７月も半ばになり，梅雨も明け，暑さも増してまいりました。本試験まであと一月となりましたね。受講生の皆様，お元気でお過ごしでしょうか。ＬＥＣ東京リーガルマインドで土地家屋調査士の受験指導をしています講師の金子です。
さて，平成１８年９月から調査士受験のために，日常の出来事とミックスさせながら受験に役立つ情報をつづってきた私のブログ「カネコのちょっと役立つハナシ」をこちらでリニューアルオープンすることになりました。今後とも，皆様のお役に立つ受験ネタを提供していたきたいと思っていますので，受験勉強の合間にでも読んでいただければと思います。
７月１２日の日曜日は東京都議会議員選挙でした。私も近くのコミュニティセンターへ投票に行ってきました。
暑い中，汗を流して選挙活動をする候補者。ベテランもいれば，新人もいます。ポンと出てきた民主党の新人候補がベテランの自民党候補を負かすなど，民主党圧勝，自民党惨敗という結果でしたが，勝者と敗者しかない結果は調査士受験を見るようです。
笑顔で喜べる「勝者」は当選者だけ。落選した候補者は，僅差であろうと，最下位であろうと皆同じ「敗者」です。残酷ですね。厳しいですね。
調査士受験も同じです。勝者と敗者しかいません。
近年の調査士試験の合格率（＝合格者÷受験者）は約８パーセント。１００人の受験生の中で合格して笑えるのはたったの８人，９２人が泣くことになります。１００人中９位になることも大変なことですが，９位では何の評価もされません。９位と１００位は同じ評価，敗者です。
１００人中８人の勝者になるには何が必要なのでしょう。学力，知識も必要ですが，異様な本試験会場の雰囲気に飲まれず，実力を発揮するには，自信が必要だと思います。「自分の力を発揮できれば，合格できる」という自信です。「自分を信じること」が合格には欠かせないことだと思います。
それでは，どうやったら自分を信じることができるのでしょうか。私は，一日一日最大限の努力をすることだと思います。資格試験における合格プロセスは「努力→自信→合格」。日々の努力によって自信をつけて，その自信で合格を勝ち取るのです。 本試験会場で「限られた時間の中で精一杯の努力をした」と自分に言えるようにしましょう。そうすれば，「精一杯の努力をしたのだから，自分の力を出せば，いい結果が出る。」と自分を信じることができるはずです。この自分を信じることが合格に結びつくはずです。
努力は裏切りません。努力をした人には，必ずそれだけの結果が返ってきます。
努力は不可能を可能にすると思います。
受講生の皆様。本試験まで残り一月となりました。わずかな時間ですが，合格を勝ち取るために，悔いの無いように精一杯の努力をして下さい。