平成29年本試験土地コメント | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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直前に無料自習室を利用しに茨城から来ていた頑張り屋のFさん。

結果報告のメールをいただいた。

 

土地家屋調査士試験を受けるのははじめてでしたが、他の資格試験とは比べようもないくらい過酷なものでした。土地家屋調査士試験は「資格試験のトライアスロン」と言われますが、まさにその通りです。2時間半という限られた時間で、択一やって計算機使ったり図面書いたりと、知力だけでは足りない強い精神力も必要だと痛感させられました

 

「土地家屋調査士試験は「資格試験のトライアスロン」と言われます」

誰が言っているのか知らないが,うまいことを言うね。

2時間半の時間内に解き切るのは,知識だけでは難しいと思う。

しかし,全部を解き切ろうと思わなくてもいい。

私は「土地は全部やろうとするな。」と言っている。

座標値は最低1個だけは出しておいて,その他の座標値の算出は捨てていいから,他を仕上げろと。

 

今年の本試験,私の模試を受講している皆様なら,私の声が聞こえてきたはずだ。

「Cは出せ。HとIは捨てていから,他を仕上げろと。」

それで合格だ。Cを出せば,地積更正登記の要否も作図も正確にできる。減点されるのはHとIの座標値と(イ)(ロ)の地積,地積測量図の一部の辺長だけだ。

土地については,これだけでも,少なくとも7割5分は稼げる。近年の本試験で合格に必要な点数はゲットできる。

 

Cは絶対に出さないといけない。

模試の講義の際,毎回のように,「座標値全滅はダメ。」と言ってきた。

近年の本試験では,容易に座標値を出せる点が必ず一個はあるので,それは絶対に出すこと。

座標値全滅で合格している者は圧倒的に少ないので,座標値全滅はダメだと。

今年の本試験では,Cがそれだ。

 

第2欄。ほくそ笑んだ。待ってましたの記述だ。

地積の相当性の判断に関する不動産登記事務取扱手続準則第70条と第72条第1項は書かされる可能は大きいので,レベルアップ講座の書式で書き方を述べている。

まずは,比較する二つのもの「差」と「限度」を箇条書きする。その後,「差」が「限度」を超えるときは地積は相当でない,「差」が「限度」内であれば地積は相当であると文章にするとスムーズに書けると・・・。

なお,地積更正登記の要否の判断に必要な分筆後の土地の地積については,HIが出なくても,ABCDEで算出すればいい。

 

第3欄。地積の更正の登記については,分筆の登記の申請をする前提として完了しているのか否かを確認する必要があるが,どこにも完了しているとする記述はなく,問3の問題文において「分筆の登記以外に必要な土地の表示に関する登記(合筆の登記を除く。)がある場合は,一の申請情報により申請するものとする。」とあるので,分筆の登記の前提として必要な合筆の登記と地積更正登記のうち,合筆の登記だけが既に終わっていると読むのが適当である。よって,地積の更正の登記と分筆の登記の一括申請の申請書を作成するのが望ましい。なお,地積の更正の登記は合筆の登記とも一括申請できる登記であるが,本問では一括申請しない方向で解答するのが適当である。なぜなら,問題に示された内容から,「合筆前の土地について地積の更正の登記をする必要がある」とは言い切れないからである。

 

第4欄。C点さえ出せば,正確に作図できる。HとIがからむ辺長は計算できないが,それ以外は満点だ。

 

合格するためには,最低7割は正解したい。