといけないので学習がはかどりません。しかし、最後までそれではまずいと思います。最低でも中級者以上になったときは、条文の通読をしておくべきです。時間が無いときに何を優先するかは、自己責任で取捨選択するしかないのですが、法令は過去問以上に重要だということは忘れないでください。受験直前には、不動産登記法を、通読して下位の規則に委任されている部分も含めてどういうことが書かれていて、どういう条文と絡んでいるのか分かっている状態でないと、本試験合格レベルに達したとはいえないと思います。それに、条文そのものに日頃から触れていると、正誤問題に気付きやすくなることも利点です。そいうのも、択一問題の選択肢は条文の表現をそのまま使っていることが多いからです。慣れているとどこが違っているか気付きやすのです。択一問題を解くスピードも早くなって一石二鳥です。

条文は読まなくていい。条文よりも過去問の方が大事だ。条文を読むことは効率的な学習ではない。条文を読んだ方がいいのは確かだけど,その内容を把握して自分の学力にするための時間は働きながら学習する受験生にはないと思う。T様は短時間で把握できる力量があるのでしょうが,特別な人だと思います。合格した後は,登記所と相談する等仕事をしていく上では条文を把握しないといけませんが,働きながら学習する受験生の勉強時間(一日二時間から三時間)を考慮すると,条文の把握にさける学習時間は無いと思う。金子塾の塾生は択一クリアーを把握してもらえば十分。比較的簡単に把握できる条文は講座の資料でご紹介していますが,それでも,把握できなければ参考程度に見ておけばいい。

 

5:音読は効果的

時間かかるし疲れるけど音読は、はっきり言って効果的です。

目だけで追っている黙読は、インプットの効果しかありません。

音読するだけで、目から得た情報を脳に蓄積(インプット)するだけでなく、口から出す(アウトプット)の効果があります。ある程度の音量で読めば、更に耳からの情報入力にもなるのでしょうが、のどがカラカラになりやすいので、私はつぶやくぐらいにしていました。それでも効果ありますよ。眠気を抑える効果もありますし。

音読は賛成です。通常は黙読でいいけど,時に声を出して読むのは効果的だと思います。気分転換にもなると思う。奥様の声が好きな旦那様,御主人の声が好きな奥様は,奥様や御主人に読んでもらって,それを聴くのもいいのではないでしょうか?

 

6:書式が書けないときは、イメージトレーニングをしよう

どこの部分から書くか、次はどうするのかという手順をルーティーンのように確立させましょう

今年の合格者福岡S様も,同じことを言っています。合格者の合い言葉ですね。毎日練習し,試行錯誤することで,自分なりのベストなルーティンを完成させることは合格必須条件です。

 

7:建物の計算は、通常の電卓がお勧め。

私は指が太くて、関数電卓を押し損ねることが多かったので、大型電卓を愛用していました。

土地の計算と異なり、登録座標を計算に使うことがなく、四則計算で十分だからです。

特に、区分建物の壁厚を引き計算は、関数電卓より速いと思います。

計算方法:2m、5m、10m、12mの壁心距離から壁厚0.15mを引きたい場合

2-0.15=(答え1.85が表示)。そのまま(CやACボタンを押さないまま)5=、10=、12=と押す。

床面積計算も関数電卓にはM+しかないが、大型電卓にはM+だけでなくM-もあるので、全体面積から引いての計算が速いです。

人それぞれでしょう。T様の意見が当てはまると思う人はやってみては?私は関数電卓二台の方がいいと思いますけど。

 

8:気持ちがのらないときは、合格体験記を書いている自分をイメージしよう。

考えているうちに、やる気が戻ってくることもあります。気持ちを切らないように。継続は力なりです。

 

以上です。受講生の皆さんの頑張りを応援しています。

 

講座のお申込み,お問い合わせは下記アドレスまで(※ひやかし,いたずら,他校の偵察等もあり,氏名だけのお問い合わせには応じません。)

knkclear@gmail.com