お毒味役
Netflixで配信中の『隣の国のグルメイト』で王族の食事が安全か確認することを「기미(キミ)」という、というくだりがありました。기미ってことは漢字は「氣味」かなと思いながら調べてみました。調べてみると実にたくさんの「기미(キミ)」がありました。기미 ※漢字だけ抜粋3.氣味4.幾微/機微7.機尾8.羈縻/羇縻話の流れから日本語で「毒味」ですし「3.氣味」であろうと予想できますが、何もわからない状態で調べたらさらに迷宮入りになりそうデス。わからないことは辞書を調べればいいといわれますが、同音異義語がたくさんあると辞書を調べても解決しないワケで、これが挫折の原因になることもあるワケで。やはりドラマや映画で話の筋がわかっている中から調べたい言葉を探すのは良いですね。기미(3)の意味はいくつかありますが、今回求めている答えと思われるものはコレです。1.匂いと味をあわせていう はて。「毒味」という意味が出てくると思ったのに違うなぁというワケでNAVER辞書ではなくNAVERに「기미」を聞いてみました。기미우리말에서 '낌새'의 뜻을 지니는 '기미'는 한자어 '幾微/機微'입니다. '기미(幾微/機微)'는 '어떤 일을 알아차릴 수 있는 눈치. 또는 일이 되어 가는 야릇한 분위기'를 뜻하는 '낌새'의 동의어로 '기미를 알아차리다', '기미를 느끼다'와 같이 쓰입니다.キミ(日本語に訳すと)韓国語で「낌새:気配」の意味を持つ「キミ」は漢字語「幾微/機微」です。 「キミ(幾微/機微)」は「あることに気づくことができる勘あるいは、何かなっていく妙な雰囲気を意味する「気配」の同義語で「気配に気づく」、「気配を感じる」のように使われます。いや、これは4.の機微の説明ですよね。3.の氣味はあまり使われなくなったのかな。ドツボにはまってきました日本語で検索してみます。日本語の「機微(きび)」とは、表面には現れない、かすかで微妙な心の動きや物事の繊細な変化、事情を示す言葉で、相手の気持ちの「モヤモヤ」や、言葉にならない細かなニュアンス、人間関係の複雑な背景などを察する能力・感覚を意味します。(AI調べ)日本語の「気味(ぎみ)」は、名詞や動詞の連用形(ます形)について「少し~の感じがある」「~の傾向にある」{~のJY隊に近い」という意味を表す接尾語で、「風邪気味」「太り気味」のように、はっきり言い切れない状態や主観的な感覚を曖昧に表現するのに使われます。「不気味」「気味が悪い」のように「感じ」そのものを指す場合もありますが、接尾語としての「ぎみ」は「~がち」や「~っぽい」と似て、一時的な変化や傾向を指し、多くはマイナスの状態(体調不良や不足など)に使われることが多いです。(AI調べ)「 機微」も「氣味」も日本語にすると近しいような気がしますね。そっか。氣味という漢字の使われ方(というか意味、解釈)が日本と韓国で違うのですね。確かに日本語で「風邪気味」をそのまま韓国語にして友人に伝えたら意味が違うと言われたことを思い出しました韓国語では「김기 기운이 있다(風邪の気運がある)」や「감기에 걸린 것 같다(風邪引いたみたい)」といいます。日本語の「~気味」という意味を韓国語に直訳できないので苦労したのでした。う~ん、「キミ」が表すであろう毒味の意味を調べることから離れていくけれど、おもしろい中国で「氣味」がどんな意味なのか、日本と韓国で使われ方が違う意味がわかるか、別途掘り下げてみようと思います。(追加記事が出なかったらわからなくて挫折したと思ってください)「毒味」の話に戻します。「氣味」の意味が思ったより深い沼にハマったので、キミは味見にトドメて「기미상궁【氣味尚宮】」について調べてみました。기미상궁【氣味尚宮】조선 초기, 왕의 식탁은 생존과 직결된 문제였습니다. 권력 투쟁이 치열했던 시기, 독살 시도는 빈번했고, 왕조차 마음 놓고 음식을 먹을 수 없었죠. 세종 대왕 때부터 공식화된 기미상궁 제도는 이런 배경에서 탄생했습니다. 이들은 왕에게 올릴 모든 음식과 음료를 먼저 맛보고, 독성 여부를 판단했습니다. 단순히 맛을 보는 것이 아니라, 은수저로 액체를 젓거나 향을 맡아 독약을 식별하는 등 과학적 방법까지 동원했죠.キミサングン朝鮮初期、王の食卓は生存と直結した問題でした。権力闘争が熾烈だった時期、毒殺の試みは頻繁であり、王さえ心のままに食べ物を食べることができませんでした。世宗大王の時から公式化された氣味尚宮制度は、このような背景から誕生しました。彼らは王が食事をする前にすべての食べ物や飲み物を味わい、毒の有無を判断しました。単に味を見るのではなく、銀のスプーン・箸で液を混ぜたり香をかいで毒薬を識別するなど、科学的な方法まで駆使しました。韓国語の「氣(キ)」は気運や息づかいを意味し目に見えない気運を表します。「味(ミ)」は味と匂いを意味し、食べ物の感覚的な属性を表します。つまり「氣味(キミ)」という言葉は単に味や香りという意味を超えて、ある雰囲気や感触に気づくという意味も込められています。「氣味尚宮(キミサングン)」は朝鮮時代の宮中でお毒味をしていた尚宮です。尚宮の任務はお毒味役はもちろんのこと、食材の管理(料理の新鮮度と品質維持)も担っていたそうです。そして単に毒を検出するだけではなく王の健康に気を配り健康について進言できるという王族の信頼厚い役職といえます。良かった。日本語の毒味に繋がっためでたしめでたしで終わりたいところですが、化学を専攻していたリケジョとしてはなぜ銀のスプーン・箸で毒味していたのか使われた毒は何なのかが気になりますね~というワケで次回は朝鮮王朝時代に使われたであろう毒と毒の検知について調べてみます。え、悪趣味かな