こりゃあ秘境です
2023.03.03
山の奥の奥に位置しています
日本列島の背骨あたりだ。
こんなところに到着したんです
下界は春なんですが
観光バスがくるくるとカーブをまわる
なんだ雪が見えてきたぞ
しかも、まだまだ到着の気配はしないのです。
いったい、どこまで行くのだ
途中、鬼怒川温泉、川治温泉と通過してきたが、温泉街は惨憺たる状況だ、とにかく廃業しているところが多かった
驚きの光景が広がっているのです
私達の若い時代には、名だたる温泉街だったのに
まさかの状況に呆然とする
頑張れ温泉街。
ですが、日本全体に昔の温泉地の活況が戻ることは間違いなくないだろう。国家存亡の為に、地熱発電に協力を願いたい。
ですが、日本温泉協会大山会長は6月25日、福井県・あわら温泉のグランディア芳泉で2013年度会員総会を開き、地熱問題について、無秩序な開発に反対との立場を改めて表明し、「温泉と地熱開発は 棲み分けはあっても共存はできない」との考えを示した。
日本にある有効な資源は、現在のところ地熱しかないんです。
湯西川温泉(ゆにしがわ)
平家落人が、湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる。
湯西川の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並ぶ。
この温泉は、まだ活気が少しありそうです
が、まだまだ雪が残っていて、とにかく寒い
湯量豊かな温泉、川魚や山の幸、野鳥・鹿・熊・山椒魚の珍味など四季を感じる地元料理が堪能できるという。
味噌べら等を囲炉裏でじっくり焼いて頂く落人料理も有名。
受付で周辺の観光案内パンフレットをもらうと、宿の真ん前に、平家の里と呼ばれる施設があるという。
平家の落人伝説が残り、独特の風習を継承する湯西川地区の生活の一端を伝える施設だという。
5時閉館となっているので、老体に鞭を打って坂道を走りに走ったところが、まだ4時半なんだけど、どこをどう見ても閉まっているのです
先客の方が
の合図をしてくれた。
残念
文句を言おうにも、なんと車がないではないか担当者は、間違いなく帰っているのだ
いろんな観光地の施設に行っているが、間違いなく初体験です。諸事情のある場合には、張り紙がしてあるのが普通です。
中には,結構な施設があるようなので悔しい
私の住む近くの永源寺の山奥にも、全く同じ平家の落人伝説がある。
平家落人伝説捏造説では、平家伝説は安土桃山時代に突然発生したものだという。
私の住む近くにある
この時期に近江の木地師集団が領主から命じられてその地域に入植している。木地師は木地師文書と呼ばれる、自己の正統性を主張するための宣伝文書を創作するのに長けた人々であった。
木地師はその土地に伝わっていた話を元に、平家物語等に依って平家落人伝説を捏造したのではないかと言われている。
この地に逃れてきた平家の落人たちが、武器や宝物を埋めたと伝えられているのがこの平家塚です。
吊り橋・遊歩道に向かって歩いています。
意外と高いんだ
雪解け水なんだろう、透き通ってつめたそうです
かなりの大木だったんでしょうね
ここから、ぶらりと温泉街を散歩しました。
高房神社 上社
社殿は小さいが、彫刻は素晴らしい。
日光東照宮の職人さんがからんでいるのか
なすや
平家そば・うどんだって、この温泉街結構食べ物屋さんが立ち並んでいるのですが、成り立っているんですね
恒武平氏良文流 1718年創業
日本一の平家神代杉根
推定樹齢 約1200年 火山の噴火で埋もれていたという
鎌倉祭りのイベントの跡
慈光寺
川沿いの小高い丘の上に鎮座す。
湯西川平家の菩提寺で湯殿山神社共々、平家落人の守護神だったようです。
最初、かき餅かと思ったのですが、高野豆腐か
この時期に、この雪の量
真冬にはどうなるんだ
次は、平家本陣で宿泊です。
鹿肉が美味しかった
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栃木県日光市湯西川