この2週間、ブログを書いていて、ふと…
こうやって書き進めるなら最初に言わなきゃならないことが!
と思い立ち、今、急遽書いてます。
深層水ってなに?
これを皆さんに知ってもらわなければ
記事を読んでもらっても、いまひとつ伝わらない、
でしょ!!
ちょっと難しいかも知れないけれど
岩内深層水はこんな水!
岩内深層水はどこ?
岩内町の岩内港は北海道、西積丹に位置します。
岩内深層水施設の施設俯瞰
日本海岩内海洋深層水(岩内深層水)は日本海、
岩内港沖7.8km、水深300mの地点から取水されています。
小樽からは西に向かって、ニセコからだったら海に向かって
車で4~50分のところです。
深海の水=「深層水」
植物プランクトンが生活できる有光層は水深100mあたりまでです。
それより深くなると、限られた生物しか生活していません。それも水深200mくらいまでで、
さらに深くなるとわずかに細菌などが残りの有機物を分解しているだけの状態になります。
植物から始まる食物連鎖のほとんどは海面から水深200m付近までで行われていることになります。
海洋学では水深200m付近までの海を「浅海」といい、それより深い海は「深海」と呼んでいます。この「深海」の水こそ「海洋深層水」と呼ばれるものなのです。
深層水は、上層の海水と混じり合うことなく、あまり生命活動の影響も受けず、はるか昔から低温のままの別世界でした。
表層水との比較
海洋深層水には、富栄養性、清浄性、低温性などの優れた特性があります。
・富栄養性
- 海水は地球上に存在するあらゆる元素を含んでおり、特に深層水は表層水に比べ
植物生長に必要な硝酸塩、リン酸塩およびケイ酸塩などの無機栄養塩類を豊富に含んでいます。 - 光の届かない深層では植物プランクトンなどは生活できないため、
深層水中の栄養塩類は使われることなく、豊富に残されています。
・清浄性
- 水質を悪化させる有機物や、にごりの原因となる懸濁物が少なく、海水を脱塩する際にも、簡単な前処理(ろ過)で済みます。
- 疾病などを引き起こす病原菌、細菌類、また有害な寄生虫や付着生物があまりいません。
- 環境ホルモンなどの有害な人工物質にほとんど汚染されていません。
- 深層水中にわずかに存在する細菌は「海洋性細菌」で、病原体にはなりません。
- 魚の養殖を行う場合、清浄な深層水で飼育すると魚病などの心配がほとんどありません。
・低温性
- 周年を通して低水温のまま安定しています。日本海側の低温な深層水は「日本海固有水」と呼ばれています。
・安定性
- 海水として無機化が進んでおり、水質が物理・化学的および微生物学的に安定しています。水質の変動が小さく、周年ほぼ安定しています。
ここまではホームページからの抜粋だけれど、
簡単にいうと、日本海岩内海洋深層水(略して岩内深層水)は
とっても不思議な水なんです。
岩内町地場産業サポートセンターという場所で
下記の4種類の水を販売しています。
そのままの水を殺菌したものが「原水」、
水以外のすべてを抽出したものが「脱塩水」、
塩とかミネラル分が濃くなったものを「高ミネラル塩水」
ここまでの水は普通に地場産業サポートセンターで購入可。
それから、注文して納品の日を決めて買えるのが
「高ミネラル脱塩水」、塩は抜いて、他のミネラル分は残っている水です。
夏の暑さで畑の野菜が弱ってきたなとか感じたら
このお水を撒いてあげると一度に元気を取り戻します。
ひとまず、これくらいにしておいて、
またおいおい紹介していきますね。