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未登記のゴルフ場のクラブハウス。
一部の増築工事を開始した矢先に銀行から融資を受けることになり表題登記を申請する必要が出てきた。
現場は一部をブルーシートに覆われた状態。
はたしてこの状態で，新築時の状況を把握して表題登記を申請できるのか否か。
直前的中模試第６回の建物の問題は実務雑誌の実例をベースにした問題を出題した。
Ａ：この状態でも表題登記を申請することができるので，表題登記をやった後，後日増築による変更登記をする。
Ｂ：この状態では表題登記を申請することができないので，増築工事完了後に表題登記をする。
事実関係の記述に決め手となる文言を入れて，今回はＡにするか，Ｂにするか。
作成時，どちらで作るか迷った。
問題を解かれた受講生は迷うことはなかったのか？
ＡかＢかの判断はほとんどの人ができていた。事実関係の記述から適切に申請すべき登記を判断できたようだ。
しかし，作図ミスが多い。
特に各階平面図。
周囲の長さの数値を間違えている者が何人かいる。非区分建物である。問題の見取図の数値の読み取りミス。ラッキーなことに床面積の計算には影響していなかったが，床面積の計算に影響していたら大幅減点をくらう。
作図した後は，周囲の長さの数値のチェックを！
また，定規をあてて形状のチェックを！周囲の長さに比べ，長すぎる，短いが結構あったぞ！
成績上位１３名を本試験合格（基準点クリアーで，総合点７８点以上）としました。
直前的中模試第６回成績
申込人数３４名 答案提出者１８名
択一基準点 ３５．０点（１４問正解）
書式基準点 ３３．０点
１位 千葉 Ａ様 択一45.0＋土地23.0＋建物21.5＝89.5
２位 神奈川 Ｔ様 42.5＋25.0＋20.0＝87.5
３位 鳥取 Ｋ様 42.5＋18.5＋22.0＝83.0
４位 神奈川 Ａ様 40.0＋22.0＋20.5＝82.5
５位 東京 Ｙ様 45.0＋13.0＋23.5＝81.5
５位 長崎 Ｔ様 37.5＋23.0＋21.0＝81.5
７位 静岡 Ｔ様 42.5＋16.0＋22.5＝81.0
８位 東京 Ｋ様 40.0＋20.0＋20.5＝80.5
８位 神奈川 Ｋ様 37.5＋19.0＋24.0＝80.5
10位 福井 Ｈ様 35.0＋21.5＋23.0＝79.5
10位 福岡 Ｓ様 37.5＋21.5＋20.5＝79.5
12位 北海道 Ｋ様 37.5＋19.0＋22.5＝79.0
13位 三重 Ｙ様 35.0＋23.0＋20.5＝78.5
※択一書式の講評は後日にいたします。
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